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【関東・関西比較編】安藤百福発明記念館(あんどうももふくはつめいきねんかん)別名カップヌードルミュージアムの見どころチェック

安藤百福発明記念館、別名カップヌードルミュージアムは、関東地区では、神奈川県の横浜みなとみらいにあります。また、関西地区は本家本元、安藤百福の地元でインスタントラーメン発祥の地でもある大阪府の池田市にあります。この2つのミュージアムを訪れ各々のカップヌードルミュージアムの違いをご紹介しようと思います。

ですので、これからカップヌードルミュージアムに行こうと思う方はこの記事を読むことでさらに楽しむことができます。そして、詳細情報も後述しておきますので訪問される方は是非参考にしてください。

それでは本家本元の大阪からご紹介します。

目次

子供も大喜び!安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)詳細情報・大阪府池田市

なにができるの?

まず、カップヌードルミュージアムでは何ができるのか?というと、チキンラーメンやカップヌードルを中心にインスタントラーメンについての歴史を含め詳しく知ることができます。

また、オリジナルのカップヌードルを作ることやチキンラーメンを作ることもできますので、小さなお子様がいらっしゃる方はお子さまと一緒に百福の発明のことやインスタントラーメンという食文化のこと、一緒に作るカップヌードルやチキンラーメンなどで食育ということも視野に入れ楽しむことができますので、とてもおすすめです。

大阪のカップヌードルミュージアムには平日、小学校が課外授業の一環として訪れていて、子供たちで賑わっているイメージですので、少し待ち時間とかあることを事前に理解していると混雑していても気が短い方もイライラしないと思います。

大阪府池田市・なにがあるの?

まずは本家本元の大阪池田市にあるカップヌードルミュージアムは2階建になっているので各階のご紹介をします。

1階

ミュージアムショップ&インフォメーション

ここでしか買えないお土産やインフォメーションがあります。ここでしか買えない!このフレーズには負けちゃいますよね。私もいくつか購入しました。中でもどん兵衞の東西食べ比べは別途記事をアップしますので是非そちらもご覧ください。そして、どこから西でどこから東なの?なんてことも記載しておくので境になるお近くにお住まいの方は、是非食べ比べをして欲しいです。

あと、館内でわからないことなどがあればこちらで親切に教えてくださいますので遠慮なく聞いていただければと思います。

安藤百福とインスタントラーメン物語

カップラーメンミュージアム 施設内

壁伝いに、インスタントラーメンの発明者安藤百福の足跡やインスタントラーメンの歴史などについて展示されています。

カップラーメン自販機

私は年齢的にカップヌードルの自動販売機が懐かしい一品として記憶に残りました。中学生時代に部活の帰りに食べた記憶が蘇り、とても懐かしかったです。当時はコカコーラの自販機に次いで2番目に多かったそうで、印象としてはどこにでもあった自販機ですが、設置するにはかなりの苦労があったようです。

それは、店頭ではチキンラーメンと比べると全く売れない!ということでした。これは、アメリカでヒントを得たカップヌードルはカップで麺を食べる習慣がない日本人にはあまり親しみがなかったので、当然といえば当然だったと思います。しかし、百福はここではめげずに自販機を作る作戦に出ます。自販機で食べられれば、とっても便利ということに着眼します。

しかし、ここにもまたしてもハードルが…。お湯を入れて販売するという給湯販売なので食品衛生法上は自動販売機ではなく、飲食店の営業と同様という位置付け。なので大量に自販機を置くと店舗同様の保健所の検査が必要になるわけです。

これを百福は東京都衛生局、都議会に新たな条例を作らせ販売をする。という行動力でカバーしたそうです。簡単に書きましたが、かなりの苦労があったと推測できますね。

そんなことを念頭に置いてご覧いただけるとさらに興味が湧くのではないでしょうか?

チキンラーメンの誕生

百福研究小屋

世界初のインスタントラーメン、チキンラーメンが誕生した研究小屋が展示されています。これは百福が大工さんに頼んで10平米くらいの小さな小屋を自宅の庭に作ってもらったものの再現だそうです。小屋には大阪みなみの道具屋筋まで百福が自ら足を運び購入したと言われる製麺機や直径1メートルぐらいの中華鍋などが展示されています。当時、百福は自転車で大阪みなみの道具屋筋から小屋に運び込み、毎日平均4時間程度の睡眠時間で研究を続けたと言われています。中でも驚くのは、百福がこの研究に5つの目標を立てて取り組んだ!というところです。百福という人間がこういうところに感じとられます。

その5つが以下の通りです。

1. おいしくて飽きのこない味にする
2. 家庭の台所に常備できる保存性のあるものにする
3. 調理に手間がかからないようにする
4. 値段を安くする
5. 安全で衛生的なものにする

インスタントラーメンどころか?ラーメン自体も作ったことのない百福がこの目標を掲げ達成するまで取り組む執念と情熱には驚かされるとしかいいようがないです。また、私は発明家ではありませんが百福のこういうところを色々なシーンで見習いたいところではあります。

インスタントラーメントンネル

カップヌードルミュージアム横浜インスタントラーメントンネル

チキンラーメンからはじまるインスタントラーメンのラインナップが全て展示されています。入り口奥から順番に並んでいますので、安藤百福とインスタントラーメン物語、チキンラーメンの誕生をご覧いただきインスタントラーメントンネルを見るとスムーズです。

1958年チキンラーメンたった1つからスタートして、800種類のインスタントラーメンが展示されています。正直天井に展示されているインスタントラーメンを見ているだけで首が痛くなります。

また、私が印象的だったのが一風堂さんのインスタントラーメンです。池田駅からカップヌードルミュージアムに向かう途中に一風堂さんがあり、なんだか帰りに一風堂のラーメンが食べたくなりました!って、それだけなのですが…。

マジカルテーブル

マジカルテーブル

マジカルテーブルは、インスタントラーメンに関するクイズが出されるテーブルで、子供連れの親子の方に大人気でした。インスタントラーメンについて知ってもらいたいというミュージアム側の取り組みなのでしょうが大成功ではないでしょうか?子供たちも喜んでクイズに答えていました。

テーブルが満席にならなかった場合は他の場所のボタンを押したりしないといけないかもしれませんが、それもまた楽しんでください。

スペース・ラム

スペース・ラム

第3の発明がこのスペース・ラムです。言うまでもありませんが、第1の発明がチキンラーメン、第2の発明がカップヌードルです。スペース・ラムって何?という方にご説明するとスペース・ラムとは宇宙食になります。

実際に百福が宇宙食を作りたい!ということで宇宙航空研究開発機構JAXAと共同開発により実現したものです。宇宙食ラーメン「スペース・ラム 」は、野口聡一宇宙飛行士の宇宙食として、米国航空宇宙局(NASA)スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭載され 2005年に実際に野口総一宇宙飛行士により試食がされ、その時の映像はこちらでも放映されています。

なんだか話が大きくなって来ましたが、もちろん、ここに行くまでそんな簡単な道のりではなかったのは言うまでもないですね。

カップヌードルドラマシアター

カップヌードルドラマシアター

巨大なカップヌードルの形をした体験型シアターになります。

カップヌードルドラマシアター スクリーン

中に入ると定期的に放映されているので時間に合わせて座って見るのがおすすめです。その内容ですが、カップヌードルの発明に関するもので当時の百福のひらめきやそのエピソードをアニメーションで表現しています。ですので、小学校低学年のお子さまでも充分に楽しめる内容だと思います。夏休みなどの日記などに最適かも知れませんね。

世界のインスタントラーメン

世界のカップヌードル

全世界で消費されるインスタントラーメンは年間1000億食と言われその世界各国の年間消費量を世界のカップヌードルのパッケージの違いで展示されています。

実際にはマイカップヌードルファクトリーと被っているので見落としがちですので見たい方は注意して見てください。たったひとつのチキンラーメンからこんなに世界中で食べられているインスタントラーメンに脅威を感じます。

マイカップヌードルファクトリー

マイカップヌードルファクトリー

こちらは世界でたった1つのあなただけのオリジナルのカップヌードルを作れるファクトリーです。1食300円で作ることができます。私も1つ作ってみました。当日はいくつか作っている方が多いように見受けられました。予約は要りません。

マイカップヌードル

カップのデザインを備え付けのマジックで絵を描いたりできます。これは何か素材を事前に用意すると良いかな?なんて個人的には思いました。また、スープを選んで具材もいくつか選べるので好きなスープと具材を選び自分好みのカップヌードルが作れます。
【注意】このデザインのセンスにクレームは一切受け付けません。

マイカップヌードル持ち帰り

最後にエアーパッケージに入れるのですが、電車内でひとり中年男性が持ち歩くには少し恥ずかしい感じがしました…。楽しかったですがね。笑

テイスティングルーム

こちらは大阪では通常販売されていない地域限定などのカップヌードルを自販機で販売しています。その場で食べられるので数人でいくつかをシェアしたりすると楽しいかもしれません。お土産として持ち帰りもできますので、是非他のエリアの限定品を手にとってみて欲しいところであります。

麺職人山椒仕立てのはまぐりだしそば

私は、「【期間限定】日清麺職人山椒仕立てのはまぐりだしそば」、をテイクアウトしました。やはり人間は限定に弱いですね。

こちらも時間帯に寄っては混雑していますので、マイカップヌードルファクトリーなどとの兼ね合いを考えると良いかも知れません。ちなみにですが、マイカップヌードルファクトリーで作った自分オリジナルのカップヌードルをここで食べることは出来ませんのでご注意ください。

2階

チキンラーメンファクトリー

チキンラーメンファクトリー

2階に上がるとチキンラーメンファクトリーがあります。こちらは読んで字のごとくチキンラーメンを作る体験ができます。ただし、基本的に事前予約が必要になります。

今回私はさすがにこちらには申し込みしませんでしたが、参加者さんが作っているところを見学させていただきました。作業自体をペアでやるのですが、休日ということもあり親子で参加されている方が多かったですね。

あと、このチキンラーメンは小麦粉をこねてのばして蒸して味付けをして、瞬間油熱乾燥法という方法で乾燥させるという百福が考案した当時の方法を再現しておこなうため発明の原点に触れることができ貴重な体験になることは間違いありません。私も次回もし伺うことがあれば参加してみたいと思いっています。(数回通いましたがいつも一人なのでやっていません。)

また、スタッフさんがお手伝いしてくださるようですが、混ぜたりするのが意外と大変そうに見えましたが、参加している方がみんな笑顔で楽しそうだったのが印象的でした。

チキンラーメンファクトリー予約方法

体験を希望される日の3カ月前の同日10:00から、インターネットまたは電話で予約を受け付けています。団体 (21人以上) の事前予約は、電話でのみ受け付けています。

3カ月前の同日が当ミュージアムの休館日にあたる場合は、翌開館日の10:00から予約を受け付けます。3カ月前の同日がない月は、翌月最初の開館日の10:00から予約を受け付けているそうです。(例:7月31日のご予約は、4月31日がないので、5月の最初の開館日に受け付けているそうです。)

事前予約は、体験を希望される日の前日16:00まで受け付けています。

予約状況は、こちらで確認できます。
チキンラーメンファクトリー:予約状況

こちらは私の備忘録的なことで記載しましたが、次回は参加したいという気持ちの表れと思っていただけると幸いです。

安藤百福の軌跡

百福勲章

インスタントラーメンの父、安藤百福が残した語録や毎年1年の初め元旦に毛筆で書いた「年頭所感」、そして、受賞した数々の勲章などが展示されています。

言い方は悪いですが、たかがインスタントラーメンされどインスタントラーメンというところでしょうか?私は個人的にかなりお世話になっているので愛着があり、安藤百福という人間にとても興味を持ったのでこう言う足跡を紹介してくれている場所はとても嬉しいです。

安藤スポーツ・食文化振興財団

こちらは特に取材や訪問をしたわけではありませんが、数々の活動などをご紹介しておこうと思います。そもそもは、百福が1982年に勲二等瑞宝章を受賞した翌年の1983年に私財を投じて設立されました。

当時の中曽根首相が青少年の非行に頭を抱えていたのを見て、百福は食とスポーツは健康を支える両輪だ!と考え文部省に相談。当時の文部大臣は友人の田中龍夫氏ということもあり大賛成を取り付け、安藤スポーツ・食文化振興財団を設立することになった。

そして、ここでも百福は4つの柱なるものを掲げ公共事業を行っています。

1. 陸上活動
2. 自然体験活動
3. 食文化活動
4.発明記念館の運営

さすがとしか言いようがありませんが、各々解説しますね。そもそも安藤スポーツ・食文化振興財団は青少年の健全な心身の育成のためにはスポーツの振興が欠かせないという百福の考えから発足しました。

1. 陸上活動

走ることはあらゆるスポーツの原点ということで1985年から全国小学校陸上競技交流会を1999年からは全国小学生クロスカンロリーリレー研修大会の後援をしています。当然ですが子供達の体力向上だけでなく、オリンピックや世界大会で活躍する選手を多数輩出するなど日本陸上競技界に大きな役割を果たしているということは言うまでもありません。

2. 自然体験活動

トムソーヤスクール企画コンテスト

自然とのふれあいが子どもたちの創造力を豊かにするという百福の考えのもと創造力や自活力を生む体験活動の普及に取り組んでいます。2002年から文部科学省の課外活動を推奨する教育方針に沿って全国の学校や団体が企画する自然体験活動を支援する「トム・ソーヤスクール企画コンテスト」を実施しています。また、2010年長野県小諸市に開設した「安藤百福記念自然体験活動指導者養成センター」では子どもたちの自然体験活動を推進するための人材育成を行なっています。

3. 食文化活動

1996年に創設した食創会では百福の食創為世(食を創り世のためにつくす)という理念に基づき新しい食品の創造に繋がる独創的な基礎研究やベンチャー事業を奨励し、毎年優れた食品の研究開発者や起業家を表彰する「安藤百福賞」という表彰制度を実施しています。明日の百福が現れるのか?そんなことにも期待ができますね。

4. 発明記念館の運営

1999年インスタントラーメン発祥の地大阪府池田市、2011年横浜市みなとみらいに体験型食育ミュージアム、安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)を開館しインスタントラーメンの歴史を通して発明発見の大切さ。そして、創造的思考など世界の食文化に革命をもたらした百福の思いや考え方などをお伝えしています。

実際に私もこちらのミュージアムを訪問して、最初はこれだけなの?と思ったりもしたのですが、順番に見ていくとかなり濃い内容であったり、発明家百福の考え方や不屈の精神みたいなものを感じることができました。物余りと言われる現代だからこそ、こういう発明や発見などに目が向くような体験も子どもたちには良い影響を及ぼすのではないでしょうか?

詳細情報

住所
〒563-0041 大阪府池田市満寿美町8-25

電話番号
072-752-3484 (案内ダイヤル)

営業時間
9:30 ~ 16:30 (入館は15:30まで)

休館日
火曜日(カレンダーに準ずる)

入館料
無料

アトラクション利用料
小学生 300円 / 中学生以上 500円

マイカップヌードルファクトリー
1食 300円

クーポン・割引
なし

所要時間
展示ホールの見学のみですと約1時間程度。
各アトラクションの所要時間は、混雑状況によって変動

アクセス

高速道路をご利用の場合

【名神京都・吹田方面 (近畿道含む) から】

中国道豊中ICを下りる
ICすぐの信号で、左手側道に進む

【蛍池東町4南】の信号を右折
【国道176号線 (旧道)】阪急池田駅方面に直進
【市役所前】の信号を左折
阪急宝塚線高架をくぐり、セブンイレブン交差点を右折
尼崎信用金庫の交差点を左折

【中国道宝塚方面から】

中国道池田ICを下りる 。そして左側側道を進む
【豊島南1東】の信号で左折、
【住吉】交差点を左折
【天神】交差点を左折 (国道171号線へ)
国道171号線【夫婦池】の信号を右折
【城南3】の信号を左折 (国道176号線へ:旧道)

※ 大型は【城南3】を直進し、市民病院前を通過後、関西電力前交差点を左折、池田市役所前へ

阪急池田駅方面に直進、
【市役所前】の信号を左折、

阪急宝塚線高架をくぐり、セブンイレブン交差点を右折
尼崎信用金庫の交差点を左折

お帰りの際は【住吉】交差点で右折できませんのでご注意ください。

【阪神高速11号池田線 (大阪市内) から】

阪神高速11号池田線延伸線 (川西小花・木部 (亀岡) 方面)
川西小花出口で下り、すぐの信号を右折
呉服橋を渡って【西本町】の信号を右折
【池田駅前】の信号を右折
【呉服町】の信号を左折
尼崎信用金庫の交差点を右折

一般道をご利用の場合

【国道171号線、西宮・神戸方面から】

猪名川に掛かる軍行橋を渡り、【軍行橋東詰】の信号を左折
府道伊丹池田線113号を直進し、【呉服町】の信号で右折
尼崎信用金庫の交差点を右折

ただし、バスの場合は
【軍行橋東詰】を直進後、国道171号線に沿い【夫婦池】の信号を直進、【城南3】を直進し、市民病院前を通過後、 関西電力前交差点を左折、池田市役所前へ

カーナビ設定
MAPCODE
1 816 706*86

駐車場
23台収容できる有料駐車場をご利用いただけます。
料金 : 60分 / 300円
ご利用時間:8:30 ~ 17:00

近隣駐車場ージがあるので早めに行くか?公共交通機関をご利用することをおすすめします。

電車
阪急宝塚線
「池田駅」より徒歩5分

大阪府外から来られる方へ
伊丹空港から近いので大阪へ北海道、東北、関東、四国、中国、九州地区から足を運ぶという方は伊丹空港へ降り立つのがおすすめです。もちろん便があるエリアの方限定になりますが。伊丹空港駅よりモノレールで蛍池駅まで行き、阪急宝塚線に乗り換え1番線から宝塚方面に乗り5分程度で池田駅に到着します。

地図

ストリートビューで見る

横浜みなとみらい安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)詳細情報・神奈川県横浜市

カップヌードルミュージアム横浜

なにができるの?

こちら横浜の安藤百福発明記念館、通称カップヌードルミュージアムは、大阪府池田市とは少し作りが違います。建物も大阪府池田市のものは2階建てなのに対し、神奈川県横浜市のものは5階建てになっていてかなり大規模になっています。それと関係があるのかは不明ですが、入場料大人500円(高校生以下は無料)が必要になります。

しかし、私の印象ですが、それ以上の価値があると思います。大阪のミュージアムもとても楽しいですが、こちらはさらに楽しいのと、何といっても5階からは横浜の海やベイブリッジが見えたりするので景色も楽しめるのはカップルなどにもおすすめです。少し広いテラスで腰掛けゆっくりすることもできます。

カップヌードルミュージアム横浜テラス

神奈川県横浜市・なにがあるの?

大阪も横浜もおおよそは同じですが、多少の違いがあります。なので、飽きる様な事はなく、どちらに行っても楽しめます。もちろん、横浜は入場料を払うだけの価値もあります。興味があったら是非、大阪も横浜も行ってみてください。

1階

入場チケット売り場・ミュージアムショップ

カップヌードルミュージアム横浜チケット売場

入口を入ると右手にミュージアムショップがありその先にチケット売り場があります。まずはこちらで500円を支払い、入場チケットを購入します。

カップヌードルミュージアム横浜施設内

目の前にそびえ立つ大階段を昇ると2階のフロアに到着します。

2階

安藤百福ヒストリー

カップヌードルミュージアム横浜施設内②

こちらは全長58mの壁に百福の生涯を、イラストを交えながら紹介しています。また、クリエイティブシンキングボックスのキーワードもリンクしているので百福の創造的思考と生き方がとてもわかりやすく紹介されています。

クリエイティブシンキング ボックス

カップヌードルミュージアム横浜施設内③

こちらは横浜だけのアトラクションですが、かなりの広さが取られていて、ゆっくり周りながら見られるので子供さんにもとても好評だと思います。楽しみながら、お母さんやお父さんに質問している風景が色々な場所で見受けられました。

百福の研究小屋

カップヌードルミュージアム横浜百福小屋

こちらは再現した研究小屋なので、大阪と同じだと思いますが、中にあるドンブリのレイアウトなど、チェックはしていません。笑

まあ、これが違うと真実は?ということになるので同じだと思います。しかしながら横浜の方が広いスペースにあるので見やすかったです。

百福シアター

カップヌードルミュージアム横浜シアター

横浜で放映されるものと大阪で放映されるものは別のものです。

そして、大阪は自動で再放送していますが、横浜は放映時間が決まっているので時間調整が必要になる場合があります。10分程度ですが放映まで待つ必要があることもあります。

インスタントラーメンヒストリーキューブ

カップヌードルミュージアム横浜施設内④

こちらは、大阪のインスタントラーメントンネルにあたるもので、3000点以上のインスタントラーメンのパッケージが飾られています。横浜の方が広いせいか凄さが伝わる気がしました。

あとは、小さなお子様がいる方が多い様に思いましたが、こういう広いところは小さなお子様にとってとても楽しい空間ですよね。小さなお子様がいて横浜みなとみらいに来たけど雨の日だ!なんて時はまだ小さくて展示物が何かわからない子供でも良いかもしれませんね。

3階

チキンラーメンファクトリー

カップヌードルミュージアム横浜施設内⑤

こちらは大阪同様チキンラーメンを作る体験ができます。こちらの建物ではチキンラーメンファクトリーとマイカップヌードルファクトリーが併設されているので、どちらも同じフロアで体験することができます。横浜は整理券が配られていましたので、かなり人気の様です。週末は混雑していると思った方が精神的に良いと思います。(私はタンチャーなので…。沖縄の方言で短気という意味です。笑)

マイカップヌードルファクトリー

カップヌードルミュージアム横浜マイカップヌードル

こちらについては池田市の方で体験したのと、あまりにも混み合っていたので横浜ではスルーさせていただきました。しかしながら特に池田市との違いは発見できませんでしたので、前述している池田市のマイカップヌードルファクトリーを参考にしてください。

4階

横浜にしかない!カップヌードルパーク

カップヌードルミュージアム横浜カップヌードルパーク

こちらは子供さんが体験できるもので、自信がカップヌードルになり製造工程を周るというアトラクションになっています。入口で300円を支払い参加することができます。荷物を預けておけるロッカーも用意されているので手ぶらでなくても参加することができます。私が行った日にはスーツケースをガラガラ引いている親子が参加していました。

NOODLES BAZAARワールド麺ロード

カップヌードルミュージアム横浜NOODLES BAZAARワールド麺ロード

こちらも横浜にしかありません。横浜の異国情緒あふれる立地にぴったりです。

百福が「めん」のルーツを調べた際に出会った8カ国のめんが味わえるフードアトラクションです。ちょっと入りにくい雰囲気もあるのですが、入るだけなら無料ですので入って見てください。

私は、インドネシアのミーゴレンを試食しました。また、カップヌードルソフトクリームなるものもあるので、興味がある方は是非ご試食を!

詳細情報

住所
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港2-3-4

電話番号
045-345-0918 (受付時間 10:00〜18:00 休館日を除く)

営業時間
10:00 〜 18:00 (入館は17:00まで)

休館日
火曜日(祝日の場合は翌日が休館日)

入館料
大人500円(税込)
高校生以下無料

アトラクション利用料
チキンラーメンファクトリー
小学生 300円 / 中学生以上 500円

マイカップヌードルファクトリー
1食 300円

所要時間

展示ホールの見学のみですと約1時間程度。
各アトラクションの所要時間は、混雑状況によって変動

アクセス


首都高速神奈川1号横羽線
「みなとみらいIC」より5分

カーナビ設定
MAPCODE
8 737 211*34

駐車場
40台収容できる有料駐車場をご利用いただけます。
料金 : 30分毎 / 250円(当日入館券提示で最初の1時間無料)
ご利用時間:9:00 ~ 19:00

周辺駐車場もありますが、週末は混んでいるイメージがあるので早めに行くか?公共交通機関をご利用することをおすすめします。

電車
みなとみらい線
「みなとみらい駅」より徒歩8分
「馬車道駅」より徒歩8分

JR・市営地下鉄
「桜木町駅」より徒歩12分

路線バス
観光スポット周遊バス あかいくつ
「国際橋・カップヌードルミュージアム前」
下車すぐ

地図

ストリートビューで見る

安藤百福発明記念館(カップヌードルミュージアム)大阪・横浜リポート

大阪に2度ほど、横浜に2度ほど伺いました。但し、横浜は1日目がメンテナンスで全館閉館ということでしたので、1回しか館内を見ていませんが。笑

大阪は土曜日と金曜日、そして、横浜は土曜日に訪問しました。混雑状況はどちらかというと、大阪の方が混んでいたイメージです。平日でも子供が課外授業で訪れている感じなのと、やはり建物の規模が違うので(大阪の方が小さいです)そう感じたのかもしれません。人数は横浜の方が断然多かった様に思いますので。

この2ヶ所の記念館で大きな違いは、とにかく横浜は広いということと入場料金が500円掛かるところ。

そして、カップヌードルパークやNOODLES BAZAARワールド麺ロードがあることです。また、大阪の安藤百福とインスタントラーメン物語とチキンラーメンの誕生を横浜では少し拡大して、安藤百福ヒストリーとインスタントラーメンヒストリーキューブ、そして、クリエイティブシンキングボックスとしていることなどが最大の特徴ですが、これは楽天グループやユニクロのアードディレクションをしている佐藤可士和さんが総合プロデュースをしたことからです。また、敷地面積も横浜は大きくとても素敵な空間になっているのもこのことからです。

そして、私が個人的に気に入ったのはNOODLES BAZAARワールド麺ロードで、屋台村の様で横浜にマッチングしている作りというか異国情緒あふれる作りで私はひとりでしたがとても楽しめました。(男ひとり旅でも充分に楽しめます。もちろん、女性もひとり旅でも大丈夫です。)

カップヌードルミュージアムのお土産

大阪でも横浜でもしっかりとお土産を買って来たのでご紹介します。

どん兵衛比較

麺職人山椒仕立てのはまぐりだしそば②
大阪では、Cセットというもので「どん兵衛東西食べ比べ」と「JALの機内食」の小さいセットと「【期間限定】日清麺職人山椒仕立てのはまぐりだしそば」を。

チキンラーメンお好み焼

そして、横浜ではメモ帳とお好み焼きを購入しました。

こちらの食べ比べやお好み焼きの作り方などはまた別途記事をアップしますのでそちらをご覧ください。

関連記事
どん兵衛 関東関西 食べ比べ

まとめ

いかがでしたでしょうか?あまりカップヌードルファンだ!と豪語する方には出会ったことがありませんが、誰もが一度は食べたことがある食べ物だと思います。

そして、それが太平洋戦争後の復興の中で生まれ育って来た。そんなことを知り、食事について色々と考えさせられるミュージアムなのではないかと!お子様と一緒に行くと食育という部分と思い出という部分どちらにとっても良いことなのかな?なんて思います。

関東なら横浜みなとみらいへ、関西なら池田市にあるミュージアムへこの記事をきっかけに足を運んでいただけたらとても嬉しいです。

ライター紹介

せっきぃ
ダイビングをするために若いころは良く沖縄に通い、最近では離島にふら~~とゆっくりするために行ったり、沖縄本島にふら~~と行ったり根っからの沖縄好き。 最近は、東京、大阪と沖縄に拠点を置き活動しているが、大阪が中心なので大阪に移り住み生活をしている。 趣味はダイビング・シュノーケリング・遊び全般。 好きな食べ物は、焼肉・鮨
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