【アクアライナー】水上バスでクルージング!水都大阪の名所を周遊して観光
2023.05.02
こんにちは!ライターaruです!!
どんどん寒くなってきましたねー。
冬はおうちでこたつに入ってのんびり過ごすのも良いですが、天気の良い日はちょっと外にお出かけしてみませんか??
寒い日でも暑い日でもおすすめ、大阪水上バス「アクアライナー」をご紹介したいと思います!アクアライナーからだと見慣れた景色がいつもと違って見えるので、大阪をより楽しむことができますよ!
目次
アクアライナーとは
みなさん、アクアライナーってご存知ですか?
アクアライナーは、大阪を流れる大川を周遊できる水上バスのことです。
一回のクルージングはなんと約40分。
40分と聞くと、ゆったりできるなぁと感じていたのですが、水上から見る大阪の風景は魅力がたっぷりで、あっっっという間の40分でした。
よく見る風景だし、そんなことあるかいな?とお思いのあなた。
一度ご乗船ください。
そこにはとーーーーっても充実したクルージング体験が待っていますよ!
また、感染症対策をしているアクアライナーってどんな感じなの?というところもお伝えしていこうと思います!
乗り場紹介
現在、アクアライナーの乗り場は大阪城公園前の「大阪城港」一箇所となっております。
感染症対策として、一度のクルージングごとにお客様を総入れ替えするためです。
全員が手の消毒を済ませた上で乗船します!
JR大阪城公園駅からは徒歩1分で行けますよ!
駅から城ホールの方へ向かって歩いていくと、スターバックスが見えてきます。
奥へ進むと乗り場の案内看板が見えてくるので、川の方へ進んでくださいね。
取材時は仮設のチケット売り場だったのですが、
現在は綺麗に完成しているのでぜひチェックしてみてください♪
チケット売り場の隣にはお手洗いもありましたよ!
乗船前にトイレを済ましておくと安心ですね。
大阪城港でチケットを購入
仮設のチケット売り場に入るとこんな感じ。
温かいドリンクの販売もあります!寒い時期はありがたいですねー。
チケットを購入したら、アクアライナーの到着を待ちます!わくわくわく・・・
待合室には、運転席を再現した撮影スポットが・・!
このダッシュボードは実際に使われていたものなんだそう!
帽子、制服をお借りして乗組員さんになりきって写真を撮りました!
思い出に残ること間違いなしですね!
アクアライナーに乗船
出発15分前にアクアライナーが港にやってきました!
かっこいいブルーのボディをした「なにわ5号」。
アクアライナーを正面から写真におさめるシャッターチャンスですよ!
お聞きしたところによると、なにわ5号さん、もうすぐ40歳なんだそう。
年齢を感じさせない元気な走る姿は、機関長の徹底された整備があるからこそですね!
出発10分前から乗船可能になりますよ。
こちらが乗り場です!いざ、乗船!
階段をおりて、船内に入っていきますよ〜!
船内の様子
アクアライナーに乗り込むと、こんな感じ!
実際中に入ると、屋内とは思えないほど開放感がすごいのです!!
青空もしっかり覗けちゃいますよ。
また、船内ではジュース、アルコール、スナック菓子、アイスの販売もあります。
座席にはカップホルダーもあるので、ドリンクを飲みながらの船旅も安心ですね。
冷暖房も完備されており、お手洗いもあるので、快適な船旅を楽しめます。
取材時はクリスマスシーズンだったので、船内にはクリスマスの装飾がありました!
なんてかわいらしい。。。メリークリスマス!
撮影ポイント
それでは、出発進行〜!!
港では手を振ってくださっていました。いってきまーーす!
現在、日本人のお客様が多くいらっしゃるということもあり、なんとクルージング中は乗組員さんによる生ガイドを聞きながら、風景の中にある建物の歴史に触れることができます。
クルージングが始まって結構水面が近いことにびっくり!
ちょっと水面近くを飛ぶ鳥の気持ちが分かるかも?!
それにしても太陽の光が反射してキラキラしていて綺麗ですねー。
「春は造幣局近くの桜、夏は青青とした緑、秋は紅葉が楽しめそうだ!でも冬はどうなの?景色が寂しい感じなのかなぁ」
と思っているもいらっしゃるかもしれません。
実は、冬のクルージングでは葉が落ちているので、どの季節よりも景色が遠くまで見えるのです!
こちらは港を出てすぐ、進行方向左手に見えてくる大阪城ホール。
建物全体がしっかり見えますね!!
では、いくつか乗船時にぜひ!という撮影スポットをご紹介したいと思います。
歴史を感じる【大阪砲兵工廠の水門】
まずは進行方向左手に見えてくる大阪砲兵工廠(おおさかほうへいこうしょう)の水門。
明治時代から昭和20年ごろにかけてこの一帯に軍事工場があり、その軍事工場に物資を運ぶために設けられた水門なんだそう!
現在、水路は埋められてしまい、現在の水門跡のみが残ったそうです。
歴史が感じられる素敵な写真が撮れますよ!
絶対見逃せない【大阪城天守閣】
そして次に見えてくるのが大阪城天守閣。
これは見逃せません!!
新鴫野橋(しんしぎのばし)からだと、背景にビルなどが入らないことから、テレビでもよく使われているという絶好の撮影ポイント!
青空に映える天守閣はとても美しいです!
天守閣前ではスピードを落として走行してもらえたので、たくさん写真を撮ることができました!
生ガイドによると、大阪城港から新鴫野橋までは歩いて10分ほどだそう。
天気が良い日は、クルージング後に撮影にいくのもいいですね!
大迫力!ガラス張りの天井から橋の裏側をお届け!
さらにおすすめしたいのが橋の下!
クルージングしているといくつもの橋の下をくぐっていきます。
折り返し地点までで、くぐる橋の数はなんと6つ!
さすが水の都、大阪。
橋の下から写真を撮れるのは、ガラス貼りの屋根をしたアクアライナーならではでしょう!
迫力満点です。これはなかなか撮れないですね!
また、ガイドさんのお話を聞いていると、さまざまな橋があることにも驚きました。
こちらは、京阪電車が通っている京橋。
それから二階建ての橋、天満橋。
1階は人と車が通行し、2階は車のみが通行しています。
さらに橋の両端にライオンが配置されている難波橋!別名ライオン橋!
どうしてライオンがいるんだろう?と思っていると、こちらもしっかりガイドで「なぜライオンなのか」を聞くことができました!
ぜひ乗船してガイドさんのお話を聞いてみてくださいね!
こちらの乗船もいかが?【ひまわり】
クルージング途中で港に停まっているひまわりを発見!深い青で高級感を感じます。
明治時代に淀川を往来した川蒸気船をモチーフにして造られたそうですよ!
なんと船内で食事も楽しめるんだそう!
優雅な船旅が出来そうですねーー。いつか乗ってみたい!
さらにアクアライナーのなにわ2号となにわ3号を発見しました!
なにわ2号は乗船中の5号と打って変わって、ポップなカラーのボディーをしていますね!
ちなみに今は、アクアライナーの「なにわ2号」「なにわ3号」「なにわ5号」が運航しているそうですよ。
実はとある建築物と背中合わせに建っていた【大阪市中央公会堂】
こちらは重要文化財である「大阪市中央公会堂」と「大阪府立中之島図書館」を撮ったのですが、実は珍しい光景なんです!
というのも、師匠とお弟子さんが建てた建築が背中合わせになっているんだとか・・・!
ガイドさんの話を聞いていると、いつもみていた風景の見え方が変わって、どんどん大阪について詳しくなれちゃいます!
もう少し進むと大阪市中央公会堂がよく見えてきます。
赤レンガ造り、そしてアーチの意匠は大正時代のレトロな雰囲気を醸しています。
どこから撮っても素敵な写真が撮れちゃいますよ!
こちらもいろんな角度から撮り逃すまいと連写!!
中之島バラ園を繋ぐ【ばらぞの橋】
こちらは東西3kmに及ぶ、中之島内のバラ園を繋いでいるばらぞの橋。
柵の部分のデザインが、バラ園にふさわしく上品ですね!
中之島の端にある【中之島剣先噴水】
中之島の端にある剣先噴水。
川の開けたところにあり、ガラスの透明感や形状から、スタイリッシュでアートな雰囲気を感じられますね!
たゆたう水面に映る【川崎橋】
最後に個人的なおすすめ撮影ポイントをご紹介します!
それがこちら、白が空に映える美しい吊り橋、川崎橋です。
コースを折り返してきてクルージング後半、進行方向左手に見えてくるのですが、これはぜひ写真に納めたい!と思い、気がつけば連写していました。笑
波が穏やかで川の分岐地点でもあるので、景色が開けていますよ。
とても穏やかな気持ちになりました。
川崎橋の写真を取り終え、京橋を再び潜ると、川の分岐地点に進みます。
港のある第二寝屋川の方へ進んでいくのですが、分岐地点に見えてくるものがあります。
それがこちら。
大きな石が3つ積まれている、その名も「ざんねん石」。
一見、何かの遺跡のように見えるのですが、その正体は香川県小豆島からはるばる運ばれてきたけれど、大阪城の石垣になれなかった石!残念な石なのです!!
読売テレビ新社屋が見えてきたらGOAL!!
川から見ると写真には収まりきらないくらいに迫力がすごいですね!!
それでは、お疲れ様でしたーーーー!
周遊コースや乗車料金を紹介
現在、アクアライナーでは以前よりコースを短縮しています。
大阪城港から新鴫野橋、京橋、天満橋、天神橋、難波橋をくぐって栴檀木橋(せんだんのきばし)を潜ったところで折り返し、大阪城港に戻ってくるという約40分の周遊コースとなっています。
料金は大人1,600円、小学生が800円です。また、大阪水上バス公式HPのWEB予約をご利用いただくと、1割引で購入できます!
また、大阪城天守閣への入館チケットとセットになったお得なチケットもあり、このセットチケットはネットでも購入できます!
大阪場天守閣入館券(通常600円)
+アクアライナー周遊コース乗車券(通常1600円)→2000円
まとめ
船が通った後に波立って白く見えているのを船跡と言います。
アクアライナーの船跡は綺麗で、他の船に比べると波が立ちにくい設計がされているそうですよ。
アクアライナーは水を吸い込んで噴き出すウォータージェット・システムを利用して前進しているのですが、ウォータージェット・システムは他の船への波の影響が少なく、乗船しているときもゆったりとした穏やかな時間を過ごすことができました。
今回は大阪の都心を巡るアクアライナーに乗船しましたが、他にもクルージング途中で見かけた貸切船のひまわりや、海に出て大阪港周遊できるサンタマリアがあります。
海遊館やユニバーサル・スタジオ・ジャパンの近くを周遊できるので、また違った景色を楽しむことができそうですね!!
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