天王寺に来たら絶対行くべき!聖徳太子建立の和宗総本山【四天王寺】を紹介
2019.08.01
みなさんどうもこんにちは。
ライターのひろりんと申します。
突然ですが、みなさんは「天王寺」の観光スポットと聞くとなにを思い浮かべますか?
天王寺動物園?良いですね、ぼくも動物は大好きです。
あべのハルカス?そうですね、なんと言っても日本一高いビル(2019年時点)なので、一目見とかないともったいない。
新世界?確かに、最も大阪らしい町。グルメも最高!
しかし、ぼくが言いたいのはそういうことではございません。
みなさんは「天王寺」の語源はご存知でしょうか?
実は「天王寺」とは、もともと「四天王寺」の略称。
つまりぼくが何を言いたいかというと。
天王寺には聖徳太子建立の寺!和宗総本山四天王寺さんがあるんやでえ!!
天王寺に来て四天王寺さんに行かないなんてのはーーーーっえーっと。。。
てなわけで、うまいたとえがみつからなかったんですが、
今回はそんな四天王寺について紹介していきたいと思います。
目次
1.四天王寺の歴史をご紹介
四天王寺は今からおよそ1400年以上も前、推古天皇元年に、聖徳太子によって建立された、日本仏法最初の官寺です。
「日本書紀」によると、四天王寺が建立されたきかっけは、かねてより対立していた崇仏派の蘇我馬子と排仏派の物部守屋の間に起こった武力闘争がきっかけとされています。
崇仏派の蘇我馬子についた聖徳太子は不利な戦況を憂い、自ら四天王像を彫り「もしこの戦に勝利したなら、四天王を安置する寺院を建てる」と誓いを立てました。
結果、戦に勝利し、誓いを果たすべく四天王寺建立に至ったという事です。
ちなみに四天王とは、東の「持国天」、南の「増長天」、西の「広目天」、北の「多聞天」と、東西南北を守ってくれる神様のことを指します。
建立後は、度重なる戦火や災害に見舞われ、その多くが消失しましたが、その度に各方面の人々の協力のもと再興されました。
こうして四天王寺は、今もなお創建当時(飛鳥時代)の様式を忠実に再現した貴重な建物として存在しています。
2.四天王寺に行こう!
では、四天王寺に行ってみましょう!
門は大きく分けて、西大門(極楽門)、南大門、東大門の3つ。
四天王寺には特に参拝の順序というものはないので、1番近い門から入ればいいと思います。
西大門(極楽門)
四天王寺前夕陽ヶ丘駅から来るならここからがおすすめ。
浄土信仰では「西に極楽がある」と考えられており、別名「極楽門」と呼ばれております。
南大門
天王寺駅から来るなら南大門が一番近い門となります。
東大門
こちらの門の右側には「阿形 金剛力士像」、左側には「吽形 金剛力士像」が。
今回ぼくは四天王寺前夕陽ヶ丘駅から来たので、西大門をチョイス。
駅を出て南に5分ほど歩くと西大門に辿り着くのですが、その途中に小さな門が。
これは「中之門」といい、ここからでも四天王寺の境内に入れます。
実はここが一番四天王寺前夕陽ヶ丘駅からは近い。
とはいえ他の門に比べると迫力が欠けるかなー。車も普通に通っていくし。とか思っていたらこの門もしっかり有形文化財。
安易にスルーせず、大阪市指定文化財を一目見ておくことをおすすめします。
しかしまあ、西大門までのほんの少しの距離を歩いてるだけで
ちょこちょこ現れる聖徳太子。
聖徳太子ゆかりの地ならではですね。
こういったポイントに注意しながら四天王寺を目指すのも楽しみのひとつですね。
そんなこんなで着きました。
これは石の鳥居。お寺なのに鳥居があるのも四天王寺の特徴。
その奥に見えるのが西大門です。
石の鳥居の前にはお店があり、そこにひやしあめが。
無類のひやしあめ好きのぼくは着くなり即購入。
しっかりと生姜の風味がきいた、冷たく甘い自家製の逸品。最高。
とか思っていたら、すぐ横にどう考えてもこっちが名物だったなという商品が。
四天王寺名物亀かすて~ら?
ぼく「なんで亀かすて~らが四天王寺名物なんですか?」
大将「兄ちゃんここはじめてか?」
ぼく「はい、今から見にいきます。」
大将「ほなな、そこの門くぐって、突き当りを左にまーっすぐ行ったら池があるねん。そこ行ったらわかるわ!」
ぼく「亀がいてるんですか?」
大将「せや!寒気するほどいてるで!」
寒気するほどは言い過ぎやろ。と思いながら亀かすて~らも購入。
ベビーカステラよりもソフトな食感でこれもまたうまい。
もし石の鳥居に立ち寄った際は、ぜひ気さくな大将が振る舞う四天王寺名物亀かすて~らを味わってほしい。
3.境内のおすすめスポットをご紹介!
それでは境内のおすすめスポットを紹介していきましょう!
こんな感じの地図が境内にいくつかあります。
境内を周る上で、迷った場合はこれに頼るのも良し。
四天王寺の境内の広さは総面積3万3千坪(約11万平米)で、甲子園球場の約3倍にも匹敵します。その中に伽藍や仏塔なども数多く存在するので、もう適当に歩き回っていたら迷いまくること間違いなし!
自分の現在位置を確認しつつ周りましょう。
3-1.西大門(極楽門)の転法輪(てんぽうりん)
先ほど紹介した西大門の4ヶ所の柱には「転法輪」という小さな車輪がついています。
「転法輪」はお釈迦様の教えが他に転じて伝わることを「輪」にたとえたもので、仏教の象徴とされているそうです。
合掌し「心が清浄になりますように」と唱えて、この転法輪を右に軽く回すと洗心の功徳を積むことができるといわれています。
3-2.布袋堂(ほていどう)
【子孫繁栄・商売繁盛のご利益】
西大門の手前南側にある「布袋堂」は「乳布袋尊」として親しまれているお堂で、女性の乳に関する悩みを聞いてくださると人気の仏様が祀られています。(写真の方は乳布袋尊ではないです。ぜひ直接お顔合わせください)
昔から、乳布袋様にお願いすると、お乳が出ないとか授乳が不十分な人は十分な乳を、出過ぎて困る時人は乳上げを授かるといわれています。
ここではいろんな種類のお守りや絵馬が売っていました。
話を聞くと、ここには男の人もよく絵馬を奉納しにくるとのこと。
乳の悩み=子育ての悩みとのことで、わが子を想うママパパに人気のスポットだそうです。
3-3.大黒堂(だいこくどう)
【子孫繁栄・商売繁盛のご利益】
北側中之門に通じる参道沿いに建つ御堂。一体に大黒天、毘沙門天、弁才天の七福神の三顔を持つ三面大黒天をお祀りしています。
大黒天は戦闘神かつ、五穀豊穣をもたらす神様。
毘沙門天は最強武神かつ、財宝の神様。
弁才天は芸術や音楽の神様。
要するに、金運に力に才能と、考えうる全てのパワーをもってる神様ですね。
とんでもないパワースポットのような気がします。
実際に、商売繁盛、福徳円満、子孫繁栄、縁結び等々、多くのご利益が期待できると昔から庶民の間でも人気の御堂とのことです。
3-4.元三大師堂(がんさんたいしどう)
【魔除厄除・合格祈願】
大黒堂の西隣に建っているのが元三大師堂です。
1618年(元和4年)に建立された寄棟造の建物で、重要文化財に指定されています。
元三大師はおみくじの原型を作った人としても有名で、本来の名前は良源といいます。
なぜ「元三」なのかというと、亡くなった日が1月3日=元三だからです。
大阪ではこの御堂が信仰の中心だったと伝えられ、今では入試合格祈願の受験生から大変な人気を得ているそうです。
毎年1月3日の「新春合格祈願護摩供」の際には、多くの受験生やその家族が参拝に訪れます。
こちらはちえの輪くぐり。
合掌しながら御本尊元三大師のご真言「おんばらだはんどめいうん」を唱えてくぐりぬけると、さらなる大きな智慧(ちえ)を授かれるとのことです。
3-5.六時堂(ろくじどう)のおもかる地蔵尊
六時堂(ろくじどう)は文化8年(1811)建立の重要文化財。
六寺堂には薬師如来が安置されており、昼夜6回の礼讃が行われていたのがその名の由来といわれています。
納骨や供養、大法要も行われる中心道場です。
そんな六時堂に祀られているのがこの「おもかる地蔵」。
このお地蔵様の前で手を合わせてお願い事をします。
このとき、「おんかかか・びさんまえい・そわか」と唱えます。
そして、お地蔵様を台ごと両手で持ち上げてみましょう。
持ち上げたときに軽ければ願いが叶い、重かったらまだその時期ではないとされています。
ぼくももちろんやってみました。
お願い事をして持ち上げる。
んー。これは軽いのか?
いや、しかし。
でもまあ普通に持ち上げられるという意味では軽い…?
そーやな、軽いよな。よし!軽いでいいや!
といった感じに、都合の良い解釈で軽いということにしましたが、案外こういうのは気の持ちようらしく、軽いと思ったらいいみたいです。
ネガティブよりもポジティブの方が良い。そんなことを教えてくれるお地蔵様でした。
3-6.亀井不動尊(かめいふどうそん)
【厄除開運・大願成就】
推古元年(593)創建といわれている亀井不動尊。空襲によって一度焼失したので、現在の建物は昭和30年に再建されたものです。
近畿三十六不動尊霊場の第一番霊場となっており、本尊は全身苔に覆われた水掛け不動尊です。左に子育地蔵尊、右に延命地蔵尊を祀っています。
ちなみに、近畿三十六不動尊とは近畿地方の大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県に開設された36ヶ所の霊場のこと。
宗派にとらわれることなく、一般の人々の立場から霊場寺院が選定され、昭和54年に発足しました。
この36ヶ所の不動尊を全て巡礼すると煩悩を消滅できるとされています。
寺伝によれば、聖徳太子が尊い雰囲気のお声に呼び止められ亀井の井戸を覗くと、仏法の守護神にあたる不動明王の姿が水面に映っていた。それで、ここに不動尊を祀ったのが起源とされています。
3-7.亀遊嶋弁天堂(きゆうじまべんてんどう)
【技芸上達・福徳円満】
東大門から入るとすぐ左手にある御堂が「亀遊嶋弁天堂」。池があって、その中央の島に御堂が配された全国各地でよく見られるスタイル。
辯才天(べんざいてん)を祀る御堂の姿が池で遊ぶ亀の甲に似ていると、この名前がつけられました。
これが池の中央にある御堂。二重の塔のような造りになっています。
人々を救いに導くための知恵を表す弓や宝珠、鐘などを持った八臂辨財天(はっぴべんざいてん)が祀られています。
3-8.万燈院(まんとういん)
【無病息災・病気平癒】
紙の衣を着て修業した羅漢を形どった紙衣仏(かみこぶつ)をお祀りしているため、紙衣堂ともいいます。この仏は病気回復に功徳があるとされ、毎年10月10日の衣替え法要の際は多くの参拝客で賑わいます。
紙衣法要では、1年間紙衣仏が着ていた紙衣を背中に当てて、お加持をします。これを3年続けると病気になったときや、臨終のときでも不浄の世話を人にかけないといわれています。
入口には木槌と木臼があり、まずは木臼を3回たたく。
その後に、自分の痛んでいるところを三回たたくと治るといわれています。
3-9.庚申堂(こうしんどう)
【厄除開運・病気平癒】
庚申堂(こうしんどう)は、南大門から出て、南にまっすぐ約300mほど行ったところにあり、日本で最初に庚申尊が出現した地と伝えられています。
堂内には秘仏である青面金剛童子像と四天王像が祀られ、除災無病のご利益があるといわれています。
60日に1回ある庚申の縁日には、境内に「北向きこんにゃく」などの店が出て賑わいます。
お願いごとをしながら北を向いて無言でこんにゃくを食べると、その願い事は叶うといわれています。
3-10.中心伽藍(ちゅうしんがらん)
中心伽藍(ちゅうしんがらん)はその名の通り四天王寺の中心部に建てられた伽藍で、回廊に囲まれた敷地内には南から順に中門(仁王門)、五重塔、金堂、講堂と建物が一直線上に配置されています。
これは四天王寺特有のもので「四天王寺式伽藍配置」と呼ばれています。
一般的に観光客の皆さんが四天王寺と思っているのは、この中心伽藍ではないでしょうか?
中心伽藍は四天王寺の核となる施設で通常時は大人300円、高校生・大学生200円の入場料が必要になります。ですが、弘法大師の月命日である21日(大師会)、聖徳太子の月命日である22日(太子会)、さらに、3月の春季彼岸会と9月の秋季彼岸会には中心伽藍も無料開放されます。境内には露店も並びます。
なんか写真では、あべのハルカス、中門(仁王門)、五重塔の並びみたいになってるな。。
中心伽藍の拝観料はこんな感じ。中学生以下は無料、団体割引ありです。
普通に安いし、四天王寺に来たのに中心伽藍を見ないなんて選択肢はまず無いでしょう!
中門(仁王門)
中門は中心伽藍の南端、南大門の北にある門です。左右に伽藍の守護神である金剛力士 (仁王像)を安置していることから仁王門とも呼ばれています。
左側の青い像が密迹金剛力士で、右側の赤い像が那羅延金剛力士、日本の仁王像では最大級です!
五重塔
この五重塔は、戦火や災害に見舞われ、何度も焼失と再建を繰り返しており、現在のものはなんと8代目。高さは39.2m。
内部に入り、階段で最上階まで行くこともできます。
階段は螺旋階段なのですが、これがなかなか急!
1階は壁4面に山下摩起氏の壁画が描かれており、2階と3階は位牌や仏像が並んでいます。
4階はね、、何もありません。
最上階には仏舎利が納められています。仏舎利とは、入滅した釈迦の遺骨のこと。
五重塔は何度も焼失、再建を繰り返しているので流石に本物の遺骨ではないと思いますが、仏舎利を直接見ることができるめずらしい場所です。
金堂
金堂には聖徳太子のご本地仏である救世観音菩薩(くせかんのんぼさつ)をお祀りし、四方を四天王が守護しています。
毎日11時から舎利出しの法儀が行われており、お坊さんが舎利を参拝した希望者の頭にあててくれます。舎利をあててもらうと仏様との有難いご縁が結ばれるといわれています。
講堂
経典を講じたり法を説いたりする御堂。
講堂内陣は中央を境に、東は冬堂、西は夏堂と呼ばれており、冬堂には現世の人々を悩みや苦しみから救う「十一面観世音菩薩」、夏堂には人々を来世極楽に導く「丈六阿彌陀如来」が祀られています。
要するに、現世から来世にわたって、人々を安楽へ導くようにとの願いが込められた講堂です。
中の写真撮影はできなかったのですが、2体の大きな仏像と、釈迦誕生から入滅までのエピソードが描かれた壁一面の壁画は迫力満点。
是非見ることをおすすめします!
3-11.【おまけ】四天王寺名物の亀を見に行こう!
さて、石の鳥居の前のお店で聞いた、亀かすて~らの起源ともいわれる亀を見に行きましょう。
大将の説明では西大門を通ってまっすぐ行き、突き当りを左にまっすぐ行くと池が見えるとのことだったので、その通り行くと……。
ありました。
そしていてますね亀。
めっちゃ休んでる亀が一匹。。
大将「寒気するほどいてるで!」
ぜんぜん寒気しないな。むしろめちゃくちゃ暑い。(この日の気温32度)
これで四天王寺名物をうたうのはいささかこじつけな感じがしますね。
まあ大阪の商人はなんでもそんな感じで名物にしてしまいがちではあるけどなー。
と思いながら先に進むともうひとつ池が。
あっ!こっちにはさっきよりも亀がいる!
寒気するほどではないけど!でも一応ちゃんと亀はいるし名物と言えるか!
ところで奥のあれは…
んっ!?
うわぁ…。めちゃくちゃおる。
寒気するわ。
はじめに見た池は「丸池」といい、周りには桜の木が植えられていて、桜の季節にはカメラ小僧に大人気のスポットだそうです。
大将が言っていたのはこの二つ目の池、その名も「亀の池」。
「六時堂」の真ん前にある池で、そりゃもう寒気するほど亀だらけ。ここまでの数の亀を一度に見られるのは、もはや四天王寺だけなのではないでしょうか。
なぜここにこんなに亀がいるのかはよくわかっていないのですが、聖徳太子の文献にはよく亀が登場するようで、何か関係がありそうですね。
大将疑ってすみませんでした。
みなさんもこの圧巻の数の亀を是非見に行ってください。
4.四天王寺の休憩スポットとおすすめランチ
ざーっと四天王寺のおすすめスポットを紹介してきましたが、正直多すぎるし、境内広すぎる。
全部を周ろうと思ったら3時間以上余裕でかかると思います。
そんな時にきっと役に立つ休憩スポットとおすすめのランチをご紹介します!
4-1.【休憩スポット】和労堂
「和労堂」は四天王寺を参拝される方のための無料休憩所です。
堂内では、コーヒーなどの飲み物、四天王寺ならではのお土産、釣鐘まんじゅうや釣鐘カステラ、亀の形をした亀あられなどが販売されています。
テーブルと椅子もある、しっかりとした休憩スペース。赤ちゃんのおむつ替えのベッドも用意されています。
売店はこんな感じ。お土産などはここで購入できます。
オリジナルTシャツが結構かっこいい。
ふつうに普段着れそうだし、外国人とかはこんなの大好きなのでは?
ただの休憩所ではなく、聖徳太子の摂政像も祀られている、雰囲気のある場所です。
4-2.【休憩スポット&ランチ】御参拝者休憩所
ここは中がけっこう広くて、食堂のようになっている休憩所。
ついにところてんが始まった模様。
きましたところてん。
たぶん名物でもなんでもないんでしょうが、見てくださいこのツヤ。
つるりと喉を通るときの清涼感と疲れたからだに沁みる黒蜜の甘味。最高。
ちなみにメニューはこんな感じ。ここで簡単なお昼ご飯も済ませられますね。
別になにか頼まないと入っちゃだめとかいうことはなく、あくまで参拝者の休憩所なので、周り疲れた際はふらっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
4-3.【ランチ】蕎麦料理 はやうち
四天王寺周辺でおすすめのランチスポットは、四天王寺前夕陽ヶ丘駅から西大門までの道の途中にあるお蕎麦屋さん。
店主こだわりの蕎麦の実だけで作った、挽きたて打ちたての自家製蕎麦が楽しめるお店です。
ぼくは「辛味大根おろしそば」を注文。
さすがこだわってるだけあって蕎麦の香りとコシが全然違う。。
つゆも、はじめはなんか少なくない?と思ったのですが、出汁の旨味がめちゃくちゃ凝縮されていて、ちょっとつけるだけで十分!
こんなに凝縮されているのに塩辛くないのもおかしい!何これ!うますぎる!
このつゆに少し辛味大根を入れると、ピリッと効く自然のアクセントがまた最高!
最後、辛味大根を残すのもったいないなと思って全部つゆにいれたら辛すぎてぶっ倒れるかと思った。
いくらおいしいからといって入れすぎには注意してください。
住所:大阪市天王寺区四天王寺1-12-16
TEL:06-6773-2858
営業時間:
11:30~15:00 / 17:30~21:00
定休日:月・火の夜および水曜
アクセス:
谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅徒歩3分
5.四天王寺の年間行事 毎月20日21日は骨董市!
四天王寺の年間行事をざっくりご紹介!
1月 元三大師合格祈願法要
2月 節分星まつり
3月 春季彼岸会
4月 聖霊会舞楽大法要
5月 仏教文化講演会
6月 愛染まつり大法要
7月 庚申まいり・七夕の夕べ
8月 千日詣り・四天王寺盆踊り大会
9月 秋季彼岸会
10月 絵堂特別拝観・万灯院衣替え
11月 旧紙衣さんまいり
12月 大黒天例祭
とまあこんな感じで毎月なにかしらの行事があります。
中には境内にたくさんの露店が出るお祭りなどもあって、大変な賑わいをみせることも。
毎月20日と21日には骨董市も開催されています。
食器や雑貨、服、靴など、さまざまなものが並び、何でも揃うと評判です。
これは7月の「七夕の夕べ」の様子。
境内にたくさんの露店が出ており、天の川を模した幻想的なライトアップも見られます。
6.詳細情報
山号:荒陵山
宗派:和宗
寺格:総本山
開創:推古天皇元年(593年)
開基:聖徳太子
本尊:救世観世音菩薩
別称:金光明四天王大護国寺 など
住所:大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
TEL:06-6771-0066
参拝時間:24時間
※ 四天王寺の門は24時間開放。お堂の外からのお参りはいつでも可能。
◆御堂や中心伽藍、庭園の参拝時間
4月~9月:8時30分~16時30分
10月~3月:8時30分~16時
※御朱印・お守り・お数珠・絵馬・おみくじ等は上記時間内にお求めを。
◆六時堂の参拝時間
8時30分~18時
※毎月21日と会中は異なります
7.交通アクセス(最寄りは四天王寺前夕陽ヶ丘駅)
■JR環状線・大阪メトロ御堂筋線・谷町線 天王寺駅より北へ徒歩12分
■近鉄南大阪線 阿部野橋駅より北へ徒歩14分
※天王寺駅・阿倍野橋駅からの詳しい行き方はこちら
天王寺駅~四天王寺まで写真でナビ!おすすめの行き方と交通アクセスを紹介
■大阪メトロ谷町線 四天王寺前夕陽ヶ丘駅より南へ徒歩5分
8.まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
正直この四天王寺、見どころ多すぎるし奥が深すぎる。。
こんなにも多くの歴史的建造物に出会え、ご利益を得られる最強パワースポットが天王寺にあったとは。
とはいえ全てを周りつくすのはなかなか骨が折れるので、ご利益や興味のあるスポットに絞って周るのも手ではないかと思います。
そこで役立つアイテムを最後に紹介します。
それはこの「散策マップ」と「ご利益マップ」。
「散策マップ」には、おもかる地蔵を持ち上げたり、鐘を鳴らしたり、転法輪を回したりなど、四天王寺散策にうってつけの内容が集められています。
「ご利益マップ」は各方面に散らばっている御堂のご利益をメインに紹介。自分が受けたいご利益を目的に、参拝する場所を絞って行くことが可能!
この便利なマップはどこで手に入るかというと
西大門の北側にあるこの「納経所」。もちろんマップは無料でもらえます。
いやー実に親切。この掲載情報、本当に役立ちます。
ちなみに御朱印をいただく場合もここ。
というわけで!どうかみなさんもこの記事をきっかけに、ご自身にぴったりな参拝ルートを見つけて、広大かつ壮大な四天王寺を楽しんでください!
※大阪観光するなら
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