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【大阪はしご酒】おすすめ美味!泡ギョーザ?福島おすすめ居酒屋バー

はしご酒福島

ふらっふらっふらっふらみんごぉと、米津玄師さんの名曲を脳内再生しながら、環状線に乗ってやってきた、至極ご機嫌の女性ひとり。どうも私です。

なぜ、ふらみんご状態かというと、天王寺で昼呑みはしごしてきたからです。

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前回(お昼から夕方)は、ビル、昭和、牛すじ、海鮮料理、だし巻、ビール、ハイボール、日本酒と盛りだくさん!
お食事もお酒もたっぷり頂き、天王寺の夜景も堪能して、素敵な締めくくりを迎えたかのように見えましたが…

ふふ、そう簡単に締めくくれると思っちゃぁ、そうは問屋が卸しませんぞ。あくまでも第一章が終わったに過ぎないのだ。
愉しい夜はこれからであります。

今宵はこちらで呑みますゾ!

はしご酒福島……あれ?ヤバイかほりがするな。

「安心 安全 オーガニックストリート!」
「売れても占い商店街」

・・・これが大阪ギャグというものなのか!?
おかげさまで何回か大阪に来ておりますが、こんなにエッジの効いた場所に来るのは初めてだぞ。
特にそんなウワサ聞いてなかったのにな・・・。酔っ払って降りる駅間違えたかな?と、ネオンに輝くローマ字を確認。

「FUKUSHiMA」
「=フクシマ」

合ってる・・・。

福島県じゃありません。
大阪市福島区福島にやってきました!JR福島駅周辺でございます。
阪神本線で梅田から2分の便利な立地であります。
ちなみに、大阪環状線で野田からも2分です。(野田周辺には便利の代名詞イオンがありますぞ)

さて、参りますか!
って、この門くぐるのドキドキするわ。

1.福島をゆうゆう遊歩してみた。

一体ここはどんな商店街なんだ?と、期待と不安に胸をドキドキさせつつ、侵入。
目の前に広がるのは……

はしご酒福島拍子抜けするほど、普通の商店街。
天王寺のきらびやかなビル群を見て来たばかりだからか、なおさら落ち着いてる感をビンビン感じる…。
なんですかね、ただいま!って言いたくなります。

歩いていると、飲食店がちらほらと。どのお店も「美味しいものしか出しませんよ」って雰囲気を醸し出しております。レストランとかよりも飲み屋が多い印象。

なぜ私が福島をはしご酒に選んだのかというと、明日打ち合わせに伺うクライアントさまに「福島がアツいんですよ」とおすすめされたからで。
なるほど、これは知る人ぞ知る、酒呑みがハシゴしそうな場所ではある。

ただ、ここで問題が。

夜はこれからだぜ!と頭では思っているものの、昼からずっと食べ飲みし続けている私の胃はパンパンであるということ。
そして、自覚症状以上に恐らく酔っているということ。
さらに、私は一人で、だから、一緒に来た友人が私以上の酒呑みで「まだまだいけるぜぃ!」って言うのにつられて「あたぼうだぜっ!」って言わなくてもいいんです。

「いや、ここで逃げたら、私の幸せまで逃げてしまう。」
「酔いを冷まして、腹を減らそう。」

こうして、商店街の道は、私にとっての皇居ランコースとなったのです。
(皇居の周りをぐるぐる走っているランナーの方を見習おうと思ったのですが、もちろん走れやしないので、ウォーキングします。)

よぉーい、スタート!

ひたすら歩きます。商店街の端まで行ったら、また引き返します。
そしてまた、ゴーします。
3往復ほどしました。

と、その間に散見されたのが…

はしご酒福島「占」の看板。
入り口の門の「売れても占い商店街」、これだったのか…。
しかし、「売れても」ってどういうことだ?
…という疑問は満腹で酔っ払いの私には、解き明かせませんでした。
はじめオバケちゃんに見えた右下のキャラクターが、よくよく見てみると、占い師だったことに気づきました。「うららちゃん」らしいです。斬新だなぁ。
ていうか「商店街直営」って。
この商店街、本気で占いを押している…。
いっそ、私の恋占いでもしてもらおうかと思いましたが、すでに閉まっていました。残念。

3号館ってことは、少なくともあと2つは館があるってことだな…。
いったい何号館まであるのだろうか…。そして、何よりも当たるのだろうか…。

と、そんなことより、なんやこうやで満腹よりも疲労が勝ってしまったので、ついにお店に入る決心をしました。

さて、福島の一軒目はどこにしようか…。
さすがに、3往復しただけあって、気になるお店は何軒かピックアップできております。

天王寺1軒目~3軒目まですべてで魚介・海鮮を頂いたので、そろそろお肉が食べたいところではありますが、そんなにがっつり食べられませぬ。

そんな私のニーズにピタリと答えたのがこちら!

はしご酒福島「飲み会まで時間を持て余しているあなた」
「最高の状態で送り出します」
「0次会」
飲み会はないけれど(いや、もう飲んでるけど)
最高の状態で送り出されたい。(どこへ?)
酒場を変えたのだから0に戻ったも同様(気分は0次会)
地元にこのお店あったら、次の予定もないのに「今日も0次会しに来ちゃいました!」って言っちゃいそうなアレ。(だって18:30入店まで、餃子1人前+60分飲み放題で1500円+TAXだもの)

2.【泡ギョーザ】ギョーザのアレを泡にするって天才だわ。

はしご酒福島店頭には「カロリーは旨い ギョーザとビール」のノボリがゆらめく。
……うなづくしかない。

このノボリで隠れてしまってますが…のれんには「泡ギョーザ」と書いてあります。
なに?泡ギョーザって。
泡状のギョーザなの?ギョーザ状の泡なの?あ、おんなじことか。
頭が?に侵食される…。

でもって、いったいどんな雰囲気のお店なのだろうか。
普通に考えると、中華料理店を想像してしまうけれど…。
「0次会」の看板からは中国感をまったく感じない…。

・・・考えるよりも感じろ!

お邪魔します!!

3.中華料理店でも中華居酒屋でもない。おしゃれバー感

はしご酒福島!?
え?バー?バーなの?
オシャレなバーなの?
入り口からすると中華食堂?居酒屋?って感じだったのに…。
バーカウンターの中にイケメンとイケ女が……。

はしご酒福島中華感、微塵もなし。
素敵なランプが灯る店内はシックなインテリアでまとめられております。
テレビでは何やらオシャレな洋風の映像が…。昭和の食堂のように野球中継が流れることはまずないでしょう。
こんな洒落た場所にクタクタ感を背負って入店してすみません!

お一人さまの私はもちろんカウンターに座ります。
目の前にイケメンがいて、緊張してしまいます。
とりあえずこれはお酒を呑んで、緊張を飛ばすしかありません。

メニューを拝見いたしましょう。

はしご酒福島あぁ、クラフトビールがあるよ。しかも餃子に合うらしいよ。
餃子といえばビールだって、私も思ってますよ。
マッチング度合いがハンパないことも知ってますよ。
でもさ…。満腹のお腹にビールは厳しいのよ。四次元ポケットみたいな胃が欲しい。

はしご酒福島「女性支持率100%!!」
普段の私なら目もくれないフルーツ盛りだくさんのキャピキャピしたお飲み物。
でも、今の私はフレッシュさを欲しているの。
だって、食べたものをなかったことにしてくれそうじゃない?
というわけで、せめてアラフォー・酒呑みの私にもすんなりマッチングしそうなものを、と
「すっきり大人テイスト フレッシュフルーツハイボール 580円」をチョイス。
でも、イケメンの手前、ちょっと可愛い私を演出したいと思ったのでしょう。
フルーツは「いちご」を選んじゃいました。きゃは。

そして、もちろん餃子も頼みます。

はしご酒福島おぉぉぉ・・・さすが餃子押しなお店だけある。餃子オールスター目白押し!
「ニラ玉チーズ餃子」とか「海老餃子と岩海苔クリームソース」とか、気になるぞ……
でも、「泡ギョーザ」ですよ。ただでさえ想像がつかないのに、さらに想像がつかない餃子を選んだら、私の思考回路はショート寸前になってしまう。
というわけで、「肉餃子 6個 480円」をチョイス。

およ?
「業界初!泡で食べる」
って、どゆこと?

ダメだ、考えるな、感じろ!

4.フレッシュガールとおふくろがやってきた

しっかしまぁ、どんなにお腹がいっぱいでも、酔っ払っていても、注文をしてしまえば、後は楽しみしかないもので…。ウキウキしちゃいますのよ。

そして、まもなくやって参りましたよ!

はしご酒福島シュワシュワイチゴちゃんと…
……ん?大根??
あ!お通しか!!

こりゃまた不思議な組み合わせが出来上がったものです。
娘のイチゴちゃんが心配でついて来たおふくろさんのようです。
ご心配いただきましてありがとうございます。

すみません、とりあえず、イチゴちゃんをいただきます!

グラスを傾けてハイボール部分をコクリ。
期待通りのフレッシュ感!イチゴもパクリしてみると、甘い!
これはいい苺を使ってますぞ。
ハイボールとイチゴがまた合うんですわ。
これ、家でやったらテンション上がるやつ。
住んでる部屋にカウンターがあるというのに、電気ケトルとタッパーの置き場所になってしまっている。カウンターを照らす照明も付いているのに、未だに機能させたことがない。
いかん、片付けよう。そして、オシャレなグラスにハイボールを入れて、苺を浮かべようではないか。ミントの葉まで飾ってしまおう。おつまみはヘルシーに野菜チップスかしら。

いやいやさてさて、大根さんもいただきましょう!

えっ、これ、想像以上に美味しい!
すみません、餃子メインのお店だし、お通しだし、お店の雰囲気と正直マッチしてないし、と実は期待してなかったんですよ。
ところがどっこい、箸がすんなりと通る絶妙な硬さ、口に運べば、しっかりと味が染みていて、でも染みすぎてなくて。
絶妙なほっこり大根に仕上がってるんですよ。限りなくシンプルでやさしい野菜料理ですのね。
これ、普通にメニューにあっても毎回頼んじゃうわ。お通しのレベル高すぎる。
お通しはちなみに200円ですが、これは全然惜しくない。
これがお通しならいらないよ…と思うことは度々あるものですが…
これは当たり!
毎回大根とは限らないのかも、と考えると、この大根で良かった!と。
予想外のハッピーで、疲れも逃げて行きますわよ。

5.いよいよ「泡」の謎が解き明かされる!

私が大根に感動している間、目の前でイケメンが餃子を焼き上げておりまして。
いいですよね~、料理できる男性って、いいですよね~~。
ありがたや、ありがたや。

さて、ついにやってきましたよ!
「泡ギョーザ」!!どんなもんなんじゃろ・・・

はしご酒福島こんがりと焼き上がったギョーザギョーザギョーザ……泡……
泡!!!!!

はしご酒福島おぉっ!!これがウワサの「泡」か!
カフェラテの上に乗ってるようなコレが!!
泡だ、確かに、泡だ。

イケメンのお兄さん曰く、この泡と手前の粉状のラー油をつけてお召し上がりくださいと。
なに?粉状のラー油ですと!?これも初めてですわ。

とはいえ、ラー油もあれですが、やっぱり気になるのは泡でございます。
どんな味なんだと、餃子を頂く前に味見を…。

あ!醤油とお酢だ!

そうなんです!餃子に欠かせない、醤油とお酢が泡状になってるんですね。
これはもちろん、こうして食べなきゃダメでしょ。

はしご酒福島餃子の上に泡を乗せて、粉をまぶす。

まさか、こんな餃子の食べ方をする日が来るとは思わなかった……。

それでは、いただきます!!

うわーーーっ!これは新しい!!!

餃子は表面カリッと、中の餡は見た目以上に肉感アリ。うんまい。
そんでもって泡と粉ですよ。
まぁ~餃子本来の味を邪魔しない。けれども、ふんわりと引き立てる!
「大丈夫よぉ」と、おっとりしてるけど頼りになる、そんな女性を思わせます。
明らかな主張はしないけれど、きちんと陰で支えますみたいな。
いや、泡の主張と注目度は高いですけど。

これ、味はもちろん素晴らしい以上の何物でもないのですが、
他にも泡状であるメリットが。

よくあるじゃないですが。
餃子のタレを思ったよりつけ過ぎる。
んでもって、うっかりタレが洋服にこぼれる。
そういうときに限って白い服着てる。
酔っ払ってると、拭くのもそこそこに「もういいや!」ってあきらめる。
後日洗濯しようとして、茶じみを見て、「ん?なにこれ…あ!タレ!」って思い出して、
慌ててピンポイント手洗いを試みるも、全然落ちない。
あぁ、なぜ、餃子にタレをつけ過ぎたのかしら、私のバカ。

っていうこと。

それがないんですよ!

泡を自分好みの分だけつけられるので、つけ過ぎた!っていう失敗がありません。
そして、この泡めちゃくちゃしっかりしてるんで、うっかり箸の間からポロリして洋服にドロップってことがありません!
洗顔料さえも上手く泡立てられない私からすると、魔法でございます。

天才だわ!これ考えた人。
これで、餃子のタレが白い服について泣き寝入り事件を防止できますわよ。

素晴らしや素晴らしやと、腹いっぱいだったのも忘れて、餃子をパクパク。なんならご飯と一緒に食べたいわとか思ってる間に、ほどなく完食。
あーーー旨かった。

6.コスパ抜群!おすすめ人気コースもあるよ

はしご酒福島ちなみに、お得なコースもあります!「2名以上で3杯以上飲むならコースが絶対お得です」とのこと。
いろんな餃子がどっさり食べられるわ、100分飲み放題も付くわでこりゃたまりませんな。
団体利用なら絶対コレ!
誰か一緒に行ってくれる人を探さねば。その前にまた大阪に来れるよう、出張を入れてもらわなければ。

はしご酒福島東京から来ましたなどなどお話ししてたら、イケメンさんがくれました。
可愛いロゴだな。餃子ってかわいいな。
入り口ののれんもこれなので、目印にどうぞ!

店名:泡ギョーザ ファンホリック(FUNHOLiC)
住所:大阪市福島区福島7-5-20
TEL:06-6131-8548
営業時間:月〜土15:00〜24:00
定休日:日曜
アクセス:JR福島駅から徒歩約1分

 

結構深夜までやっとります!お仕事終わりで泡ギョーザとビール。最高。

お店を出て、いや~いい餃子に出会ったなぁ~とふわふわ歩きます。
餃子はそれだけでも発明だ。けれども泡ギョーザもさらなる発明だ。
文明開化万歳!

さて、実は、大阪在住のいとこから、お蕎麦が美味しいお店があるよ、と情報を仕入れておりまして。行ってみたのですが、満席。

どうしたものか……
とりあえず、時間をおいて蕎麦チャレンジすべく、一軒挟もうと商店街をふらふらふらみんご。
検索サイトで調べてみたら、高架下がアツいらしいと。あと、浜田省吾さんのファンが集うという串カツ屋さんがあるらしいと。どうしよう、気になる。
とはいえ、立つと疲れを感じるゆえ「個室」+あっさりとしたものをと「地魚」(海鮮あんなに食べたのに魚にまだ未練あるのか?)って調べ方をしたくなる。

でも、今日は行き当たりばったりがいいよね~と。
そんな私の目に飛び込んできたのは……

はしご酒福島わおっアメリカンスタイル!
英語はほとんどご存知ないけれど、全然私はOKよ!Year!

次回、
「若女将に熱燗、おじさまも。+α」

お酒好きのみなさま、よろしければまたお付き合いください!!

※他にも楽しい「大阪はしご酒」はこちら

京橋編
①女1人で朝から呑めって?京橋1人飲み歩き

天満編
②何時まで呑む気だ!?天満1人飲み歩き~前編~
③何時まで呑む気だ!?天満1人飲み歩き~後編~
④裏天満ちょうちん通り周辺のおすすめ裏イタリアン!
⑤話題のグルメ街!裏天満ちょうちん通りで塩呑みだ!
⑥裏天満帰りに寄れる穴場!おすすめバールでカフェ〆

天王寺編
⑦安い美味しい天王寺!平成最後の1人昼飲みのススメ
⑧天王寺おすすめ昼飲み一人酒!隠れ海鮮三昧できるゾ
⑨天王寺ルシアスで昼飲み女子!旨すぎ海鮮バラード

福島編
⑩おすすめ美味!泡ギョーザ?福島おすすめ居酒屋バー
⑪福島の居酒屋で一人酔い女将和食&辛い麺に泣いた夜

酒好き記者は猫も大好きです!
道頓堀の猫カフェ【ぐるぐる堂】でモフモフ天国!

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ライター紹介

Haruna.U
Haruna.U
東京付近の千葉に在住。 猫と酒のために日々仕事をしているアラフォーライター。 酒があればどこへでも行きます。
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