大阪・関西万博「未来の都市」パビリオンに行ってきました!全15アトラクション紹介

2025年4月13日(日)から開催される「大阪・関西万博」。
今回は、巨大パビリオンの「未来の都市」を一足先にお邪魔してきました!全長約150m、幅約33mと大阪・関西万博で最大級の大きさを誇るパビリオンになっています。
場所は会場の西側、交通ターミナルとなる「西ゲート」にほど近い場所。
大阪湾が目の前に広がっていて、めちゃくちゃ心地良く、海に沈む夕日がバッチリ眺められる場所になっています。パビリオンのすぐ横にベンチがありましたよ。
会場内で唯一のウォーターフロントのパビリオンなんですって。
では「未来の都市」がどのような施設だったのかご紹介したいと思います!!
目次
未来の都市 パビリオン建物
大きな建物は真っ白いと思いきや、表面はモアレ模様というものがほどこされています。このモアレ模様というのは、人を追いかけるように動き・変化する視覚的な縞模様のことだそうで、外壁にモアレ模様を生み出すパビリオンは世界で初めてなんだって!
確かに写真で撮ってみると何やら模様がありますね。
そして建物の足元からはミストが浮遊していてなんとも幻想的!暑さ対策にもなっているんですよ。
未来の都市 パビリオン内部
「未来の都市」パビリオンは、2025年日本国際博覧会協会と、日立製作所やKDDI、クボタなど協賛12社が共創した「15アトラクションによる未来体験」が魅力的なパビリオン。
「幸せの都市へ」をテーマにした3つの共通展示と、「Society5.0と未来の都市」「交通・モビリティ」「環境・エネルギー」「ものづくり・まちづくり」「食と農」の5分野の個者展示で構成。
どんなアトラクションなのか順番に紹介していきます!
Society 5.0とは・・・
狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く新たな社会です。第5期科学技術基本計画(平成28年1月22日閣議決定)において、「サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会」としてSociety 5.0を提唱
未来の都市 パビリオン ホールA
館内に入るとまずホールAになっています。ここから「未来の都市」パビリオンの始まりです。
40憶年・幸せの旅/テーマ展示
通路に巨大スクリーンがどどーんと配置されていて、圧巻!
人類の誕生以前からSociety 5.0を実現した世界までを映し出しています。このマンモス迫力満点です。
未来の都市 パビリオン ホールB
ホールBは、2つのアトラクションがあります。
「未来の都市」パビリオンの目玉のひとつ、日立製作所とKDDIによる「Society 5.0と未来の都市」はこちらにあります。
ホールB コモン展示01
4つの「3D Cube」が並ぶ空間。2035年のSociety 5.0社会の一角になっていて、未来はこんな生活なのかな〜と想像できる空間になっています。
「Mirai Meeting」HITACHI・KDDI
こちら「Mirai Theater」、「未来は自分たちで変えられる」というコンセプトで、120人の来場者が同時に参加できるシアター形式のアトラクションになっています。手元のスマホやタブレットを使いながら、2035年の未来都市で起こる課題を解決していく体験が出来ます。
「Mirai Arcade」では、3人で協力しながらゲーム感覚で社会課題を解決するコンテンツ。
未来の都市 パビリオン ホールC
ホールCでは、コモン展示が1つと複数の企業のアトラクションがあります。
ホールC コモン展示02
まず、ホールCに入ると飛び込んでくるのはこちら!
大きな頭?顔型のロボットヘッドの後ろにはミニシアターになっていますのでお見逃しなく。
個性の違う4人の映像クリエイターが独自の表現でそれぞれ魅力的な夢の映像が流れています。
川崎重工業株式会社
何このマシーン?となりますが、鉄道車両ALICE Railの実物大モデルなんですって!
このキャビンに乗ればキャビンごと自動で電車や船、飛行機といった公共交通を乗り継ぐシステム。人が移動しなくても良いという夢のような未来が待っているのかも?!
中はこんな感じ。移動に不自由を抱える人でも快適に移動ができるという。すごいですね〜
株式会社商船三井
自然エネルギーの風を使ってグリーン水素エネルギーを製造する船の大型模型を展示。
「みんなで帆に風を送るんだー!」とうちわでパタパタ。無事エネルギーがたまって発電するのでしょうか?!
関西電力送配電株式会社
モビリティ・防災・観光への用途が期待される未来の電柱「スマートポール」を展示。
タブレットを使ってのAR体験も出来ます。
自分のアバターを作って、ARで表示させる事が出来ます。くるるんも見学!
日本特殊陶業株式会社
「水」と「空気」のチカラで、「地球の未来を輝かせる」がテーマ。地球の未来を輝かせる様子を、ナビゲーターが映像と一体となって演出していました。
カナデビア株式会社
コンセプトは「世界樹」。鏡ばりの空間の中央に世界樹があります。資源循環が生み出す4つのストーリーを体を動かして体験してみよう!
株式会社IHI
「不思議な空飛ぶキューブ」に乗って、海の中から宇宙、そしてミクロの世界を駆け抜ける、ドキドキの没入型映像体験のブースになっています。
株式会社神戸製鋼所
全面LEDの球体モニターが特徴。ものづくり・まちづくりが360度で見ることができます。綺麗な花火の映像も見られました。
展示の目玉は「ボールコースター」、コロコロと転がっていくボールはついつい目で追っちゃいますよね〜。
青木あすなろ建設株式会社 及び 株式会社小松製作所
「未来の水中工事」を水中施工ロボットの大型模型が展示。遠隔で誰もが活躍できる未来のシステムを映像で紹介。
こちらのブースの中はまるで海の中にいるかのようで、天井には水中生物が泳ぎ、床にも演出がされていますよ。
CP コンクリートコンソーシアム
エアシップに乗って、地球温暖化の危機や次世代のCPコンクリートが実現する未来の都市を映像で紹介しています。
株式会社クボタ
「地球と人にやさしい、未来の“食と農業”の研究所」がテーマ。
「食と農業」をテーマにしたシミュレーションゲームがあります。未来の農家を疑似体験できます。くるるんも体験してきたでー!
「汎用プラットフォームロボット Type:V」も展示してあります。作物の間隔や生育状況、作業内容に合わせて車体の高さや幅を変形(トランスフォーム)させられる大型ロボット。
未来の都市 アクセス
- 所在地:大阪市此花区夢洲中一丁目地先 大阪・関西万博 LO5未来の都市
- 会場内アクセス:大阪・関西万博入場ゲート「西ゲート」からすぐ
未来の都市 概要
- キャッチコピー:未来の発明 Future Inventions
- 開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)184日間
- 予約:事前予約制(時間指定)
- 再入館:時間指定制のため再入館不可
予約の手順は、『万博ID登録→EXPO2025チケットの購入→来場日時予約→パビリオン予約』
未来の都市 まとめ
「未来の都市」パビリオンはいかがでしたでしょうか?
さまざまな地球課題、社会課題をどう乗り越えるのか、どんな幸せをつくることが出来るのか。を様々な視点から知る事ができるパビリオンでした。
こちら、学校団体からの予約が万博会場内で最も多いパビリオンとなっているそうです!
▼一年前のパビリオン発表会の様子はこちら
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