【住吉まつり】住吉大社の夏祭りとアクセス情報(図解入り)
2018.07.30
夏本番!家族や友達同士、カップルで浴衣を着て夏祭りを楽しめる時期がやってきました。大阪三大祭の1つである住吉大社の夏祭り「住吉祭」(すみよしまつり)でも、毎年多くの人で賑わいます。
ですが、実際にまだ足を運んだことはなく、どんなお祭りなのかよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。また夏祭りといえば、屋台や人の混み具合も気になるところです。
こちらでは、住吉大社の夏祭りの見どころや屋台、アクセス方法など、2018年度最新の情報についてご紹介していきますので、大阪府外からお越しになる方にもわかりやすく解説しています。
目次
1.住吉大社の夏祭り【住吉祭】
2018年住吉大社の夏祭りは、7/30(月)~8/1(水)の3日間です。
大阪中をお祓い(おはらい)する「お清め」の意義があるとされ、古くから地元の人々には「おはらい」とも呼ばれています。
・7/30(月)20時~
宵宮祭(よいみやまつり)※前夜祭
・7/31(火)17時~
夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)
終了後、例大祭(れいたいさい)
※1年で最も重要なお祭りの日
・8/1(水)午後~
神輿渡御(みこしことぎょ)
夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)は、キレイに着飾った夏越(なごし)女・稚児らが茅の輪(ちのわ)くぐる儀式を行います。
17時~境内にある五月殿(さつきでん)の前にて大祓式が行われた後、3か所の茅の輪(ちのわ)をくぐり、本宮に進みます。
また、夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)は大阪府無形民俗文化財にも指定されています。
この夏越祓神事(なごしのはらえしんじ)も住吉祭の見どころの1つではありますが、最大の見どころは神輿渡御(みこしことぎょ)だといわれています。その神輿渡御(みこしことぎょ)の見どころについて次で紹介していきたいと思います。
1-1.神輿が大迫力!神輿渡御(みこしとぎょ)がおすすめ
住吉大社の夏祭りの最大の見どころだといわれている神輿渡御(みこしとぎょ)。別名「おわたり」ともいわれています。
住吉大神の神霊を神輿にお遷(うつ)し、神輿が堺の宿院頓宮(しゅくいんとんぐう)と呼ばれるお旅所までおわたりします。また、神輿の他、約1200名以上の奉仕者が列を作って街道を歩き、大阪市と堺市を隔てる大和川では川の中を練りまわります。
この神輿は重さ約2トン、轅(ながえ)※は、11メートルと非常に大きく、住吉大社の目玉の1つである反橋を渡る姿は大迫力で見ごたえあり!と有名です。
ですので、3日間全て行くのは難しいという方でも、神輿渡御(みこしことぎょ)だけでも見れば住吉祭を堪能できること間違いなしです。
※ 轅(ながえ)とは?馬車・牛車 (ぎっしゃ) などの前方に長く突き出ている2本の棒のこと。
1-2.夏祭りに欠かせない屋台情報
住吉大社の夏祭りの屋台は、およそ200の屋台があるといわれるほど、非常にたくさんのお店が出店します。
2018年度の夏祭りもフランクフルト、ミルクせんべい、たまごせんべい、ベビーカステラ、焼きそば、イカ焼き、チョコバナナ、とうもろこし、から揚げ、りんご飴、いちご飴、みかん飴等の定番の食べ物から、出し巻き、きゅうりの1本漬け、チーズハットクといった変わり種もありました!
また、「えびす食堂」というスペースがあり、ちょっとした居酒屋の雰囲気で屋台の食べ物やお酒などが楽しめて、とてもにぎわっている様子でした!
食べ物だけでなく、金魚すくいやヨーヨー釣りなどもあり、友達や家族、カップル同士でもわいわいと楽しめるのが嬉しいポイントですね。
1-3.ちょっと疲れたら・・・休憩スポットは本宮で
屋台の周辺はとにかく人でにぎわっていて、暑いので長時間歩いていると疲れてしまいます。住吉大社で有名な反橋(そりばし)の上から見てみるとすごい人の数です。
ですので、ちょっと休憩したいなと思ったら、反橋(そりばし)を超えた本宮周り、もしくは本宮内がおすすめです。目印は「住吉大社」と書かれた本宮前の鳥居です。
本宮周り
本宮内
あと、屋台周りの人の混雑に疲れたら、休憩がてら夜の反橋(そりばし)を見るのもおすすめです。幻想的でお昼間の反橋(そりばし)とはまた違った雰囲気で癒されます。
2.【最短ルート解説】住吉大社のアクセス、地下鉄・路面電車での行き方
なんといっても人気の夏祭りですので多くの方が訪れることから混雑します。ですので、アクセス方法を知っておくと、とても便利です。是非、参考にしてください。
住吉大社の最寄り駅は、
・南海電鉄「住吉大社」駅
・阪堺電気軌道「住吉鳥居前」駅(路面電車)
の2つです。
駅からの徒歩ルートはこちらに記載していますのでご確認ください。
【大阪パワースポット】住吉大社の五大力とおもかる石で開運祈願
2-1.地下鉄からのアクセス
新大阪から
新大阪からだとこのルートが最短です。
時間:30分、乗り換え:1回、運賃490円新大阪
↓大阪メトロ御堂筋線(天王寺行)
↓※なんばまで7駅15分、運賃:280円
なんば
乗換 徒歩6分
南海難波
↓南海本線(和歌山市行)
↓※住吉大社まで5駅9分、運賃:210円
住吉大社
梅田から
梅田からだとこのルートが最短です。
時間:24分、乗り換え:1回、運賃:440円梅田
↓大阪メトロ御堂筋線(天王寺行)
↓※なんばまで230円
なんば
乗換 徒歩6分
南海難波
↓南海本線(和歌山市行)
↓※住吉大社まで210円
住吉大社
ここでいう梅田駅は、御堂筋線の梅田駅です。
梅田には、西梅田駅、東梅田駅、阪急梅田駅、阪神梅田駅がありますので注意してください。
なんばから
なんばからだとこのルートが最短です。
時間:9分、乗り換え:0回、運賃:210円南海難波
↓南海本線(和歌山市行)
↓※住吉大社まで210円
住吉大社
ここでいうなんば駅は南海難波駅です。
なんばには、地下鉄御堂筋線なんば駅、JRなんば駅、近鉄大阪難波駅もありますので注意してください。
天王寺から
天王寺からだとこのルートが最短です。
時間:15分、乗り換え:1回、運賃:330円天王寺
↓大阪環状線西九条方面
↓※新今宮まで2分、運賃:120円
新今宮
乗換
↓南海本線(和歌山市行)
↓※住吉大社まで4駅7分、運賃:210円
住吉大社
関西空港から
関西空港からだとこのルートが最短です。
時間45分、乗り換え1回、運賃:870円
関西空港
↓南海空港線空港急行(南海難波行)
↓※堺まで8駅、32分
堺
乗換
↓南海本線(南海難波行)
↓※住吉大社まで3駅、7分
住吉大社
伊丹空港から
伊丹空港からだとこのルートが最短です。
【ルート1】(モノレール利用)
時間:1時間4分 乗り換え3回、運賃860円
大阪空港(伊丹空港)
↓大阪モノレール(門真市行)
↓※蛍池まで2分、運賃:200円
蛍池
乗換
↓阪急宝塚線急行(阪急梅田行)
↓※阪急梅田まで3駅15分、運賃:220円
阪急梅田
乗換 徒歩7分
梅田
↓大阪メトロ御堂筋線(なかもず行)
↓※なんばまで4駅9分、運賃:230円
なんば
乗換 徒歩6分
南海難波
↓南海本線(関西空港行)
↓※住吉大社まで5駅9分、運賃:210円
住吉大社
【ルート2】(バス利用)
時間57分、乗り換え1回、運賃:850円
大阪空港(伊丹空港)
↓徒歩5分
大阪国際空港南ターミナル
↓空港リムジンバス(なんば行)
↓※なんばまで約30分 運賃:640円
なんば
乗換 徒歩6分
南海難波
↓南海本線(和歌山市行)
↓※住吉大社まで5駅9分 運賃:210円
住吉大社
※空港リムジンバス大阪空港→なんば行は、約20分に1本の間隔で運行しています。
詳しい時刻は、こちらの大阪空港リムジンバスのホームページを参考にしてみてください。
2-2.路面電車からのアクセス
住吉大社は地下鉄だけでなく路面電車(阪堺電気軌道)を使ってもアクセスできます。
最寄り駅は「住吉鳥居駅」です。
大阪市内であれば、天王寺駅が始点となっているので、天王寺駅から乗って行くのがよいですね
【ルート1】(乗り換えなし)
時間:20分、乗り換え0回、210円天王寺駅前
↓阪堺電上町線(我孫子道行)
↓※住吉鳥居前まで210円
住吉鳥居前
【ルート2】(乗り換えあり)
時間:21分、乗り換え1回、運賃:390円天王寺
↓大阪メトロ御堂筋線(新大阪行)
↓※動物園前まで2分、動物園前まで180円
動物園前
乗換 徒歩4分
新今宮駅前
↓阪堺電軌阪堺線(我孫子道行)
↓※住吉鳥居前まで11駅15分、運賃:210円
住吉鳥居前
2-3.各駅から住吉大社までのアクセス
3.住吉大社夏祭り 詳細情報
住所:大阪市住吉区住吉2-9-89
電話:06-6672-0753
開催日時:
7月30日(月) 20時〜「宵宮祭」
7月31日(火) 17時〜「夏越祓神事」
終了後、例大祭
8月1日(水) 午後〜「渡御祭」
※7月30日(月)〜8月1日(水)は、22時閉門
※夏祭期間中は駐車場使用不可のため、公共交通機関利用
通常の参拝時間
■開門時間
・午前6時00分(4月~9月)
・午前6時30分(10月~3月)※毎月1日と初辰日は午前6時00分開門
■閉門時間
・外周門 午後4時
・御垣内 午後5時(1年中)
御守授与所 午前9時~午後5時
祈祷受付 午前9時~午後4時
五所御前(五大力) 開門~午後4時
楠珺社(初辰さん) 午前8時30分~午後4時
種貸社 午前9時午後4時
おもかる石 開門~午後4時
4.まとめ
いかかでしたでしょうか。住吉大社の夏祭りはお祓いの行事、屋台などイベントが目白押しです。大阪市の夏を締めくくるといわれているだけあって、規模も大きく、一度は訪れて見る価値ありです。
住吉大社の夏祭りで夏の思い出を1つ作ってみてはどうでしょうか。