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【大阪パワースポット】縁切り坂と相合坂で良縁ゲット!仁徳天皇をお祀りする高津宮

高津宮

大阪の歴史的人物といえば、誰を思い浮かべますか?
やはり…大阪城を建てた豊臣秀吉、でしょうか。

太閤さんも、大阪のまちを発展させた重要なお方だとは思いますが…
それよりもうんと昔に、大阪隆昌の基を築いたお方がいます。
そのお方は、我らが大阪の地に、日本で最初に都を築いたお方でもあります。

世界遺産であり、世界最大級の墳墓に眠る、偉大なる仁徳天皇…!

そんな仁徳天皇を主祭神としてお祀りするのが、谷町九丁目にある高津宮(こうづぐう)さんです!

良縁のご利益もあるパワースポットとしても知られる高津宮さんですが、ご利益だけを求めるのではなく、どうぞ仁徳さんについてよーーくよーーーーーく知ってからお参りに行ってくださーい!!

姫松なつき
姫松なつき
姫松の推しである仁徳さん!
なぜか歴史の教科書にあんまり登場しないから、知らない人も多いという悲しみ。だから私がアツくご説明する…ッ!

1.高津宮の歴史

高津宮創建は平安時代の866年。清和天皇の勅命により仁徳天皇の旧都の遺跡を探索し、その地に社殿を築いてお祀りしたのが始まりです。
以後、皇室・幕府等の度々の造営寄進を重ね、難波津の守護神として崇められてきました。

その後700年を経た1583年のこと、豊臣秀吉が大坂城築城のために比売古曽社(ひめこそしゃ)があった現在の地に遷座し、今日に至ります。

大変歴史ある神社ですが、1945年の大阪大空襲により社殿のほとんどが焼失してしまいました。現在の本殿・拝殿は戦後1961年に再建されたものです。

2.ご祭神・仁徳天皇について

高津宮(高津宮さんパンフレット)

仁徳天皇は、4世紀末から5世紀前半の古墳時代に在位した、第16代天皇です。
父・応神天皇は八幡神と称えられ全国各地の八幡神社にお祀りされているお方であり、また父方祖母・神功皇后も様々な武勇伝を持ち住吉大社はじめ多数の神社にお祀りされているお方。

高津宮高津宮では、本座に仁徳天皇を、左座には応神天皇・神功皇后・仲哀天皇を、右座に履中天皇・葦姫皇后をお祀りしています。

2-1.仁徳さんエピソード① 〜弟想いのお兄ちゃん〜

己の死期が近いことを知った応神天皇は、3人の息子のうちの一人を次期天皇にと考えていました。中でも特に可愛がっていた一番年下の菟道稚郎子皇子(うじのわきいらつこおうじ。以下、うじ)に継がせたいと思いつつも、いく末を案じて二人の兄の気持ちを探ることにしました。

高津宮「年上の方が可愛い」と言い張る大山守皇子に対し、後の仁徳天皇である大鷦鷯尊(以下、おおさざき)は父の考えを察し、「年下の方が可愛い」と言いました。
応神天皇はそれを聞いて、うじを皇太子に、おおさざきをその補佐に任命、さらに大山守は皇太子の近くにいては危険と考え山川林野の管理人に任命した後、間もなく崩御されました。

高津宮大山守はうじを討ち自らが天皇になることを目論みましたが、それに気づいたおおさざきが弟へ助言をしたことで、逆にうじが大山守を罠に嵌めてことなきをえました。
難を免れ、即位が決定したはずのうじは、しかし頑なに皇位に就くことをためらい、おおさざきの兄こそ皇位に相応しいと譲ろうとしました。
弟は兄が、兄は弟が即位するべきだと互いに譲り合い、3年もの間空位が続いたある日、うじは自ら命を絶ってしまいました。(※『古事記』では病死)

高津宮こうして皇位についたおおさざきは、父の思い・弟の思いを胸に、民のために尽力するのでした。

2-2.仁徳さんエピソード② 〜民のかまど〜

難波の上町大地に都を置いて4年目のこと、高台から国を見渡すとどの家にも煙が昇っていないことに気づきました。

高津宮これは民が税金に苦しんでいるために炊事もできていないのだろうと考えた天皇は、以後3年間、徴税を控えることにし、また自らの住む宮の屋根が壊れて雨漏りしようとも修理せず、自身は節約に努めました。そうして民衆は生活を立て直し、家々から再び煙が立ち上がるようになりました。

高津宮また、このエピソードは大阪市歌にも歌われているんですよ♪

姫松なつき
姫松なつき
市歌って大阪市民でもあんまり知らんと思うけど…「高津の宮〜のむか〜しより〜よよの栄を重ねきて〜民のかまどに立つ〜煙〜にぎわいまさるおお〜さ〜かし〜〜♪」ってね!

2-3.仁徳さんエピソード③ 〜大規模な土木事業〜

古代、大阪は今のような地形ではなく、現在の大阪平野にあたる部分のほとんどは草香江(くさかえ)という湖になっていました。

高津宮このため淀川と大和川の水が上町台地により堰き止められ、しばしば水害が起きていました。
そこで天皇は台地の一部を掘り、水が大阪湾へ流れるようにする大規模な土木工事を行いました。さらに「茨田(まむた)の堤」(現在の寝屋川市付近)と呼ばれる堤防築造を行ったことで淀川の氾濫も防がれ、大阪平野からより多くの収穫物が得られるようになりました。高津宮

姫松なつき
姫松なつき
難波の堀江の地名の由来は、まさかの仁徳さん…!?
ちなみに、京阪天満橋駅付近の上町台地を分断するように大川が流れてるから、大川が難波の堀江という説があるとかなんとか。
いやでも、なんの機械もない時代に台地を掘るって、とんでもないこと考えはる…!

その他にも様々な土木事業を行ったことが記紀に記されており、その頃の地名が現在に続いているところもたくさんあります。

2-4.仁徳さんエピソード④ 〜奥さんの嫉妬〜

民のために税を抑え、土地を整え全力を尽くした仁徳天皇の御代は大変穏やかで、民も聖帝と仰いでいました。
「仁徳」というのは、死後に生前の事績への評価に基づき贈られる“諡(おくりな)”。民衆に恵深い政治(仁政)を行ったおおさざき天皇にぴったりの諡号というわけです。

姫松なつき
姫松なつき
その後の皇室からも深く敬われた仁徳さん。現在の天皇陛下のお名前は「徳仁」さま。この名は仁徳さんにあやかって命名されたんだって!

しかしながら奥さんとの関係には少々難があったそう。
当時は多くの妻を持つことは珍しいことではなかったのですが、磐之姫(いわのひめ)皇后は嫉妬深いお方だったらしく、天皇の女性関係に悩んでいました。

うじが亡くなる間際、うじは兄に「八田皇女(やたのひめみこ)を後宮に」と天皇に遺しました。八田皇女とはうじの同母妹であり、天皇の異母妹にあたる女性。天皇は彼女を寵愛しましたが磐之姫がこれを許さず、なかなか輿入れさせることができずにいました。天皇はある日、皇后の留守中に八田皇女と関係を持ってしまい、これを知った皇后は激怒。そのまま実家へ帰り、さらには実家近くに宮を築いて引きこもってしまいました。
天皇が幾度ご機嫌をとりに出向いても門前払いで別居状態が続き、5年経った後磐之姫は亡くなってしまいました。

姫松なつき
姫松なつき
聖帝は家庭も円満かというとそうではないという…(汗)
ともあれ昔は一夫多妻は普通だから、多くの妃を持っていた仁徳さんは、それだけモテたということよね〜

(※ご祭神の皇后のお名前について、ご神職曰く磐之姫の異名ではないか(“葦”は海に近い難波において身近な植物だった)との推測ですが詳細は不明。)

3.境内と見どころいろいろ

谷町九丁目駅が最寄り駅という都会でありながら、神社の南北を公園が囲っていることもあり緑が多く静かで落ち着いた神社。ぜひのんびりじっくり見てまわりながらお参りください♪

3-1.参道

高津宮境内南側に表参道があります。建物と建物の間に鳥居があるので、うっかり通り過ぎないようにお気をつけて!

高津宮参道横にある公園にはたくさんの桜の木があるので、春にはとっても綺麗なんですよ♪

高津宮(1768年に奉納されたもの)

表参道中程に、小さな石の反り橋があります。「梅乃橋」というこの橋の下を、その昔は“梅川”が流れていて、川下は道頓堀川に繋がっていました。
上町台地は古来名水が湧くところとして知られており、その湧き水の一つが梅川の水源だったそうです。

姫松なつき
姫松なつき
生駒山からの伏流水が地下を通ってエエ井戸水があったらしく、飲料水不足になった時にも井戸水が大坂の町を救ってくれたんやとか。
残念ながら今はもうほとんど枯れ果ててしまってるみたいやけど

高津宮「梅乃井」なる井戸もありますが、元々は高津宮さんの南側の蓮光寺境内にあった井桁をここに移設したもので、現在は空井戸です。
現在の参道は桜が賑わいを見せますが、川や橋や井戸の名前からわかるように、昔はこの辺り一体梅の名所だったそうです。

井戸の左にある石碑は昭和3年に高津宮献梅会により建てられた「献梅碑」。毎年2月11日に、「献梅祭」という神事があります。これは、ご祭神の仁徳天皇がまだ天皇になられる以前に教育係をしていた王仁(わに)博士が、仁徳天皇が皇位につかれたことを喜んで梅花に和歌を添えて送った故事に由来するものです。

姫松なつき
姫松なつき
その歌ってのが「難波津に 咲くやこの花冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」っていうもので、「冬ごもりしてたけど、今こそ春がきた!って梅が咲いてるねぇ」って意味なんやけど、うじと皇位を譲り合ってた3年間は民が荒れてたこともあって、ようやく仁徳さんが皇位についてくれて世の中ハッピーになって春が来たって感じも思わせる歌なんよね。
ちなみに、大阪の此花区の名前の由来は、この王仁博士の歌なんやで!

3-2.本殿と比売古曽神社

高津宮表参道の階段を登り切ると、目の前に拝殿が見えるのでお参りを。
高津宮さんは古典落語の舞台ともなっているため落語家さんとの縁が深く、落語家さんの襲名の折には高津宮へお参りに来られるようで、その時のお写真などがたくさん飾られています。

高津宮本殿の裏に、本来この地にあった比売古曽神社が、高津宮さんの地主神としてお祀りされています。

高津宮比売古曽神社の横の小道を進むと、ご本殿の裏に「仁徳庭園」があります!30種類以上の樹木があり、四季折々楽しむことができる憩いの場です♪(※現在、一部修繕中。梅や桜が咲く頃にはゆったり寛げるようになっているとのこと◎)

3-3.絵馬殿

高津宮境内の西側にある絵馬殿。昔はここに茶店があったとのこと。境内は高台の上に位置するため、江戸時代には大坂の町を一望できるビュースポットとして大変人気だったそうです!

姫松なつき
姫松なつき
望遠鏡を貸して大坂の街並みを説明する商いが庶民の娯楽やったんやって!
当然大阪湾まで見渡せたやろうし、六甲山の方まで見えたんちゃうかな〜

現在は高津宮さんの高台よりも高いマンションやビルが建ち並んでいるため遠くを見渡すことは叶いませんが、仁徳さんも高台から大坂の町を見下ろして民の様子を見ていた…と、イメージしてみてください〜。

3-4.神輿庫

高津宮大阪大空襲でほとんどの建物が焼失した中、唯一この神輿庫だけが燃えずに残りました。江戸時代は宝暦年間(1751〜1764年)に建てられた神輿庫には、入り口の向拝の天井に瓦製の龍がとぐろを巻いています。

高津宮(格子がされているので分かりにくいけど、よく見ると真っ白で鋭いお目目が見える…!)

姫松なつき
姫松なつき
災難除け・水の神である龍神さまが、ホントにこの建物だけは守ってくださったっていう…!
境内の他の建物だけじゃなく、当然周囲一体焼け野原の中、この蔵だけはキレイに残ったんやって。
何気にここもすごいパワースポットやから、ぜひ龍神さまのパワーもらって〜!

3-5.高倉稲荷神社と安井稲荷神社

高津宮境内には2つのお稲荷さんがあります。本殿すぐ右手にある高倉稲荷神社は、商売繁盛や芸能上達の神さまとして有名で多くの方がお参りにくるパワースポット!
明治〜対象にかけての大阪府の様々な事柄について記した『大阪府全志』には、高倉稲荷神社は市内の稲荷の筆頭だったとあります。

高津宮毎週土曜日は、ここで占いもやってるんですって♪

高津宮高倉さんのさらに右手にあるのが、安井稲荷神社です。
「安井さん」=「安い産」ということで、安産の守護神とされています。

3-6.谷末社と陰陽石

高津宮安井稲荷神社のさらに奥にも末社があります。

高津宮大阪市内とは思えないような崖の下に、野の神・商業の神・山の神の3柱が祀られています。

高津宮さらに崖部分には陰陽石と呼ばれる石も祀られています。女陰と男根のような自然石には、子孫繁栄のパワーがあると伝えられています。

姫松なつき
姫松なつき
にょきっと上向きに突出した大きな岩(右)と、不思議なくぼみのある大きな岩(左)…。
一体いつからあったんだろうねぇ。自然すごい

3-7.縁切り坂と相合坂

高津宮さんが良縁のご利益があるといわれる所以はここにこそあるのかもしれません。
高台に位置する高津宮さんは、表参道から入る場合も、それ以外の入り口から入る場合も、いずれも結構な坂(階段)になっています。

境内西側には4つ坂があり、1つは神輿庫の左手にある北坂。これは普通の坂で、下った先には公園があります。

高津宮その隣にある西坂がパワースポット。
明治の初期まで、三下り半の形状になっていたため、「縁切り坂」と呼ばれていたのです。(※昔は離縁状を三下り半の形式で書いていたことが所以)
悪縁を断つ坂として、今でもひそかに知られています。

高津宮西坂を下った先正面にあるこちらが相生坂。

高津宮高津宮さんの西側はこのようになっていて、西坂の横に2つの坂があります。
明治後期、氏子さんの土地奉納によりこのような坂ができたとのことで、2つ合わせて「縁結びの坂」と呼ばれています。女性は北、男性は南と、二等辺三角形の両側から登って、頂点でぴたりと出会うと相性が良いといわれています♡

高津宮(これが南側の相合坂)

姫松なつき
姫松なつき
男女の縁だけじゃなくて、仕事の縁や友達との縁、どんな縁でもお祈りOK!
まずは本殿で神さまにご挨拶して祈願して、それから諸々の悪縁を断つ西坂を下って心を清らかにして、相合坂を上って再び神さまに感謝申し上げる…というのが、高津宮さんの良縁参拝順路やで!

4.授与品いろいろ

4-1.お守り

高津宮お守りお守りはいくつかありますが、定番はこちらの「所願成就錦守」。ご神紋である菊と五七桐があしらわれた綺麗なお守りです♡

姫松なつき
姫松なつき
菊は言わずもがな、天皇家の御紋。五七桐は豊臣家の家紋やで!

高津宮お守り縁結びのご利益にあやかるのなら「縁結び根付」。ピンクとブルーを大好きなあの人とお揃いに…♡

4-2.ご朱印帳

高津宮お守りスペシャルなご朱印帳もおすすめです!森林保全を目的に生まれた国内の間伐材からできた「木糸の布」を使用した表紙は見た目が木っぽく高級感があり、そしてなにより、金糸で描かれた世界文化遺産・仁徳天皇陵…!ステキ!!
表紙裏ページには仁徳さんの御歌も掲載されています♡

4-3.恋文のくじ

高津宮おみくじ想い人がいる人はぜひ、恋文のくじをお試しください♪
おみくじには、万葉集を中心に古事記から選ばれた恋の歌が記されています♡和歌の裏は一筆箋になっているので、書かれている歌が想いに沿っていたなら裏に自分のメッセージも添えて、想い人に贈ってください♡(想いに沿っていなかったら、所定の場所に結んでお祓い!)

高津宮(こうづぐう)高津神社
住所:大阪市中央区高津1丁目1番29号
地図を見る
TEL:06-6762-1122(受付時間:9:00~16:30)
アクセス:大阪メトロ谷町線、2番出口より徒歩5分

5.最寄りのカフェいろいろ

高津宮さん周辺には、美味しい&おしゃれなお店がたくさんあります◎
参拝帰りにほっこりできる素敵なお店を紹介いたします~~!

5-1.ChocoLatta

ChocoLatta高津宮さん・松屋町駅から徒歩6分のところにある、ガトーショコラ専門店です。

ChocoLattaぬくもりある、ほっと落ち着ける店内♡

ChocoLattaガトーショコラの他にも、ピザトーストやエッグサンドといったカフェメニューに、ランチタイムにはカレーもあるのですが、いずれもグルテンフリー!「“食と健康は心の在り方だ”と気づくことで人生は豊かになる」という想いをコンセプトに、身体に優しいこだわりの素材を使用されています◎
ガトーショコラは、シンプルな「ショコラッタ」の他、ホワイトチョコを使用した白いガトーショコラと抹茶のガトーショコラの3種類があり、私は抹茶をいただきました♡

ChocoLatta抹茶を使ったガトーショコラ、その名も「まっ茶まち」(笑)松屋町の名物です!
グルテンフリーなんて全くわからない、すごく濃厚な食感と抹茶がふわっと香る美味しいガトーショコラです!抹茶スイーツ好きにはたまりません♡
しかも盛り付けがかわいい〜♡
月替わりでデコレーションは変わるそうで、私が訪れたのは12月なのでクリスマス使用♡
コーヒーもガトーショコラに合うようブレンドされていて美味しいです♪

ChocoLattaグルテンフリーにかわいいケーキプレート、ということで若いお姉さんが作ってらっしゃると思いきや、グラフィックデザイナーからの紆余曲折あり世の中の荒波を経験したおじさんオーナーさんが作ってらっしゃいます。
様々な経験をしてきたオーナーさんは話題豊富で気さくな方。
神社仏閣もお好きとのことで、ぜひ高津宮さん帰りにはゆっくりまったり、美味しいケーキと共にオーナーさんとの神社トークもいかがでしょうか♪

店名:ChocoLatta
住所:大阪市中央区瓦屋町2-12-15 松屋町グランドハイツ1F
地図を見る
TEL:06-6761-6565
営業時間:12:00〜21:00
定休日:不定休
アクセス:大阪メトロ鶴見緑地線松屋町駅より徒歩6分

5-2.奥萬屋

奥萬屋高津宮さんから徒歩5分、谷町九丁目駅すぐのところある奥萬屋さん。
己の好みを追求し、作り置きをせず毎日朝から5時間かけてあんこを炊くという店長さんこだわりの粒あんが売りの、鯛焼き屋さんです。

奥萬屋鯛焼きに伊勢茶(+200円)や珈琲(+300円)をセットにするとイートインできるので、お店の中でゆっくり出来立てを食べるのがおすすめ。
もちろんテイクアウトもできますよ◎

奥萬屋定番のあんこやカスタード以外にも、つぶあんベースにパイナップルの入った「南国」や、クリームチーズが入った「おフランス」など、和洋折衷なちょっと変わったお味もあり!
私は正統派「昔ながらの鯛焼き」と、月替わりメニューの「クランベリー入り濃厚チョコカスタード」をいただきました♪

奥萬屋注文が入る都度焼き上げてくださる出来立ての鯛焼きはつやっつや♪
ふっくら炊き上げられたあんこは粒感がしっかり残っており、また上白糖や水飴を使用していないとのことであっさりした甘さに小豆本来の美味しさが際立っています。
チョコカスタードも甘さ控えめで、クランベリーとの相性も◎
12月のクリスマス感ある鯛焼き♪あんこもカスタードもぎっしり詰まってますが、甘さがくどくないのでパクパク食べられちゃいます!

奥萬屋セットの伊勢茶も、渋みがなくまろやかですごく美味しいんです!ホットなら3煎目まで楽しめるのも嬉しいポイント◎(都度お湯を注いでくださいます)
店内では、鯛焼きがドーンとのったパフェや、チーズケーキやコーヒーゼリーといった和洋折衷スイーツもあり。
参拝帰りにこだわりが詰まった鯛焼きをぜひ♪

店名:奥萬屋
住所:大阪市中央区谷町9-4-5 新谷九ビル1F
地図を見る
TEL:06-6777-9585
営業時間:12:00〜21:00(L.O.20:45)
定休日:火曜(祝日の場合は営業)
アクセス:大阪メトロ谷町線・千日前線谷町九丁目駅より徒歩1分
※2024年3月末移転予定

6.まとめ

いかがだったでしょうか!
大阪隆昌の基を築いた仁徳天皇のこと、存分に知っていただけましたでしょうか!

仁徳天皇を主祭神としてお祀りするのが、谷町九丁目にある高津宮(こうづぐう)さんです!

 

良縁のご利益もあるパワースポットとしても知られるどうぞ世界遺産の仁徳天皇陵古墳にも訪れてくださいね♡

古典落語の舞台にもなった高津宮さんは、往古より人々が賑やかに集う神社。今でも落語会や浪速の伝統文化にちなんだイベントを行なっていらっしゃいます♪
高津宮さんのイベントに参加したら、素敵なご縁に恵まれるかも…?ということで、どうぞ皆さん、高津宮さんで悪縁切って良縁結んでくださいね♪

<参考文献>
・高津宮さんホームページ(https://www.kouzu.or.jp/index.html)
・「大阪あそ歩」(https://www.osaka-asobo.jp/course/pdf/m/open/i/113)

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ライター紹介

姫松なつき
姫松なつき
大阪生まれ大阪育ちの歴史好き。京都や奈良より、難波宮があった大阪こそが古都であることを世に知らしめるため、ゆるおもしろい絵と文で大阪の歴史・史跡をご紹介します♪ InstagramID:@himenatt77
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