【EXPO2025】賞金は過去最高額の300万円!大阪・関西万博のロゴマーク大募集!
日本での開催は実に20年ぶりとなる、大阪関西国際博覧会。
通称、大阪・関西万博(EXPO2025)。
そんな大阪・関西万博が2025年の開催に向けて、なんと!なんとなんとロゴマークを募集しているとの情報をキャッチしました!
これは参加するっきゃないですね!
全世界に発信され、いたるところに自分が考えたロゴマークが掲げられているなんて、ちょっと想像しただけで震えてきます。(笑)
しかも、なんと最優秀賞に選ばれると、賞金が授与されます!
その額なんと!
賞金300万円です!
これ実は、過去最高額らしいです。
ということで、今回は、どういった点をロゴに反映していけばいいのか、ヒントになりそうなポイントをまとめてみましたので、是非ご覧いただきみんなで万博を盛り上げていきましょう!
目次
1.大阪・関西万博(EXPO2025)ってどんなイベント?
そもそもの部分からおさらいしていきましょう!
まずは公式サイトを見てみると、今回の開催目的が掲載されていました。
『「万博」には、人・モノを呼び寄せる求心力と発信力があります。
この力を2020年東京オリンピック・パラリンピック後の大阪・関西、そして日本の成長を持続させる起爆剤にします。』万博とは?
「万博」は世界中からたくさんの人やモノが集まるイベントで、地球規模のさまざまな課題に取り組むために、世界各地から英知が集まる場です。
1970年に日本、そしてアジアで最初に開催された大阪万博(EXPO’70)は日本の高度経済成長をシンボライズする一大イベントとなりました。
2025年大阪・関西万博は、 2005年に開催された愛・地球博に続き、20年ぶりに日本で開催される国際博覧会です。
参照:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会事務局
なるほど。確かに、その言葉を聞くだけでもなんだかワクワクしてしまうほど、万博ってやつは人やモノを呼び寄せる魔力がありますね。
そして、日本では2020年の東京オリンピック・パラリンピックがあり、それを追いかけるようにして2025年に大阪・関西万博が開催されます。
なんだか銀河鉄道999のように、そのまま宇宙に飛び立てそうな勢いですね。
では実際、大阪・関西万博とはどういったイベントなのか、まずはテーマやコンセプトを確認していきましょう!
1-1.テーマ
参照URL https://www.expo2025.or.jp/overview/
今回のテーマは、
「いのち輝く未来社会のデザイン “Designing Future Society for Our Lives”」
”大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」は、一人ひとりが、自らの望む生き方を考え、それぞれの可能性を最大限に発揮できる社会、こうした生き方を支える持続可能な社会を、世界が一体となって実現していくことを目指すものです。”
参照URL https://logo.expo2025.or.jp/
またサブテーマとして、
「多様で心身ともに健康な生き方・持続可能な社会・経済システム」
”「人」(human lives)にフォーカス。
個々人がポテンシャルを発揮できる生き方と、それを支える社会の在り方を議論。”
とされています。
2005年にあった愛知万博(愛・地球博)では、自然や環境を大切に考えるためのテーマが考えられていて、当時「ECO」という言葉が流行った時代背景を反映してたのを覚えています。
そんな中、行き過ぎた経済社会を反映してか、今回は、心を含めた健康な生き方や、持続可能な社会・経済システムについてテーマ設定されていて、なんだかいよいよ世の中の仕組みをどうしていくのか、みたいところをひしひし感じます。
こうして見ると、万博ってその時代の課題や興味ごとを反映させながら、「未来」というキーワードで開催されているのがわかるので、ワクワクしてしまう理由が見えてきますね。
明るくて楽しい未来を考えると、理由もなくワクワクしてしまいますもんね。
1-2.コンセプト
続いて、コンセプトはこんな感じです。
-People’s Living Lab- 未来社会の実験場
・展示をみるだけでなく、世界80億人がアイデアを交換し、未来社会を「共創」(co-create)。
・万博開催前から、世界中の課題やソリューションを共有できるオンラインプラットフォームを立ち上げ。
・人類共通の課題解決に向け、先端技術など世界の英知を集め、新たなアイデアを創造・発信する場に。
さらに、キーワードとして次の5つが掲げられています。
いやー。壮大ですねー。
でも、答えが簡単に出ないような難しい課題がたくさんあるけど、一人で悩まずに、みんなでアイデアを出し合って少しずつでも前に進めていこうよ、というメッセージを感じました。
このへんまでくると使命感がわいてきそうですが、誰かが困っているのを助けたり、世の中が良くなっていくのを感じると、不思議と生きるエネルギーが湧いてきちゃいますよね。
この点もロゴマークを考える上で重要な要素になりそうです。
1-3.開催概要
開催期間
2025.5/3(土)~11/3(月) 185日間(2~3週間前倒しになる予定です)
開催場所
大阪 夢洲(ゆめしま)
想定来場者数
約2,800万人
経済波及効果(試算値)
約2兆円
あと、これはあまり今まで意識していなかったので、私は驚いてしまったんですが、なんと万博って約半年間もやってるんですね!
そして想定されている来場者数が約2800万人!
最早どのくらいすごいかわかりません。(笑)
あのディズニーランドとシーの年間の合計来場者数が約3200万人らしいので、それを半年間で集めちゃうっていうんですから、これはもうえらいこっちゃですよ。
1-3.プロモーションムービー
今回の大阪・関西万博では、2つのPR動画と会場イメージの動画がYOUTUBEにアップされています。
これ、絶対見た方がいいです!
会場のイメージ動画なんてもう未来感半端ないので、見るだけでも単純にテンションあがります!
ロゴをイメージするためにも必見です!
★2025年大阪・関西万博PR動画(経済産業省作成)https://www.youtube.com/watch?v=34RgsbANoRk
★2025年大阪・関西万博PR動画(大阪府市作成)https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=4ey-a9AstpU&feature=emb_logo
★会場イメージのフライスルー動画(経済産業省作成)https://www.youtube.com/watch?v=3K_-61M1VHc&feature=emb_logo
2.募集要項
2-1.応募受付期間
2019年11月29日(金)正午 ~ 12月15日(日)正午
までとなっていますので、まだ今からでも十分間に合います!
2-2.応募資格
・プロ・アマは問いません。経験受賞歴の有無等は不問です。
・2019年4月1日時点で18歳以上の方が対象。
・日本国籍の方、もしくは、日本在住の外国籍の方(日本国内の住民票をお持ちの方)が対象です。
2-3.応募点数
1名/1グループにつき3点までとなっています。
(お一人の方が個人及びグループの両方で応募する場合は、その総数を3点まで)
たくさん応募してどれか引っかかれば、というのは出来ないので、たくさん思いついた方は、しっかりと厳選してください!
自分でなかなか決められない場合は、誰かに見てもらうこともいいかもしれませんね。
1つしか出てこないって方はもちろん、1点でも大丈夫ですよ!
2-4.応募方法
応募受付期間内に、公式Webサイトの応募フォームから応募してください。
※現在はまだ応募期間ではないため、応募フォームは出来ていないようです。
<注意点>
郵送やFAXでの受付は実施していないようですので、必ず、応募受付期間内に、公式WEBサイトの応募詳細内の応募フォームから応募するようにしましょう!
2-5.応募内容
ここ大事です!
何を応募内容として送る必要があるのかをピックアップしていますので、しっかりと確認してください。
・「①ロゴマークデザイン案」(JPG形式)および「②デザイン展開案」(JPG形式)をデータで作成。
※複数作品を応募される場合は、各作品とも「①ロゴマークデザイン案」および「②デザイン展開案」を作成してください。
※作品はグラフィックソフトウェアで作成したものに限ります。
※グラフィックソフトウェアの種類は問いませんが、データのファイル形式はそれぞれ指定した形式に限ります。
なお、手書き作品をスキャンしたものや写真での応募はできません。
※後日、編集可能なデータ形式でのファイルの送付をお願いすることがあります。
・上記のほか、「③ロゴマークのデザインコンセプト」を200字以内で作成ください。
・①・②・③を1作品1セットとして、「2025年大阪・関西万博ロゴマーク公募サイト」からご応募ください。
2-6.ロゴマーク制作条件
ここもすごく大事なので、しっかりと確認しましょう。
せっかく頑張って作ったアイデアだったのに、制作条件が間違っていて選考に落ちてしまう、なんてことがあると悲しいですからね。
<デザイン案>
・シンボルマーク(図形)とロゴタイプ(文字)の双方が合わさった形をロゴマークとし、今回はそのロゴマークを公募対象とします。
・ロゴタイプについては、以下に示すとおり、「OSAKA, KANSAI」「JAPAN」「EXPO 2025」の表記を含めて下さい。なお、ロゴタイプの書体は、オリジナルのもの、既存のもの、どちらでも構いませんが、採用にあたって修正をお願いする場合があります。
・各データのファイル名は特に指定はありません。
<ロゴマーク(縦組み)>
<注意事項>
・応募する作品は、応募者が大阪・関西万博のために独自に制作したオリジナルで未発表の作品のみに限ります。
・以下に該当する場合は、審査選考の対象外となりますのでご注意ください。
「シンボルマーク」「ロゴタイプ」の双方が揃っていない場合
「ロゴマークデザイン案」「デザイン展開案」「デザインコンセプト」のすべてが揃っていない場合
「ロゴマークデザイン案」「デザイン展開案」「デザインコンセプト」のいずれかに応募者やその他特定の人物等が特定できる情報が記載されているもの
第三者の著作権や商標権等の権利を侵害するおそれのあるもの
既に公表されているものと同一、または類似のもの
政治的・宗教的・商業的メッセージを含むもの
その他公序良俗に反するもの
・応募作品の制作過程に関する情報(着想に至った経緯や参考にした情報など)や制作段階におけるスケッチ、デッサン等は、破棄せずに必ず保管しておいてください。著作権の確認のため、これらの情報や資料を確認させていただく場合があります。
もっと細かい部分が知りたい場合は、公式サイトに注意事項やFAQが記載されていますので、そちらを見て確認するか、下記の募集要項PDFをダウンロードすることをオススメします!
2-7.審査選考の進め方
審査選考は下記の5つプロセスによって進められるようです。
・公正を期すため、応募者名等は伏せた上で審査を行います。
・審査選考の流れは、下記「審査選考フロー」のとおりです。
・審査内容に関しては、理由の如何に関わらず開示しません。
・全応募作品の中から「最優秀賞」1作品を選出します。
・また、最終候補に残った作品はすべて「優秀賞」とします。
2-8.審査選考フロー
2-9.ロゴマーク選考委員会
大阪・関西万博の選考委員会は、それはそれは恐ろしいほどに、すごいメンバーとなっています。
まずは、言わずと知れた日本が誇る世界の建築家、安藤忠雄さんを座長に、「ジョジョの奇妙な冒険」を描かれた、漫画家の荒木飛呂彦さんや、元サッカー日本女子代表の澤穂希さん。2011年なでしこのW杯優勝は今でも目に焼きついています。
その他にも、無印良品のアートディレクションを担当した、グラフィックデザイナーの原研哉さん。世界の少数民族や先住民を撮影されている、フォトグラファーのヨシダナギさんなど、11名のそうそうたる著名人が名を連ねています。
いかに運営側が本気かというのが伝わってきますね。
そして応募するということは、この選考委員の方々の目に入るとうことです。
まだ応募もしていないのに、想像してちょっと緊張してきました。
<座長>
建築家
安藤 忠雄
<選考委員>
漫画家
荒木 飛呂彦
映画監督
河瀨 直美
元サッカー日本女子代表
澤 穂希
国際連合広報センター 所長
根本 かおる
弁護士(桜坂法律事務所)
林 いづみ
グラフィックデザイナー
原 研哉
経済産業省 大臣官房 商務・サービス審議官
藤木 俊光
日本経済団体連合会 企業行動・SDGs委員長/損害保険ジャパン日本興亜株式会社 会長
二宮 雅也
日本画家
松井 冬子
フォトグラファー
ヨシダナギ
2-10.審査観点
審査観点は次の4つとなっています。
これらを満たした状態でないと、いくらカッコイイロゴマークが出来たとしても、最優秀賞の受賞は難しいですね。
2-11.選考結果
選考結果は、「最優秀賞」及び「優秀賞」の受賞者に通知するとともに、2025年日本国際博覧会協会公式ホームページで公表されます。
公式ホームページ
このメールがもし自分に届いたとしたら、その衝撃は計りしれないですね。
もしそうなったら、私は所構わずきっと叫んでしまうと思います。
2-12.賞金
そしてなんといっても一番の目玉はここでしょう!
最優秀賞 賞金300万円!
さらに、関連作業の対価として、最大200万円※が別途支給されます!
※最優秀受賞者には、下記①から③に示す関連業務を別途有償(上限を200万円とします)で委託することが予定されています。委託の内容や対価額等については、受賞者の意向や実績を踏まえ、当協会と協議の上、決定するようです。
ただ、これらの作業の意向や実績の有無はロゴマーク選考に影響しないと、公式サイトで明記されていました。
②各種アプリケーションデザイン制作
③各種広報ツールのデザイン制作
そうなんです。実は、ただ採用されて終わりじゃないんです。
大阪・関西万博を盛り上げるためのメンバーとして、一緒に活躍することができるんです!
さらに!
最優秀賞を逃したとしても、まだ大丈夫。
優秀賞をとることができれば、賞金10万円が手に入ります!
3.公式イベントに参加してみよう!
と、ここまで説明してきたものの、かく言う筆者もデザイン経験がありません。
そしてそんな方に朗報です!
「ロゴデザインて難しいんじゃないの?」と思っているそこのあなた!安心してください。全国各地で大阪・関西万博のPRイベントとして、みんなでつくろうEXPO2025「ロゴマークをデザインしてみよう!」が開催されています。
イベントに参加したから公募の選考が有利になる、ということはありませんが、デザイン初心者向けのイベントになっていて、地域にある身近なロゴマークを例に、その役割や成り立ちを学べるほか、実際に大阪・関西万博のロゴマークを考えてみるカリキュラムが用意されています。
万博を身近に感じながら、ロゴマークをつくる体験はなかなか出来ないので、この機会に是非、みなさんも参加してみてください!
イベント開催地などについては、下記のイベント情報を参照してください。
イベント情報
みんなでつくろうEXPO2025「ロゴマークをデザインしてみよう!」
まとめ
いかがだったでしょうか。
大阪・関西万博(EXPO2025)は、会期中に現地で楽しむのはもちろん、ロゴマークの応募や公式イベントなど、事前に参加して楽しむことができます。
万博開催まであと5年。
日本で、しかもここ大阪で開催されるのは、2025年の次はいつになるでしょうか。
人生でそうそう出会うことはできないと思います。
ですので、この機会に是非、みなさんもロゴマーク公募に参加して、今からワクワクしながら本番を迎えていきましょう!
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