【法雲寺】堺市美原区のツツジに溺れるお寺「つつじまつり」と「万燈会」と美原グルメをご紹介!
堺市美原区に、ツツジで有名なお寺があります。
黄檗宗のお寺、大寶山 法雲寺(だいほうざん ほううんじ)。しかし、一般的な情報誌には載っていないので、あまり知られていないかもしれません。
ツツジって…どこにでも植え込みがあって、庶民的すぎるというか…
「花の中でツツジが一番スキ!」って言う人はあんまりいないような…
桜が咲いたらお花見するのに、桜が散った後、じきにツツジが咲いても特に盛り上がらない。なんなら、その後咲きだすバラの方が注目される、そんなイメージありませんか(笑)
でも、このお寺のツツジを見たら、きっと感動すると思います!とても見ごたえのあるツツジ!お寺だと気負わずにぜひ行ってみてください♪
目次
1.法雲寺ってどんなお寺?
とにかくツツジがすごいんですが、堺市指定文化財になっている建造物もあるほど、とても歴史のあるお寺なので、お寺自体についても紹介させてください♪
1-1.黄檗宗とは
法雲寺は、1672年に開山された、黄檗宗の中本山格のお寺です。黄檗宗の大本山(最高位の寺院)は、京都の萬福寺。それに次ぐわけですから、歴史も深くて当然。
しかし、黄檗宗…あまり耳慣れない方も多いのではないでしょうか?せっかくお参りするのであれば、知識が多い方が楽しめますから、簡単にご説明しますね◎
黄檗宗の開祖は、中国福州(福建省)出身の隠元隆琦(いんげんりゅうき)というお坊さん。黄檗山萬福寺というお寺で住職をされていて、中国国内でもかなり有名な禅僧でした。
日本で一番メジャーな宗派は、浄土宗・浄土真宗です。法事などで「南無阿弥陀仏」と唱えた方も多いのではないでしょうか?この宗派は、「とにかく南無阿弥陀仏やお題目を唱えること」「阿弥陀様に帰依すること」、いわゆる“他力本願”の考え方をします。
対して、お釈迦さまが悟りを得るのに用いた坐禅を主要な修行法として重視するのが、禅宗。禅宗の中にも3宗派あって、臨済宗、曹洞宗、そして黄檗宗。
黄檗宗はもとは臨済宗の一派でしたが、隠元和尚が来日して建てた寺院が中国(明)風の建築様式だったことや、その他服装・読経の仕方など、当時の日本人には真新しいものに見えたため、臨済宗系諸派とは異なる独立した一宗となりました。
(現在でも、建築物やお経の読み方、精進料理など、他の宗派とは違う中国っぽさがあります◎)
もちろん、見た目だけじゃなく考え方も、臨済宗とは少し異なります。隠元和尚の坐禅は、禅と浄土教を融合させたもの。
日本では「きはだ」と呼ばれる樹木のことで、樹皮は生薬になって飲むと「地上の仙人」になれるとか…
隠元さんがもともといた中国のお寺のある山にはこの木が繁茂していて、山号(黄檗山)の由来となり、黄檗宗の名前の由来にもなったんやで~
1-2.法雲寺の縁起
1672年、黄檗三傑の一人・慧極道明(えごくどうみょう)という方により開山されました。
それ以前は、弘法大師が開いた神福山長安寺という真言宗の大きなお寺だったのですが、1620年に狭山池の堤防が決壊により境内近くを流れる西除川が氾濫し、流失してしまったそうです。
その後、1671年に曹洞宗の僧・宗月が寺のあった村から長安寺を譲り受け、翌年宗月さんが、黄檗宗開祖の隠元さんの孫弟子である慧極道明さんにお寺を委ねられました。そうして、1674年に寺号を改められ、黄檗宗の法雲寺となりました。
隠元さんってホントすごい人で、日本から何度もラブコールを送ってようやっと来てもらったんだって(当然中国では「行かないで」の嵐)。
隠元さんが長崎に来日するというウワサを聞いた江戸の坊さんが、実際の来日の2年も前から江戸を出発しちゃうほど。実際来日されたらそれはもう、どこに行くにも千人の人がついて歩く人気ぶり。時の将軍徳川家綱も、時の後水尾天皇も隠元さんをリスペクトしてたんやって~
2.まるでツツジの海!境内の紹介
(2022年のツツジ。法雲寺さんよりご提供)
圧巻のツツジ、いかがですか。
ツツジというと公園などに背の低い植え込みがあるイメージだと思いますが、境内の植え込みは余裕で私の背(150センチ)くらいあります。しかもそんなビッグサイズがぽこんと1つあるだけじゃなく、建物の隙間を埋めるかのようにドンドンドンとあるため、満開の時期には建物がツツジの海に溺れたかのような写真が撮れます!
見どころ満載の境内の堂宇とともに、ツツジをお楽しみください♪
2005年に堺市に合併されるまで美原町の町花がツツジだったので、境内いっぱいに植えてみたのだとか~
2-1.山門
まずは山門。さっそく、日本の一般的なお寺とは少し違うのがおわかりいただけるでしょうか。屋根の中央部分が高く、左右の部分を低く段差を設けているところ、そして、中央部分の屋根にいる生き物。
真ん中の屋根に乗っている生き物(左)と、左右の屋根の上に乗っている生き物(右)を見比べてみてください。一般的に屋根の上に乗っているのはシャチホコなのですが、右がまさにそれ。シャチホコは火事の時に口から水を吐き出して消火してくれると言われているため、天守閣や寺院の屋根の上にいます。
左の生き物は何かというと、摩伽羅(まから)という伝説の生き物。もとはインド神話に登場する怪魚で、水辺の動物の中では最強ともいわれているため、アジアでは聖域の結界に当たる入り口の門や屋根に置かれています。
この山門は創建当初の姿を残すもので、1687年に建てられました。黄檗宗特有の建築様残す山門としては、なんと国内最古!
2-2.天王殿
立派な山門をくぐると、さっそくツツジがお出迎え。側にある旗の高さでわかるでしょうか、背よりも高い、2メートル以上ありそうな…もはや壁。
ツツジ鑑賞もいいけれど、まずは本堂にお参りを!でも、黄檗宗のお寺では、本堂より先に参る場所があります。
本堂の手前にある、天王殿。正面に、七福神でおなじみの布袋さんが祀られています。
中を旅していたことから「布袋」と呼ばれるように。お坊さんがモデルのため、お寺に布袋さんが祀られることはしばしばあるみたい
最初に布袋さんにお参りすることで、その大きなお腹に煩悩や欲望を取り払ってもらいます。
それから本堂や他のお堂にお参りをして、帰りにもう一度布袋さんへお参りすると、手に持った布袋から徳を与えてくださると言われています♪
天王殿には布袋さんの他、侵入者からお寺を護る役割を担う「四天王」の像と、布袋さんの裏側には中国禅宗の開祖とされる達磨大師の像があります。こちらも300年以上昔、1704年に建てられた建物です◎
2-3.本堂〈大雄宝殿(だいおうほうでん)〉
煩悩を払ってから、大雄宝殿と呼ばれる本堂へ。
「大雄」は釈尊のことで、釈迦如来を本尊とする建物にはこの名がつきます。黄檗宗のご本尊は釈迦如来が多く、黄檗宗寺院では本堂を「大雄宝殿」と呼ぶことが多いようです。
法雲寺のご本尊は、釈迦如来を中心に、薬師如来と阿弥陀如来がお祀りされています。
よくよく覗いていただくと、三尊の背後には小さな仏様がズラリ。その数なんと、3333体!普段は外から覗くことしかできませんが、後程紹介する「つつじまつり」期間中は本堂の中へ入ることができ、堺のボランティアガイドさんが色々説明してくださるそうです♪
こちらの建物も、1684年に建立された歴史ある建造物。外観だけでも素晴らしいです!(丸い窓が中国っぽい◎)
なんで3333体なのかというと、広大無辺な三千世界を表しているから。仏教の世界観において、三千世界というのは宇宙の単位。なんだか難しくてよくわからないけど、わからないなりにも圧巻…!
2-4.回廊
(2022年撮影、法雲寺さんご提供)
本堂向かって右手に回廊が続いています。この先には、方丈(ほうじょう)があります。方丈とは、禅宗寺院においてお坊さんたちが生活する場所のこと。広い炊事場もあって、精進料理をふるまう場としても使用されます。
でも、黄檗宗の精進料理は「普茶(ふちゃ)」といって、4人分くらいを大皿に盛るスタイル。しかも、植物油を多く使った揚げ物も多々あり、現代人にも好まれるような味付けなのだとか。
大皿料理ということもあってコロナ禍では中止されていたようですが…そろそろ復活しないかなぁ
回廊を渡る際、ぜひ頭上に注目してください。怪しい魚のオブジェ…ではなく、開梆(かいぱん)と呼ばれる法具があります。これもまた、黄檗宗の特徴です。
食事の時間など、時刻を知らせるためのものなので、この場所にあります。木槌でお腹を叩いて音を出すため、お腹部分に穴が開いてしまっています。開梆が転じて木魚になったといわれています。
口に咥えてるように見える玉はあぶく。お腹を叩いて、口から煩悩のあぶくを吐き出させるんやって~
2-5.観音菩薩像
(2022年撮影、法雲寺さんよりご提供)
本殿向かって左手前に、ひときわ目立つ大きな金ぴかの観音様がいます。その名も「厄除け観音」。
黄檗宗寺院になる以前にお寺を譲り受けた曹洞宗僧・宗月については縁起の項で触れましたが、この方がある夜、竹林の土の中から観音像を掘り出す夢を見たのです。そして、夢の通りに実際に掘ってみると、本当に観音像が出てきたので、草庵に安置されました。
この観音像は「掘出観音」と呼ばれ、現在は秘仏となっておりますが、その徳を称えて人々の繁栄と厄除けを祈願して造られたのが、この大きな観音像なのです。
2-6.七福神
法雲寺境内には、天王殿の布袋さんを含む七福神がいます!
天王殿の手前左側にある鎮守堂に弁財天こと弁天さんが祀られています。
(植え込みの間、虫が飛んでて怖くて近づけませんでした…汗)
その昔、天保の大飢饉が起こり、さらに幕府の悪政で一揆や暴動も頻発して世の中が荒れていたとき、法雲寺の守護神として祀られていた弁財天と布袋尊が、神の国にいるという5神を招き呼びました。
七福神が揃うと、その神通力の加護によって飢饉も鎮まり、河内の国に平穏と豊穣がよみがえったと伝えられています。
神さまたちはその後、法雲寺境内に流れていた西除川から宝船に乗って神の国にお帰りになられたそうですが、天王殿の布袋さん・鎮守堂の弁天さん以外の5神は、旧流の西除川付近に像が安置されています。
ツツジ以外にもたくさんの植物があって迷子になりそうな境内ですが、ぜひ七福神すべてお参りしてみてください♪幸せになれるかも?
(自然の中にひっそりいらっしゃるから、頑張って探してみてね(笑))
3.「つつじまつり」と「万灯会」
法雲寺では、2大行事が開催されます。
1つは春の「つつじまつり」、そしてもう1つは、お盆の「万灯会」です。
(2022年撮影、法雲寺さんよりご提供)
つつじまつりは毎年4月の25~30日の期間開催されます!ちょうどその頃が境内のツツジが見ごろになります。(2023年の見ごろは少し早まるかもですが…)
つつじまつりでは毎年、期間中ずっと「雑草いけばな展」と「ちりめん細工展」が慧極殿にて開催されます。
(雑草とは思えない素敵ないけばな!(昨年の様子。法雲寺さんよりご提供))
また、お茶席が設けられたり、音楽とフラダンスのショーがあったり、ハンドメイド作家さんによるマルシェが開催されたり、美原のおいしいお店が特別出店され、お弁当やカフェが楽しめます♪
境内のつつじを見ながらいろいろなイベント・美味しいごはんを楽しめますよ!
万灯会は、毎年8月15日に行われるお盆の法要です。境内には約1000基の灯篭が並べられ、夜になり火が灯されると大変幻想的な景色になります!
(法雲寺さんよりご提供)
ここ数年はコロナ禍のため規模を縮小されていましたが、例年は露店なども開かれ、小さなお子さんも楽しめます◎
住所:堺市美原区今井192-1
TEL:072-361-4419
拝観料:無料
駐車場:あり
アクセス:
・南海バス「今井南バス停」下車すぐ
・近鉄バス「今井バス停」下車 徒歩8分
4.ご住職の奥様おすすめ美原グルメ!
堺市美原区…最近ではららぽーと堺がオープンしましたが、あまり訪れたことがない人も少なくないのではないでしょうか?
せっかくなら、お参り前後に美味しいものも食べちゃいませんか♪
今回は法雲寺ご住職の奥様におすすめのお店を教えてもらったので、どこも間違いなく美味しいですよ!
いずれのお店もつつじまつりにも出店されます♪
4-1.おいなりさんのテイクアウト専門店!「ごはんの時間」
テイクアウト専門のいなり寿司…なんて、デパ地下のイメージしかありません。実は私が知らないだけで流行っているのかと思いましたが、「大阪では珍しいと思います。堺だと、タカシマヤ以外ではうちだけじゃないかな?」と店長さん。
大通りから外れて、ちょっと田舎道のような道を進んだところ、まさかの福祉施設の敷地内にこぢんまりとしたお店があります。
入ってみると、なんともおしゃれなおいなりさんがズラリ!私的にはおいなりさんって、スーパーの安いお寿司パックに入っている脇役と思っていたのですが、こんなにも主役になれる一品だったなんて!
(左から、「金ゴマいなり」、「春キャベツ」、「ローストビーフ(ワサビ―ソースなし・あり)」)
ベーシックな「金ゴマいなり」と、「炙り味噌いなり ゆず」や「たくあん大葉いなり」以外は、具が上にもりもり乗っています!
普通はご飯をお揚げで包むところ、ひっくり返して具を乗っけるなんて驚き!
しかも乗っているのが、通常メニューの「ローストビーフ」と、季節限定の「春キャベツ」と「イカ醤油バター」!
(左から「イカ醤油バター」、「たくあん大葉いなり」、「炙り味噌いなり ゆず」)
おいなりさんにキャベツ…バター醤油のイカ…ローストビーフ…とても味の想像ができませんでしたが、食べてみると…合う!!
こちらのお揚げはすべて手揚げでふっくらジューシー。そして、お出汁がしみしみで甘さは控えめ。だからでしょうか、ごはんも具材もふわっと包み込んで口の中で一体になります!
個人的に一番おいしいと思ったのは「春キャベツ」!春キャベツの自然な甘みとシャキシャキ食感が、じゅわっとしたおいなりと合わさってまぁ美味しい!!
おいなりさん一つ一つはそれほど大きくなく、二口くらいで食べられます。でも、具材がもりもりだから満足感がすごい♪もちろんシンプルな「金ゴマいなり」もおいしいです◎
お揚げの美味しさを味わうなら間違いなくコレ!
自宅で食べるのもいいですが、お客さんへのおもてなしやお土産にも、パッと華やかでおすすめですよ♪
美原土産は「ごはんの時間」のおいなりさんで決まり!
住所:堺市美原区小平尾211-1
⇒地図を見る
TEL:080-5366-1400
定休日:日・祝
営業時間:11:00~14:00 16:00~19:00
駐車場:あり
アクセス:近鉄バス「平尾北バス停」下車 徒歩3分
4-2.おいしいランチとクレープ♡「cafe&crape Pecco」
ららぽーとのすぐ隣にあるのに、お弁当の予約にランチの予約と大忙しなPecco(ペコ)さん!地元の方々に愛されているお店です♪
姉妹二人でお料理から提供までされているので、一気にお客さんが来てしまうとバタバタされていましたが、常連さんたちはのんびりお喋りしながらお料理を待っていました◎
ランチはメインディッシュに小鉢がついたペコランチ1種類のみ。
その日のメニューはインスタにて紹介されていますが、私が訪れた時はお弁当の予約が多すぎて予定していたランチメニューが急遽変更になったとのことで、こちらが提供されました。
(おろしトンカツ♡)
「急遽メニュー変更になっちゃったから、ペコちゃんらしさがあんまりなかったの…」とおっしゃっていましたが、トンカツも小鉢も美味しかったです!常連さんたちもガッカリした様子はなく、皆さん口をそろえて「おいしかったよー!」と♡
友達のお家にお邪魔したかのようなアットホームな雰囲気が素敵でした♪
(ただ、もしアレルギーなどがある方は事前に電話でメニューを確認しておいた方がいいかも?)
ランチの他、おやつにはクレープもあります!ランチの後にクレープはちょっときつい…そんな方には、ミニサイズクレープも◎
常連の皆さん、きっちりクレープまで食べてらっしゃったので、私もミニサイズで「いちごと生クリームのクレープ」を注文!
デザートにちょうどいいサイズ!小さいけれどしっぽまでイチゴが詰まっていて、最後の一口まで美味しい♪
常連さんでいっぱいのお店ですが、お店の方もお客さんも優しい方ばかりなので、ぜひランチやクレープを食べに行ってみてください♪
(常連マダムたちの昼下がり♪)
住所:堺市美原区黒山13-6
⇒地図を見る
TEL:070-1761-5800
定休日:日・月・祝
営業時間:11:30~17:00
駐車場:2台
アクセス:
・近鉄バス「美原区役所東口」下車すぐ
・南海バス「美原区役所前バス停」下車 徒歩3分
4-3.大阪ヘルシー外食コンテスト銅賞!「COPAIN de GOHAN(コパンデゴハン)」
白と赤の配色が可愛らしいコパンデゴハンさん♡私が訪れた日はあいにくの雨模様でしたが、お天気だったらワンちゃん連れてテラス席を利用することもできるそうです◎
店内も明るく心地よい雰囲気!奥には広いソファー席もあり、お子様連れにも◎店内にはオーナーのお知り合いの作家さんたちによる絵や雑貨の販売もあります。
「本日の日替わりは、淡路鶏もも肉のグリル。一度も冷凍していない、朝びきだからすっごく美味しいの、おすすめよ!」とのことだったのですが…それも気になるけど、初めてだったので定番を押さえておくことにしました。「淡路鶏むね肉のチキンカツ」!
こちら、大阪ヘルシー外食コンテストで第三位を獲得されたメニューです!
自家製の塩麹に漬けられた鶏むね肉はしっとりジューシー。むね肉っぽいパサパサ感は一切ありません!カツですが、衣がきめ細かく、油っぽくありません。
でも食べ応えは十分!スープに小鉢もたくさんついて、どれも美味しい♪
自家製ヨーグルトには、これまた自家製の黒蜜と、自家製の梅干しペーストが入っています!こんな組み合わせは初めてでしたが、黒糖のこっくりした甘さと梅干しのキューッとする酸っぱさが、なめらかなヨーグルトにマッチしておいしかったです♪
ケーキセットもつけてしまいました♡
ケーキもすべて手作りで、抹茶のバスクチーズケーキを♡しっとりなめらか、抹茶の風味と、チーズ感はくどくなくあっさり。
あれだけチキンカツ食べた後でもぺろりと食べられちゃいました!サイフォンで丁寧に入れられたコーヒーも美味しく、大満足です♪
こちらのオーナーさん、ちょっと変わった経歴の持ち主で、以前は40年間進学塾をされていたのですが、大病をきっかけにカフェをオープンしたそう。パワフル!!
とても大病をされたようには見えない、背筋もシャンとして黒シャツと黒エプロンの似合うカッコいいマダム!そんなオーナーさんは、最近数秘にもハマったらしく、飲食ご利用されたお客さんに数秘鑑定もされているみたいですよ★
私もしてもらえばよかったなぁ…
(つつじまつりではホットドッグ/エッグドッグの販売あり。ツツジを見ながらのホットドッグ、絶対おいしい!!)
住所:堺市美原区菅生47
⇒地図を見る
TEL:072-361-6275
定休日:日・月・祝
営業時間:11:00~17:30
(ランチ11:00~14:00/カフェ14:00~17:30)
駐車場:あり
アクセス:近鉄バス「東野バス停」下車すぐ
5.まとめ
法雲寺さんと美原のグルメ、いかがだったでしょうか?
ツツジに限らず、四季折々の植物が楽しめる法雲寺では、なんとなんと、ピクニックOKなんですよ…!
お寺でピクニックなんて、聞いたことありませんよね!私も初めて参ったときに、ツツジの側にシート広げておにぎり食べている人たち見て、目を疑いました(笑)
でも、ご住職の奥様いわく「うちピクニックOKなんで♪」とのこと…
(2022年撮影、法雲寺産よりご提供。六角堂という納骨堂)
納骨堂の軒下でのんびり読書をする人もいらっしゃいました。
とてもれきしのあるお寺ですが、そんな風におおらかに色々な人を受け入れてくださるのは素敵なことだなと思います。(もちろんマナーは守ってね)
法雲寺、そして法雲寺のつつじまつりは、美原の方には昔からとても知られているようですが、これからは大阪中の人に知ってもらえたらいいなぁと思います。そして、「美原の法雲寺」ではなく、「大阪の法雲寺」として全国に知られる名所になっていってほしいです♪
まずは皆さん、これから満開を迎えるツツジを見に、ぜひ法雲寺さんへお越しください!