【大阪パワースポット】縁結びに商売繁盛!愛染明王のご利益アツい愛染さん♪
「愛染さん」の名で知られる天王寺区は夕陽ヶ丘にあるお寺、愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)さん。
大阪で一番はじめに夏祭りがスタートする「愛染まつり」は、大阪に夏の訪れを知らせるとしてとても有名ですね。
縁結びに良縁成就、商売繁盛というご利益アツいパワースポットとしても知られていますが…その歴史についてご存知でしょうか?
都会の中にありながら、1400年を超える古刹。境内には戦火を免れた歴史的建造物もあります。
お祀りされている仏さまについてもぜひ知ってからお参りしてください♪
大阪の誇る縁結びの名刹を詳しくご紹介いたします〜〜!
目次
1.愛染堂の歴史
愛染堂さんを建立したのは、なんと聖徳太子なのです!(チラッと聖徳太子の飛び出し注意イラストが見えてるのわかるかな?)
593年に聖徳太子により建立された四天王寺の中の、施薬院(せやくいん)が始まりです。
廃仏派の物部氏と崇仏派の蘇我氏が戦った際、蘇我氏側の聖徳太子が「もしこの戦に勝利したなら、必ずや四天王を安置する寺を建てる」と誓願し、そうして建立に至った四天王寺。
日本最初の官寺として、聖徳太子は四天王寺に「四箇院(しかいん)」を設置しました。四箇院とは、敬田院・施薬院・療病院・悲田院の4つであり、施薬院はあらゆる薬草を栽培し、怪我や病気で苦しむ人々を救うための施設です。四天王寺の北西角(現在の愛染堂さんの場所)に建立され、当時は今よりも広大な敷地であったといいます。
織田信長と大坂本願寺による石山合戦では伽藍が焼失してしまいましたが、1597年に豊臣秀吉が復興しました。1615年の大坂夏の陣で再び戦火に遭うと、今度は1618年江戸幕府将軍・徳川秀忠によって金堂が再建されました。
1945年の大阪大空襲では、近隣の大江神社や四天王寺がほぼ全焼する中、奇跡的に被害を免れたので、歴史的な建造物が残っています。
1-1.勝鬘院の由来
「勝鬘院(しょうまんいん)」という名前は、この場所で聖徳太子が「勝鬘経」というお経を人々に講ぜられた場所と伝わることに由来します。
古代インドのコーサラ国、パセーナディー王にはシュリーマーラーという娘がいました。シュリーマーラーは「素晴らしい花輪」という意味で、漢訳すると「勝鬘」になります。
王はお釈迦さまに大変帰依していたので、娘にもぜひお釈迦さまに会うようにと勧めました。シュリーマーラーもまた、お釈迦さまの教えに深く感動し仏法に帰依しました。すると仏が現れて説法し、その内容を記したものが「勝鬘経」です。
勝鬘経の中には、「出家してるしてない関係なく誰でも仏教を勉強してええんやで」ってことが書かれてるよ
聖徳太子は勝鬘経を熱心に翻訳し、注釈書を残されました。勝鬘経は日本仏教の基礎となる経典であり、また聖徳太子が摂政を務めた日本初の女帝・推古天皇にも大変適した内容で、太子は彼女のために3日間に渡って講義を開いたといいます。
1-2.愛染堂の由来
勝鬘院という名の他に、「愛染堂」「愛染さん」と呼ばれているのは、愛染明王をご本尊にお祀りしているからです。
平安時代、弘法大師空海によって密教が日本に伝わった際、勝鬘院の金堂に愛染明王が奉安されました。愛染明王信仰が普及していくと、勝鬘院全体が“四天王寺の愛染堂”と呼ばれるようになりました。
それから、勝鬘経のように“出家しなくても帰依すれば救われる”という考え方(大乗仏教)が生まれてん。さらに時代が進むと、仏教とヒンドゥー教が融合した“密教”ってのが生まれてん。
呪文のような“真言”を唱える密教。愛染明王の真言は、「ウン・シッチ・ソワカ」。
お祈りするときはこれを7回唱えてるねんで。
ウンシッチソワカウンシッチソワカ…
1-3.愛染まつり
旧暦の6月1日、現在は6月30日から7月2日にかけて行われる、愛染堂さんのお祭り。大阪に夏の訪れを教えてくれる、大阪の夏祭りのトップバッター♪
ご本尊の愛染明王の縁日に行われる法会ですが、寺伝には夏越祓(なごしはらえ)の神事とあり、神仏習合がうかがえます。井原西鶴や近松門左衛門の作品に愛染まつりが登場することから、江戸時代前期から続いてきたお祭りと考えられていて、大阪市の無形民俗文化財に登録されています。
昔は大阪市中の新地の芸者さんらが駕籠に乗って参詣したそうですが、現在はキャンペーンガールとなる「愛染娘」を募集して、紅白布と愛染かつらの花で飾った「宝恵駕籠(ほえかご)」に浴衣姿の愛染娘を乗せてパレードをしています。
覚え方は「あい・すみま・せん(てん)」。
あーいとぅいまてーんの人とは関係ない…はず。知らんけど
2.愛染堂の仏さま
お参りに行っても拝見できない秘仏となっている仏さまもありますが、ぜひお祀りされている仏さまについてもよく知ってみてください!
2-1.愛染明王
金堂の中、中央にお祀りされているご本尊である愛染明王。愛染明王こそが、愛染堂さんが良縁成就のパワースポットとされる所以です!
秘仏となっているため、私も拝見できておりません…。(※毎年愛染まつりの時と、元旦〜1月7日のみご開帳されます!)
が、一般的に愛染明王はこのようなお姿をしています。↓
…え、怖。
と、思いますよね(汗)
とても恋愛成就を願っていいような姿じゃないように見えます…。全身燃えたぎるような赤色で、髪を逆立ててものすごく怒っている形相。
本来仏教において、誰かを好きになってつきあいたいと思ったり、大好きすぎて離れたくないっ!とか思ったりすることは“煩悩”であって、悟りを得るためには捨て去るべきこと。
愛染明王は、そんな気持ちにカーーーーツ!!思いを断ち切らせてくれる…と、思うかもしれませんが、むしろ逆。
欲望は時として生きていく上での活力源になります。欲望の中でも最も断ち難い愛欲を浄化して、悟りへと導くエネルギーに変換してくれるのが、愛染明王なのです!
怒りの表情をしているのは、すべての人々を救うために諸々の悪者を追い返すため。優しくて、愛敬開運を授けてくださるご利益があるので安心してくださいね♡
「金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経(こんごうぶろうかくいっさいゆがゆぎきょう)」という経典には、愛染明王の霊験は「無病息災・増益・敬愛(人間関係を円満に!)・降伏(敵を倒す!)・鈎招(福神を招く!)・延命である」と記されています。
良縁成就や結婚成就、夫婦円満に商売繁盛のパワーは仏教神の中でも最強最高!
かわいらしいイメージのある西洋の愛のキューピッドと、唯一似ているのは恋を射止める弓と矢を持っているところ!愛染明王の弓矢で、好きなあの人の心を結びつけてもらいましょう♡
よくよくお願いを聞いていただくためのお祈りの仕方があります。
まず祈願用紙にお願い事を書き、その紙と祈願料100円を持って両手でピタッと挟んで鼻の高さより上に上げ、ご真言「ウン・シッチ・ソワカ」と7回唱えます。お願い事の紙と祈願料をお賽銭箱へ入れて礼拝を。これでバッチリです!
2-2.十一面観音(じゅういちめんかんのん)
金堂向かって左手にお祀りされています。薄暗い堂内で小さな仏像の細部まではよく見えないので、オーソドックスなお姿を示すとこんな感じ。↓
頭の上に11の顔が載った観音さまです。
そもそも観音さまというのはとても心優しい仏さまで、人間のあらゆる悩みに対応するために33の姿に変化します。あらゆる願いを叶えてくれる、そんな力を具体的に表したのが十一面観音です。
ご真言「オン・マカ・キャロニキャ・ソワカ」を唱えれば、360度全方向に目を向けた観音さまが、私たちの苦しみを逃さずキャッチして苦しみを救ってくださるといわれています。
2-3.勝鬘夫人(しょうまんぶにん)
先ほど紹介した、「勝鬘経」の主人公である勝鬘夫人の木造坐像が、十一面観音の対になって祀られています。
勝鬘夫人像、十一面観音菩薩像ともに、1694年に四天王寺一舎利(四天王寺の僧の筆頭の役職)が女性の信者の供養のために造立したもので、大阪市の有形文化財に指定されています。
2-4.薬師如来(やくしにょらい)
勝鬘夫人像の手前に祀られています。
愛染堂さんはもともと薬局や病院を担う施薬院であったので、そのご縁からお祀りされています。
薬師如来は左手に薬壺(やっこ)を持っています。薬壺には万病を治す薬が入っており、すべての人々の病気はもちろん、国の病をも治す力を持っていらっしゃいます。
真言「オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ」を唱えれば、病気平癒・身体健全・除病延寿・災難除去のご利益が得られるといいます。
2-5.大日大勝金剛尊(だいにちだいしょうこんごうそん)
金堂の裏にある多宝塔の内部には、大日大勝金剛尊がお祭りされています。
豊臣秀吉が戦勝祈願のために贅を尽くして造像させたものと伝わり、大阪市の有形文化財に指定されています。愛染明王と同じく秘仏のため、私はまだ見たことがありません。(※毎年6月30日〜7月2日の愛染まつり期間中のみ、正面扉を開いてご開帳されます!)
この仏さまは大日如来(だいにちにょらい)さまなのですが、十二臂(12本の腕)を持つ大変珍しいお姿をされています。
大日如来は密教から生まれた最高仏。「大日」は“大いなる知恵の光”を意味し、大日如来は太陽を上回る光ですべてを照らす、宇宙の中心にいる絶対的存在です。
そんな仏さんがさらに、“あらゆる戦いに勝ち(大勝)”、“ダイヤモンドのように硬い(金剛)”って、最強すぎるし…秀吉さんの本気度がうかがえるような…
ご真言は「オン・バサラ・ダトバン」。
勝利開運の守り本尊として、すべての人々の苦悩を除き、煩悩を打ち砕き、福禄を授けてくださるといわれています。
3.境内の見どころいろいろ
愛染堂さんの山門は、薬医門と呼ばれる構造をしています。そして目を引く縁起の良い赤!
入り口からさっそく縁起の良さ溢れるお寺…!
境内に入ると、すぐに朱塗りの大きな金堂が見えます。織田信長の大坂石山寺攻めの際に焼失してしまいましたが、徳川幕府2代目将軍・徳川秀忠により再建された建物が現代まで残り、大阪府の指定文化財に選ばれています。
まずはここでお参りをして…
金堂内、ふと見上げると大きな提灯があって、「金剛組」さんの名が!
▼「金剛組」さんって何?詳しくはこちら
なんと飛鳥時代創業で、もともとは四天王寺のお抱え宮大工で(現在は各地の神社仏閣の建築・修理を行う会社)、四天王寺施薬院である愛染堂さんを最初に建てたのももちろん金剛組さん。
次に紹介する多宝塔の再建工事を行ったのも金剛組さん!
お参りをしたら金堂を出て、
金堂前にある聖徳太子の顔パネルで写真撮影などどうぞ(笑)
それから金堂の裏側、境内の奥へと向かってください!
聖徳太子によって創建された多宝塔は織田信長の石山寺攻めの際に焼失し、現存するのは1597年に豊臣秀吉により再建されたものです。大阪大空襲を免れた、大阪市内最古の木造建造物として国の重要文化財に指定されています。
多宝塔内部には秀吉さんが造像させたという大日大勝金剛尊がお祀りされている他、その周りには仏教の守護神である十二天の壁画と柱絵が納められているとのこと。これもまた、秀吉さんが再建した際に一緒に奉納された歴史あるものです。
ご本尊の愛染明王に良縁成就を願い、多宝塔の大日大勝金剛尊に必勝を祈り…でも愛染堂さんのパワースポットはまだまだあります★
『愛染かつら』という映画化もされた古い小説があり、そのモデルとなった縁結びの霊木が薬医門をくぐった右奥にあります。
樹齢数百年といわれる巨大なカツラの木に、ノウゼンカズラのツルが巻き付いています。カツラとカズラが一体となった姿が、まるで仲の良い男女が寄り添っているように見えることから、カップルの縁を取り持つ恋愛成就・夫婦和合の霊木として信仰されています。
毎年夏になると、木の幹に絡みついたカズラの葉が生い茂り、オレンジ色の可愛らしい花を咲かせるそうです♪
今でも、この木の前で愛を誓い合った男女は、どんな困難があっても結ばれるんやって♡
さらにさらに!霊木の次は霊水ですよ!!
この井戸は絶えず清らかな霊水が湧き出ているとのことで、飲めば愛敬を授かり病も癒えて、開運するとのこと!夫婦和合・良縁成就・安産・出世・商売繁盛思いのままという功徳があるとされるマーベラスなお水です。
この水で染め物をすると色よく染まると、昔から染め物屋さんにも篤く信仰されていたそう。
でも、お水は枯れてへんから、ぜひ飲んで…!ゴクゴク
境内には他に七福神さまもお祀りされています◎
薬医門のすぐ左手には、スポーツや勝負事に霊験あらたかな勝利開運・善因善果の大力金剛尊も!
大いなる力を持った仏さまです。大正時代に活躍した、天王寺区出身の第26代横綱・大錦さんが、満州巡業の際に自身の守護神として気に入って中国から持ち帰られた仏像をお祀りしているとのこと。初めは大阪国技館に奉安されていましたが、昭和25年に愛染堂さんへ。
恋愛成就のパワースポットではないですが、こちらもぜひ。
延命地蔵尊と水子地蔵がお祀りされています。
愛染堂さんへ訪れるのに天王寺のまちを歩いていたら、「六万体(ろくまんたい)」という変わった地名を見つけたんですよ。実はこれ、聖徳太子にゆかりのある地名なんですって!
その昔聖徳太子が、衆生救済のためにこの地域に6万体のお地蔵さまを安置されたという伝説があって、愛染堂さんの延命地蔵尊も6万体のうちの1つといわれています。
水子地蔵さまは、流産や早産・死産など、訳あって産まれてこられなかった子を守ってくれるお地蔵さまです。
お地蔵さまはあらゆる仏さまの中でもすごく親しみのある優しいお顔をしているので、そのお顔を拝見するだけでも癒されますよ◎
最後にこちら。腰痛封じの石…!
仏さまとも恋愛成就とも関係ないのですが、密かなパワースポットとなっているそうで。
背筋を伸ばして深く腰掛けたら、背もたれ部分の突起が背骨に当たり、いい塩梅でツボを刺激して呼吸すれば腰痛封じに効果があるとか…。
パワースポットと有名なので、四天王寺さんと同じく観光客の方も多いのかと思ったら、思いのほか人が少なくてとっても静かです!
ここで紹介した以外にも、観音さまやお不動さまもいらっしゃいますので、じっくりご尊顔を拝見してゆっくりお参りしてくださいね♪
4.授与品
お守り・お札・ご朱印帳…授与品も色々ありますが、おすすめはこちら!
4-1.良縁成就お守り
交通安全・招福厄除・商売繁盛・身体健全・安産祈願・美人祈願…各種お守りありますが、一番人気はやっぱり「良縁成就」!好きな人とラブラブになりたい人はぜひ!!
このお守りは赤と白の護符がセットになっているので、カップルなら赤を女性、白を男性と分けて持つことで、いっそう仲良く縁が深まります♡
まだ理想の相手と出会ってない人や、片想い中の人は赤白重ねて持ってください◎
4-2.似顔絵絵馬
他の神社仏閣で見たことがない、似顔絵絵馬なるものがあります!
絵心ないし…なんて言わずに、想い人の似顔絵を描いて、裏には愛の言葉や願い事を書いて奉納すれば、想いは叶うはず…!
特定の相手がいない場合は自分の似顔絵を描いて、運命の人を引き寄せて♪
(首があるからなんか違和感…笑)
恋愛とかちゃうねんけど…っていう私のようなタイプの人も、自分の似顔絵を。商売繁盛や好きな願い事を書くのもアリです◎他には、推しの似顔絵を描いて、その人・キャラの人気上昇・ヒット祈願をするのもよし!
4-3.おみくじ
愛染明王の御前にある、昔ながらのじゃらじゃらするおみくじ!
ご住職の奥様曰く「このタイプのおみくじって減ってきてるから、逆に珍しいんじゃないかしら」とのこと。確かに…今は箱に入ったくじを引くタイプとか、可愛らしい人形の中におみくじが入ってるタイプとかが増えましたよね。
じゃらじゃら振って、出てきた棒に書かれた数字をお寺の方に伝えたら、その番号のおみくじをくださいます◎運試ししてみてください〜♪
住所:大阪市天王寺区夕陽丘町5-36
⇒地図を見る
TEL:06-6779-5800 ※電話受付9:30~16:00
アクセス:
大阪メトロ「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」 5番出口から徒歩2~3分
大阪メトロ・JR各線「天王寺駅」より徒歩15分
5.最寄りのすてきカフェ
愛染堂さんの最寄駅、四天王寺夕陽ヶ丘駅近辺にはおしゃれなカフェがたくさんあります♪
天王寺から谷町線でたった1駅しか離れてませんが、人ごみもなく落ち着いてティータイムを過ごせますよ◎
5-1.デリ&おやつ e café
ほんわか優しい女性オーナーさん手作りの、ごはんとおやつがいただけるお店♪
カウンター席と2人掛けテーブルが5つと、おひとり様でも友達同士でも入りやすいです◎
ランチタイムは混み合うことが多いので、のんびり食事するなら時間をずらす方が吉。
お食事はこちら。私は「ごはんプレート(ハニマヨチキン)」をいただきました♪
野菜のデリが3種類と、サラダもたっぷり!熱々のハニマヨチキンもやわらかくて美味しい♡
でも私が一番感動したのが、サラダのドレッシング…!すりおろし人参がたっぷり入った特製ドレッシングがめちゃくちゃ美味しくて。どこの人参ドレッシングより美味しいです。無限にサラダ食べられちゃいそう(笑)ドレッシングだけ購入することもできます◎(もちろん買って帰りました〜)
おやつも全て手作りで、すごく美味しそうなんです!なので私はランチの後にハーフサイズの「マロンベイクドチーズケーキ」をいただきました♡甘さ控えめでほんのりマロン香るチーズケーキ。真ん中にゴロっと大きな栗が入っていて、見た目通りの美味しさ!
おやつタイムに訪れるなら、パフェもケーキもいただけちゃうよくばりな盛り盛りプレートをぜひどうぞ♪
おやつメニューは月替わりなので、栗はもうありませんが…きっとどれも美味しいですよ♪
住所:大阪市天王寺区六万体町5−20
⇒地図を見る
TEL:なし(※ご予約はインスタDM)
営業時間:11:00~17:00
定休日:火曜・木曜
アクセス:大阪メトロ「四天王寺前夕陽ヶ丘」すぐ
5-2.CAFE CYANT(シヤント)
なんともいえない3匹のネコのキャラクターが目を引くCAFE CYANTさんは、自家焙煎のこだわりのコーヒーと、それに合うお菓子や軽食をいただけるカフェです♪
お店の名前には、関西弁の「ちゃんとしやんと(ちゃんとしないと)」という意味が込められているとのこと。“ちゃんとする”ために、このネコはハチワレではなく、よく見ると“七三分け”になってるんです!
2面ガラス張りで明るく、シアンブルーの壁がパッと目を引くおしゃれな店内。心地よいBGMが流れ、のんびりとしたコーヒータイムが過ごせます♪
店内入ってすぐ、素敵なお菓子がたくさん並んだショーケース。スコーン、マフィン、チーズケーキ…どれもすごく美味しそう。季節によってもいくつかメニューが変わるそうですが、普遍的で一番人気はプレーンスコーン、ということでいただきます♡
プレーンと、新商品だった「レーズン&ホワイトチョコ」スコーン。それと、コーヒーはシヤントブレンドを。スコーンというと紅茶なイメージがありますが、フルーティーですっきりとしたやや酸味のあるコーヒーだからか、とてもよく合う…!
外側はザクザクと固めで、中はしっとり。
シンプルながら素材の風味を感じるスコーンは、丁寧に作られていることがわかります。甘さ控えめなので、クリームやジャムをつけても美味しい◎
七三分けネコのクッキーもぜひ♡サクホロ食感でやさしい甘さ。ブラックコーヒーが苦手な方は、カフェラテにも合うと思います♪
飲み物はコーヒー以外にも、抹茶ラテやほうじ茶、お子様用のジュースもありますよ◎
愛染堂さんへお参りに行って、CYANTさんで一息ついたら…心リフレッシュして、「ちゃんとしよ」ってなりますよ◎
5-3.花咲み荼
扉だけで中が見えない、ちょっと入るのに勇気が入りそうな見た目ですが…
なんとこちら、日本で唯一専売契約の最高級台湾茶・薔薇茶がいただける専門店です!
カウンターだけの小さなお店。台湾茶の専門店、なんていうとますます敷居が高く感じるかもしれませんが、美人で優しい店長さんがすごく丁寧にもてなしてくださるのでご安心を♡
台湾茶は、一口に烏龍茶といってもすごく種類があってちんぷんかんぷんなので、人気という「阿里山金萱茶(ありさんきんせんちゃ)」(1,800円)をいただきました!
カウンターの目の前で淹れてくださいます。蒸らした茶葉の香りを嗅がせていただいたり、なんだかおままごとのような小さな茶器で提供されたり、初体験でワクワク!
お茶を注文するとお茶菓子がセットで付いてきます。さっぱり柑橘味のオーギョーチ、ハイビスカスのガクの蜜漬け、赤いドラゴンフルーツのドライフルーツ、クッキーのような台湾のピーナッツ菓子…と、これまた初めて食べるものばかり。
台湾茶はどんなものかと身構えていましたが、阿里山金萱のお茶はほんのり甘い香りがしてとても飲みやすく、すっごく美味しい!初体験のお菓子たちもどれも美味しく、中でもハイビスカスのガクが甘くてカリカリですごく美味しいのですが…初めての味すぎてどんな味と表現できないのがもどかしい(汗)
茶器は小さいですが、何煎でもおかわりを入れてくれます!たぶん、普通のティーカップで5〜6杯分はいただきました…(笑)しかも、他のお茶もいろいろと試飲させていただき、これまた何煎も入れてくださるのです!
お茶だけで2,000円なんて高いと思うかもしれませんが、コスパは最強!(もしお急ぎの場合は、茶葉をラップに包んでお持ち帰りさせてくれるとのこと!続きはお家でも楽しめます◎)
いろんなお茶のお話が聞けたり、未体験の味にワクワクしたり、1煎目からの味の変化を楽しんだり…ただお茶を楽しむという最高に贅沢で素敵な時間を過ごせます♪
悩み事は仏さまがきっと救ってくださると信じて、花咲み荼さんで頭空っぽにしてお茶に没頭してリフレッシュしてください〜♡
住所:大阪市天王寺区六万体町5−15中野ビル1F
⇒地図を見る
TEL:06-7710-8387
営業時間:
水・木・金 13:00~18:00(L.O.17:30)
土・日 13:00〜20:30(L.O.19:30)
定休日:月曜・火曜
アクセス:大阪メトロ「四天王寺前夕陽ヶ丘」すぐ
6.まとめ
四天王寺さんの別院ながら、あまり観光に訪れる人が少ない知る人ぞ知るパワースポットの愛染堂さん。
でも、愛染明王のパワーはほんとにすごいので、皆さんぜひお参りにいってみてください♪
私は恋愛関係のお願いはしていませんが(アラフォーだもの)、心身が疲労していた折に愛染堂さんへ参ってから、すこぶる調子がいいんです…!元気元気!毎日ハッピー!!(笑)
聖徳太子や豊臣秀吉という歴史的有名人ゆかりのお寺でもございます。ぜひ天王寺へ訪れた際は、少し足を延ばして愛染堂さんへ◎
〈参考文献〉
・愛染堂勝鬘院さんホームページ(https://aizendo.com/)
・『マンガでわかる仏像』監修:三宅久雄 発行所:株式会社 誠文堂新光社