西の秋葉原!大阪オタクの聖地「日本橋オタロード」おすすめスポット
大阪といえば「たこ焼き」「通天閣」「お笑い」の街というイメージを持っている方は多いかもしれません。
ですが、大阪には他の都道府県にはないディープなスポットがゴロゴロあります。
東京に上京して早4年。
大阪出身・大阪育ちの僕でも未だに「ホンマ変な街で育ったなぁ」とつくづく思います。
今回はそんな大阪出身の私ニュークレープ・ナターシャが、西の秋葉原と呼ばれるディープスポット「日本橋オタロード」を紹介しまっせ〜。
目次
1.西のアキバ「日本橋オタロード」とは
まず大阪には、東京のように人が多く集まる場所がたくさんはないんです。
遊ぶといえば「難波」と「梅田」、この二ヶ所にまず分かれます。
通称「ミナミ(難波)」と「キタ(梅田)」です。
僕の個人的な偏見込みのイメージですが、難波は若者、梅田は大人が行くというような印象を持ってます。あくまで個人的な意見なんでお気になさらず。
その若者が集まる街「難波」の隣の駅が「日本橋」です。
余談ですが「にっぽんばし」と読みます。「にほんばし」ちゃいます。
日本橋は、西のアキバと言われていますが、規模は秋葉原と比べれば、さほど大きくはないんです。
その分お店が密集しているので、十分楽しめると思います。
日本橋には電気店が立ち並ぶ商店街があり、そのひとつ裏に入った日本橋筋西通商店街が「オタロード」と呼ばれています。
オタク系ショップというんでしょうか、アニメ関係の商品を販売している店が多く、ゲームやパソコン関連のお店、メイドカフェもたくさんある大阪でも特殊な商店街になっております。
ホンマ学生時代から20代前半は休みの日ほぼここら辺を歩いてました。
ビルに色んな種類の店があるので、入ってみないとどんな店なのかわからないんで、うろつくだけでも楽しいかったです。
アニメのDVDよく買ったな〜。
2.オタロードへの行き方(ACCESS)
オタロードは“なんばパークス”と呼ばれる大型ショッピングモールと堺筋の間にあります。
最寄駅はなんば駅と日本橋駅ですが、近いのは日本橋駅。
日本橋駅から南へ徒歩約5〜7分くらいでしょうか、堺筋商店街を抜ければ「でんでんタウン」と呼ばれる電気街に入ります。
オタロードはその裏手にある通りを指します。
東京でいうところの「ウラハラ」といった感じですかね。
でんでんタウンと比べ、オタロードの方がコアでディープなお店が溢れています。
15年くらい前はそこまで店は多くなかったんですけど、知らん間に店も増えてエライ盛り上がって「オタロード」と呼ばれるようになってました。
最近大阪に帰った時「なんでこんなに人多いん?」と思ってましたけど、それだけ認知されてきた証拠なんでしょうね。
3.オタロードの見どころ
大阪日本橋のオタロードは、他の商店街にはないオタロード唯一の魅力が溢れています。
東京の秋葉原とはまた違ったその魅力とは何があるのでしょうか。
3-1.圧巻「痛車」
オタロードの側には大きな駐車場があります。
そこには痛車と呼ばれる萌えキャラをプリントしたりペイントしたりした自動車を見ることができます。
「わいの推しキャラどないでっか」と言わんばかりのド派手な装飾は圧巻。
そういった車を見ることができるのもオタロードの特徴のひとつです。
ただあくまで個人の自動車なので、写真を撮ってSNSにあげる場合は、プライバシーを守るべきでしょう。
3-2.盛り上がり度MAX「日本橋ストリートフェスタ」
オタロードで恒例となっているイベントが「日本橋ストリートフェスタ」。
毎年3月頃に開催されていて、その日は堺筋も歩行者天国。
訪れた人は好きなアニメのキャラクターのコスプレをして、写真を撮ったり日本橋の街を練り歩いたりします。
2020年は3月15日に開催される予定です!
全国からコスプレイヤーが集まって親睦する機会にもなっています。
もう10年以上続いているこのイベントは、日本橋をオタクの聖地と言わせる立派な一大行事になっているのです。
コミケなどのイベント会場でするコスプレとは違い、街総出で路上でコスプレをするイベントは、このストリートフェスタくらいちゃいますかね。
こういったオタク文化が町おこしにもつながっていると考えれば、立派な文化やと思います。
3-3.いつでもあなたを待っている「メイドさん」
オタロードといったら定番なのがメイドさん。
路上でビラ配りや呼び込みをしていて、異空間をさまよっている気分になれます。
メイドカフェやメイドリフレも多く、有名メイド喫茶からアイドルになったりする女の子もいるくらいです。
未来のスターを先見の明で探しに行ってみるのも楽しいかもしれません。
4.オタロードおすすめスポットと歩き方
オタロードは今や大阪の観光スポットになりつつあります。
おすすめのスポットで言いますとやはりPCショップやPCパーツショップ。
パソコンを安く購入することができますし、周辺機器も手に入ります。
自分の好きなパソコンをオタロードで揃えた自作PCパーツで作ることもできます。
USBメモリーとか携帯の充電ケーブルも破格で販売されているので、PCに詳しくない人でも安くて良い買い物ができること間違いなしです。
また中古ゲームのショップも多く、いわゆるレトロゲームもオタロードでは販売されています。
アニメに限らずパソコンやゲームの専門店も多いので、オタク街といわれるのも納得です。
そして何といっても、オタク文化といえば“同人誌”。
同人誌といえば「コミックとらのあな なんば店」です。
同人誌の販売書店として有名なとらのあなですが、オタロードにはなんばA店、でんでんタウンにはなんばB店があります。
成人向け同人誌も数多く取り揃えられていますので、興味本位で一度覗いてみるのもいいでしょう。
大阪日本橋地図ポンバシマップで検索をかけて、地図をチェックしてみると、その店舗の多さも一目瞭然かと思います。
個人的なおすすめの歩き方は、日本橋駅からでんでんタウンを目指します。
日本橋駅5番出口を出て、真っすぐ進みます。
でんでんタウンが見えたら、右に曲がりましょう。少し広い交差点になっています。
さらに最初の角を左に曲がればオタロードです。
つまりオタロードの入り口です。そのまままっすぐ歩けばオタロードを全て歩くことができます。
オタロードを抜けると恵美須町駅に到着します。
そこからでんでんタウンを日本橋駅方面にUターンして歩きます。
そうすれば、日本橋の電気街とオタロードを全て網羅することが可能です。
気になったお店に入ると、あっという間に時間が経ってしまいますので、1日じゃ全て回れないかもしれませんが、この歩き方を僕はおすすめします。
5.あわせて寄りたい近くの名物スポット
日本橋オタロードは難波の近くにあります。観光で行くならついでに難波も一緒に観光してみることもオススメします。
5-1.お笑いのメッカ「なんばグランド花月」
大阪といえば「お笑い」。
大阪のお笑いといえば「吉本新喜劇」。その吉本新喜劇が見られるのが、「なんばグランド花月」です。
ここでは、毎日お笑いの興行が行なわれています。
一度、生で大阪のお笑い文化に触れてみてはいかがでしょう。
向かいには、NMB48の「NMB48劇場」や若手よしもと芸人の「よしもと漫才劇場」もあります。
見終わったら、なんばグランド花月のお隣にある「わなか」で大阪のたこ焼きを堪能してみてください。
おすすめは「ねぎポン酢」です。
5-2.グリコのマーク「道頓堀」
大阪観光といえばお馴染み「グリコのマーク」
こちらも難波から歩いて5分くらいの場所にあります。
道頓堀川の橋から撮影することができますので、記念に行ってみるのはどないでしょうか。
ただですね、この橋は通称「引っ掛け橋」と呼ばれてまして、大阪では有名なナンパスポットなんです。
女性の方は、変な男に捕まらないように気をつけてくださいね。
5-3.約270店舗!最大級の地下街「なんばウォーク」
そして難波に来たなら、移動は地下街が便利です。
「なんばウォーク」と呼ばれるこちらの地下街ですが、地下鉄日本橋駅から地下鉄なんば駅を越えてJR難波駅まで続いています。
信号もないですし、移動には非常に便利。
しかも、商店街級の店舗の多さ。
喫茶店や飲み屋などの飲食店からアパレル、コンビニ、本屋、薬局となんばウォークだけで一日過ごせるレベルです。
吉本の師匠芸人さんが喫茶店でコーヒー飲んでるのよく見かけました。
6.西のオタクの聖地『オタロード』
さて、今回ご紹介しました日本橋オタロード。
昔から日本橋電気街は大阪人から大型家電量販店よりも支持されていた街です。
徐々にその文化も変化してオタロードは誕生しました。
大阪観光の際には是非一度、大阪のオタク文化に触れてみてはいかがでしょう。
まとめ
・でんでんタウンの裏にあるのがオタロード
・なんばにも近いのでまとめて観光できる
・日本橋ストリートフェスタはオタクの祭典