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【大阪癒しスポット】箕面大滝(箕面の滝)でマイナスイオンを浴びよう

大阪の街は「大阪弁が飛び交い!人も街もゴミゴミしてるよね」と言われることがあります。
しかし!そんな大阪にもゴミゴミしていない癒しスポットが割と近くにあるんです!

大阪の北部に位置する街で、風光明媚な自然の景観とともに、閑静な住宅街も広がっています。ここだけの話ですが、あの吉本興業の大物芸人 西川きよし師匠もご自宅を構えているんです。

今回紹介する大阪の癒しスポットとは、この箕面市にある「箕面大滝(みのおおおたき)」なんです。

阪急の箕面駅の北側に広がる森林は、明治の森箕面国定公園です。昭和42年に「明治百年」を記念して東京都の高尾山とともに国定公園に指定されました。箕面市北部の標高600mまでの低山岳地帯に広がる公園は、大阪府営の箕面公園とその周辺の森林を合わせた963haの広さがあります。なかでも大阪府営の箕面公園は、昔から紅葉と落差33mの箕面大滝が有名で、大阪の癒しスポットとなっています。

都心から近場にありながら、約1100種の植物と約3000種の昆虫を確認されており、まさに“自然の宝庫”として自然観察やハイキングなどを楽しむため、多くの人々が訪れています。

箕面滝道マップまずはマップを。阪急箕面駅から滝までの「滝道」の案内です。

1.阪急 箕面駅(みのおえき)

阪急箕面駅では、阪急の箕面駅から箕面大滝までの滝道(たきみち) 約2,7km、約40分の道のりを歩いていきましょう!
この阪急電鉄箕面線 箕面駅は大阪梅田駅から宝塚線に乗車し、石橋駅で箕面線に乗り換えて終点の駅が箕面駅です。梅田駅からは26分ほどで到着します。

2.もみじの天ぷら

もみじの天ぷら箕面駅から歩いてすぐ、道の両脇に多くの土産物屋、飲食店が軒を連ねます。「土産物なんて帰りでいいでしょう」と言われそうですが、ハイキングのお供にしてほしいのが、もみじの天ぷらです!

天ぷら?と聞き返されるかもしれませんが、これが美味しいんです!

もみじの天ぷら天ぷらと言ってもおかずでは無く、もみじの葉を1年間塩漬けし、小麦粉に白ごまと砂糖を加えた衣をまぶし、菜種油でカリッと揚げた、ほんのり甘いお菓子です。

もみじの天ぷら 1300年前、箕面山で修行していた役の行者が滝に映えたもみじの葉の美しさを称え、透明の油で天ぷらを作ったのが始まりと言われています。もみじの天ぷらは、あらかじめ揚げて保存しておくと風味がそこなわれるため、その都度揚げて新鮮な状態で店頭に並んでいます。揚げたての風味豊かなもみじの天ぷらを頂いてからハイキングするのが、推薦する箕面の楽しみ方です!

3.一の橋と橋本亭

一の橋土産物屋を過ぎると穏やかなせせらぎを見せる箕面川が見えてきます。箕面川橋に架かる橋は、一の橋です。

橋本亭一の橋のたもとに古い建物をリノベーションされた「橋本亭」という建物があります。明治43年に建てられた旅館で、閉鎖されていましたが、2004年11月にまちづくり拠点として、オープンしました。橋本亭の1階は、カフェレストランとギャラリー、2階には大小貸室があり、箕面の新たな観光スポットとして注目を集めています。箕面大滝までのハイキング前でも、後でも、気軽に立ち寄ることができます。
この外観、何となく「千と千尋の神隠し」の湯屋に似ていません?

2019年1月、裏山の土砂災害の発生で解体して撤去されました。
しかし、滝道のシンボル的存在の橋本亭の復活を望む声は多く、新築する予定になったそうです!
新しくなる「橋本亭」楽しみですね。

4.聖天宮 西江寺

箕面 西江寺そして橋本亭から箕面大滝とは逆に少し南に行くと「聖天宮西江寺(しょうてんぐう さいこうじ)」があります。この箕面山一帯は、古来より山岳信仰の根本道場として開かれ、歴史あるお寺がいまも残されています。そのひとつの西江寺は、飛鳥時代の658年役行者によって仏教の修行地として開かれました。このお寺には、“懸想文(けそうふみ)”というものが伝えられています。当時の人が好きな相手に想いを伝えるための手紙すなわちラブレターと言われ、境内売られている懸想文はお札ですが、家に持ち帰ると良縁に恵まれると言われています。

聖天宮 西江寺(しょうてんぐう さいこうじ)
住所:箕面市箕面2-5-27
TEL:072-721-3190

 

5.滝道と紅葉

滝道滝道はきれいに舗装されています。

箕面 紅葉この日は2017年11月18日、紅葉もだんだんと進んできています。赤や黄色に色づいたもみじやイチョウがとても綺麗でした。

滝道 店滝道には、所々にお店があります。休憩しながら行くのも楽しいですね。

6.箕面公園昆虫館

箕面公園昆虫館滝道のほぼ中間辺りに大阪府営の箕面公園昆虫館が見えてきます。昆虫の宝庫として知られる箕面の森。生息する昆虫に関する基礎知識や、昆虫を紹介しています。特長は、触ったり、音やにおいによって昆虫の生態を知ることができるコーナーや、テーマごとに紹介している展示室などがあります。そして一年中、蝶が飛んでいる放蝶園があります。訪れる人の頭や背中に蝶たちがとまってくるので、人慣れしていることに驚きます!お子さんだけでなく、大人も楽しめること間違いないです!

箕面公園昆虫館
住所:箕面市箕面公園1-18(箕面公園内)
TEL:072-721-7967
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:火曜・年末年始
入館料:高校生以上:一人様 280円、中学生以下:無料

 

7.箕面山 瀧安寺

瀧安寺 鳥居

瀧安寺滝道を進むと鳥居が見えてきます。「箕面山 瀧安寺(みのおさんりゅうあんじ)」です。飛鳥時代の650年役行者が箕面寺を建立したのが始まりといわれ、現在も山岳信仰修験道の根本道場として、全国から修験者が集まります。本堂に祀られている弁財天は、日本最初にして最古であると伝えられています。また、宝くじ(富くじ)発祥のお寺としても知られています。

箕面山 瀧安寺
住所:箕面市箕面公園2-23
TEL:072-721-3003
受付時間:9:00~16:00

 

8.野口英世像

野口英世像滝道には、顔にひげを蓄え、右手をあげている人物像が建てられています。黄熱病などの伝染病の研究で有名な野口英世氏の銅像です。野口英世は箕面とどういう関係?と思いますよね!野口英世は、15年間のアメリカ留学から一時帰国し、待ちわびていた母を連れて箕面に立ち寄り、老いた母を慰めました。滝道の料亭「琴の家」で開かれた歓迎の宴の席で、老いた母を労わる野口英世の孝行のようすは涙を誘うものだったそうです。心を打たれた料亭の方や箕面の人々によりお金が集められ、生前の偉業とその崇高な人格を讃えて、1995年に建立されました。

野口英世像滝道の脇に作られた階段を登って行くと像があります。見逃さないように!

9.唐人戻岩(とうじんもどりいわ)

唐人戻岩箕面大滝に近づくと滝道をふさぐように大きな岩が二つあります。昔、中国が唐と言われていた時代、箕面の滝の評判を聞き、使いが駕籠に揺られて、この巨岩まで来たが、あまりの山道の険しさに恐れをなし、引き返したという伝説が残されています。以来、この岩は唐人戻岩(とうじんもどりいわ)と名が付いたと言われています。本当に近くで見ると岩の大きさに驚かされます!この言い伝え、嘘では無いかもしれませんよ!

10.箕面大滝

箕面大滝唐人戻岩を過ぎると、滝の流れ落ちる音が微かに聞こえてきます。日本の滝百選にも選ばれている箕面大滝に到着です。

箕面大滝その落差は33m あり、水が一気に流れ落ちる様子はとてもダイナミック です。

この箕面大滝の流れ落ちる姿が、農具の“箕の”に似ていることから、“箕面”と呼ばれるようになり、地名の由来場所と言われています。大滝の周辺には、美しい自然が広がり、春は新緑のもみじが映え、夏はクールスポットとして、秋は燃え立つような真っ赤な紅葉、冬は雪化粧の滝が人気です。四季折々の自然の景観が、箕面大滝を美しく引き立ててくれます。

箕面大滝晴れた日には、虹がかかった滝も見ることが出来ます。どうぞたっぷりとマイナスイオンと森林パワーを浴びて癒されてください。

11.箕面駅もみじの足湯

箕面駅もみじの足湯そして箕面駅まで戻ってきたら、足の疲れを取っていきましょう。駅にはもみじの足湯があります。

箕面駅もみじの足湯 室内阪急 箕面駅からは箕面大滝までは、普通に歩くと約40分。しかし滝道沿いにある多くのスポットを見て歩くと半日ほどかかります。ゆっくり自然の景観と併せて楽しく往復すれば、1日アッという間に過ぎていきます。周辺には温泉場や宿泊施設も多くあります。

12.箕面の滝 駐車場情報

箕面大日駐車場滝に一番近い駐車場は「箕面大日駐車場」です。
箕面駅周辺にもいくつか駐車場がありますが、滝道を歩いて滝にいかなくてはいけません。この箕面大日駐車場から滝までは歩いて約10分です。滝まで一番近い駐車場です。
箕面大日駐車場府道43号豊中亀岡線を「勝尾寺」方面へ行くと「箕面大日駐車場」へ到着します。
4月中旬頃~12月上旬頃までは有料になります。それ以外は無料で停められます。

施設名:箕面大日駐車場
住所:大阪府箕面市箕面1656
管理事務所TEL: 072-722-2885
営業時間:9:00~17:00
収容台数70台

 

12-1.箕面大日駐車場から滝までの行き方

箕面の滝の行き方駐車場の入り口周辺に横断歩道があるので道を渡り、歩道に入ります。

箕面の滝の行き方車で来た道を戻るかたちになります。ちゃんと歩道になっていて安心です。柵に看板もでています。

箕面の滝の行き方しばらく歩くと小さなトンネルがありますのでくぐります。

箕面の滝の行き方トンネルを抜けてまだまだ道なりに行きます。少し下り坂になります。

箕面の滝の行き方車道を離れ木々の中に入って行きます。下りになりますのでラクラクです!という事は帰りは上り・・・

箕面の滝の行き方途中、箕面公園の案内図の看板があります。「滝はあちらです」の看板がありますので、右の方向へ行きましょう。もうすぐ到着ですよ!

箕面の滝の行き方下りの階段になります。もうすぐ到着の予感・・・

箕面の滝の行き方滝の近くの赤い橋も見えてきます。階段を下りきると滝がすぐそこに現れますよ。
箕面駅から大滝までは一時間弱かかりますが大日駐車場からは10分程で行けますのでラクラクですね。

13.箕面の滝(大阪府立箕面公園内)アクセス

 

箕面公園管理事務所
住所:箕面市箕面公園1-18
TEL:072-721-3014
窓口対応時間:9:00~17:30

 

箕面市観光協会 案内所
住所:箕面市箕面公園1-1-1
TEL:072-723-1885
開館時間:平日10:00~16:00 土・日・祝・11月全日10:00~17:00
休館日:木曜日・年末年始(11月無休)

 

14.まとめ

いかがでしたでしょうか?
大阪市内からもさほど遠くないところに、自然もいっぱい、マイナスイオンもたっぷり浴びられる箕面公園・箕面の滝があります。
ゴミゴミした都会の大阪を楽しむのも良いですが、この箕面大滝まで足を延ばして癒されてはどうでしょうか?
大阪の二つの顔を楽しんでくださいね!

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ライター紹介

Kin太
Kin太
大阪で30年近く…思えばよく働いたもんだぁ!映像&イベントの演出をやっています。お好み焼きをこよなく愛する中年男子です!大阪の重箱の隅をつつく様な情報をお届けします!
   
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