【大阪はしご酒】女1人で朝から呑めって?京橋1人飲み歩き
大阪はプライベートで何回か来ていますが、今回は初めての出張!
金曜は打合せ、土曜は…「自由!!!」
打合せ先でゲットした情報は…「大阪ビジネスパークがある京橋なら朝から呑める」「たぶん天満も呑めるはず」
関東在住、最近の楽しみといえば、ふらりと一人で飲みに行くこと。
さみしくなんてありません。酒があれば、いつでも愉快です。
というわけで始まりました!行き当たりばったりの「大阪はしご酒」
今回は、「京橋はしご酒編」です!
今後出張がなかったら、早々に終わるかもしれませんが、少々お付き合いくださいませ。
目次
早速の誤算!!ホテルの朝食が美味しすぎて。
前日の夜は、こちらに連れて行っていただきまして、てっぺん超えの宴会でわいわいと…
※このお店の全貌は後日ご紹介予定です
その後、今回の宿泊先「ヴィアイン梅田」へ。
関東にもあるビジネスホテルなのですが、無料の朝食が「すばらしく良い!」
ビュッフェ方式なのですが、ありがちな「パン、ご飯、味噌汁、おかず数種」っていうレベルではありません!
ホテルで焼いているというこだわりのパンは種類豊富で、冷めてもきちんと美味しいし、
お米はお米で炊き具合も◎。おかずも洋食・和食それぞれに合うものが用意されています。
うどんまであったので、洋食・和食・うどんと「朝食で3食分」みたいな食べ方をしてしまいました…。
(可能な限り全種の料理を食べなければ、という謎の使命感のもと夢中でパクついた結果、写真を一枚も撮っていません)
しかも朝食会場は12F!大きな窓のある開放的な空間で、大阪の街並みを眺めながら朝食が楽しめます。
ヴィアイン梅田は大阪駅からのアクセスも良好!
出張に観光にとお役立ちすること間違いありません。
Wi-Fiが使えることと、寝心地の良いワッフル生地の寝間着がまたポイント高しです。
住所:大阪市北区小松原町1-20
TEL:06-6314-5489
定休日:水曜定休、祝日の場合翌日
アクセス:
JR大阪駅・御堂筋口南口より徒歩約5分、
大阪メトロ堂筋線・梅田駅南口より徒歩約5分
朝食後、バタバタと準備をしてチェックアウト。
駅に向かって歩きながら、思いました。
「お腹いっぱい。朝から呑めって?いや、無理。」
というわけで先に謝らせてください。
朝から呑めるって聞いたのに、
「朝から呑んでません!!」
満腹のまま、力尽きる…このまま終わるのか!?
朝食を食べ過ぎた私に襲い掛かったのが眠気と疲れでした。
なんとか大阪駅にたどり着き、なんとか電車に乗り、なんとか辿り着いた「京橋駅」。
駅を出るとすぐに、おじさま方が立ち呑むお店が!
時刻はまだ11時前。本当なら私もこの中に混じるはずだったのに…。
満腹だし、眠気がすごくて、とてもではないけれど立って呑む気力はありませんでした。
後ろ髪を引かれながらもその場所を後にし、「京橋中央商店街」と書かれたモールへ。
「とりあえず座りたい」の思いのもと歩きましたが、ちょうどいい場所もなく…。
と、気づいたのが「整骨院」の多さ。
また整骨院、ここも整骨院と歩いていたら、「酸素カプセル」の文字が飛び込んで来たのです。
「おぉ!これだ!寝れる!」というわけで、思わぬ形で前から気になっていた酸素カプセルを体験することになりました!
時間は60分。酸素カプセルはまさしく、「人が入るカプセル」でした。
中は小さな扇風機もついていて思いのほか快適。
カプセルから発生する細かい酸素の粒子が体の隅々までいきわたるようにするためには、気圧を高くする必要があるようで…
初めは飛行機に乗ったときのように耳がキーンとしました。
お店の方からいただいた飴を舐めつつ、唾をのみ込んでいるうちに、爆睡。
そして、出た後は・・・
「ビール呑めるぞ!!」
はい、すっかり回復しました。みなさまにも「京橋中央商店街」で酸素カプセルに入ってから、呑みに繰り出すことをおすすめします。
京橋中央商店街
JR・京阪・京橋駅から北へ約300m
①立呑み まつい 駅チカですぐセンベロ!串揚げだ!
朝から呑むはずだったのに、すっかりお昼どきとなってしまいましたが、気温も上がってきて、「これはビールを流し込むしかない!」という意気込みしかありません。もはや、料理ジャンルは問いません。
そんなに遠くなかったはずの京橋駅にたどり着かないという、方向音痴っぷりを発揮して歩いた分、なおさら乾いた喉がビールを欲します。
やがて、やっと戻ってきました!京橋駅!
そして、はじめに降り立ったときに見かけた素敵な立ち呑み屋さんへ。私、やっと酒が呑める!!
JR京橋駅北出口徒歩すぐ!モニター付きの近代的な建物…と思いきや、下には昭和の風情漂うお店が…
記念すべき1軒目は、黄色い看板、「立呑み」の文字に心惹かれる「まつや」さん。
「飲み」じゃなくて、「呑み」と書いているお店は私の中で間違いありません。
入り口から中をのぞくと、コの字型のカウンターで、10人くらいの方々が思い思いに呑んでいました。
お客様、お店の方も含めて女子会なんてもってのほかの「オール男性」です!
まだ酔っ払っていないので、さすがの私も少々たじろぎましたが、
大丈夫です!私、酸素カプセル入ってきたので!
よし!と、キャリーバックを引きずりながら入店です。
ちょうどぽっかり空いてる場所があったので、立ち位置を決め、いざ、本日の一杯目へ。
心に決めていた「生ビール!」を、笑顔のステキなお兄さんに注文します。写真が下手なのはご容赦ください…。
けれども、わかりますよね?この美しい黄金×白の配分!
早速、いただきます。
あーーーうめぇ……沁みました。
なんですかね、座って呑むより立って呑むビールの方が、英気を養えるような気がするんですよ。ざっくばらんな感じで、東京にありがちな個室店居酒屋では、これは味わえません。
開け放された入り口からは駅が見えます。
ほんとの終電ギリギリまで呑める好立地です。ステキすぎる。私の歓送迎会が開かれることがあるなら、こんな立ち呑み屋がいいです。(いや、今の会社辞める予定はないですよ?)
「箸ではなく、手で食べてね」とのキャベツをシャクシャクやりながら、
さて何を注文しようか、と思いつつ気になったのは…カウンターの上にズラリと並ぶ串揚げは一体?
不思議な顔で眺めていると、「好きなのを食べてください、あっため直しもするんで」と、お店のおじさまが教えてくれました。
なるほど!揚がるのを待てないほど串揚げを欲しているときは、このシステムありがた過ぎますね。
さて、串揚げの前にまずは「どて焼」を注文!これですよ、これ!
前に大阪に来たときに食べて、「おわっ!なんだこの味が濃くて酒に合う食べ物は!」と衝撃を受けたものです。
さて、早速一口……味噌の濃ゆい味わいとみりんの甘みがとろりと口の中に広がって、
牛すじは噛むとほろりとほどけます。
ねぎ、あまり好きではないのですが、この場合のねぎはあってしかるべきです。
ねぎのしゃきしゃきとした食感とみずみずしさが、最後まで美味しく味わうための絶妙なアクセントになるんです。
あまりのうまさに、たぶんニヤけてたと思います、私。さて、いよいよ串揚げを…
奥の黒く輝く液体こそ、串揚げといえばの「二度づけ禁止」のソースです。
右は“きす”です。そして、左は……なんと、なにを食べたのか思い出せません!
「ビール美味しい!どて焼うまい!」の高揚感の中、一発目の串揚げを食べて、「わー、ほくほく、何本でもいける!」と思ったことだけは覚えています。すみません…。
さて、きすです。
ソースにトポンと浸していただきます!
「ザクッ」という衣の食感と、ふわりとしたきすのハーモニー…。
そして、ソース。何度でもつけたくなる気持ちがわかります。「二度づけ禁止」と書いておかなければ、うっかりつけてしまうでしょう。これは。
残念ですが、早くも串揚げラスト1本!はしご酒なので、ビールも一杯で打ち止めです。
そのとき、お店の人が「牛カツ」と呼びかけると、カウンターのあちこちで手が挙がりました。私ももちろん挙手です。
絶対美味しいに決まっています。
左がソースをつける前、右がソースをつけた後です。
ソースをつけると、見た目にも美味しさがアップしますね!
早速あつあつをいただきます!うま~~っ!
もう、衣とソースだけでも、ビールが何杯でもいけそうなのですが、牛です!
牛食べてるぞ!という噛み応えと、旨み…。
ラストにふさわしい1本でした。
後々知ったのですが、お店の名物が「若鳥」だということを知りまして。
実際、若鳥が揚がったとき、どんなのだろ?と様子を伺った私以外全員がたぶん手を挙げたレベルの人気でした。
頼もうかと思ったのですが、まだいろいろ食べなければいけないし、と断念したんです。
今となっては、食べておけばよかったと…。あと、おでんも名物ですし、日本酒もあったみたいですし。また、行かなければ。
というわけで、お勘定は…
生ビール 420円
どて焼 280円
きす 100円
牛カツ 150円
もう1本串揚げ 150円
合計 1,100円
1,000円ちょっとでこれだけいけるなんて…家の近くに欲しいです。
みんなでわいわい飲み放題付きの宴会コースとかも好きですが、ひとりでしっぽりも好物なんです。
住所:大阪市都島区東野田町3-5-1
TEL:06-6353-3106
営業時間:8:00~23:00 ※日・祝は22:30まで
定休日:なし
アクセス:JR京橋駅北改札口右すぐ
さてさて、立呑みに今すぐ行きたくなった方がきっといる!と信じて…
京橋はしご酒は、次のお店へ…
次のお店は…あらゆる意味でインパクト大ですぞ!
②とよ 毎日がパーティー!行列のできる屋台立呑み屋
さて、次はどこへ行こう…と迷っていたときに、隣に1人の男性がご来店。
直観で「話しやすそう!」と思った私は、瓶ビールを呑み始めた男性に「すみません、この辺でおすすめのお店はありますか?」と聞いてみたところ…。
真剣な顔で考えた末、「ちょっとわかりづらい場所なんで、案内します!」とのお言葉。
なんてステキなんでしょう!大阪の男性、親切です!
まだ呑んでる途中なのに、案内してくれることになりました。
東京から出張で来まして、今日は立ち呑み屋をまわろうと思っています、などと話しながら歩いていると、「ここも立ち呑みやいっぱいありますよ」という通りに。
これは後で来なければと思いつつ、そこも通り抜けて曲がります。
これは一人じゃたどり着けませんでした…。
そして、「ここです!」と案内されたところは…※たまに車も通る道路の横です
おぉお!?なんらかのパーティー会場に連れてこられたのかしら?
屋内のこじんまりとした立呑み屋を想像していた私は、呆然。
「好きでぼくもよく来るんですよ」と連れて来てくれた男性。
店員さんに声をかけてくださった結果、あちらへお並びくださいとのこと。
一軒目のまついさんに戻る親切な男性(本当にありがとうございました!)を見送り、若干心細くなりながら並びます。14時過ぎたランチタイムも終わるくらいの真昼間に、呑んべえが行列をなしています。(私も含め)
並んでいる人、女性も結構いますが、みんな二人組以上…。くじけません。
待つこと30分ほど…行列の先頭まで来ました。
のんびりとした雰囲気の路地裏にあって、お店からあふれ出る活気がすごい!
そして、ついに入店です!この右側に先ほどの屋台がつながっています。全体的に面白い造りのお店です!
さて、私が通された席は……
キャリーバックの置いてある場所。はい!ここです!!
きっと、このお店では「カップルシート」なんですよね…。
すみません、ひとりで占領しちゃって……。
飲み物はセルフサービス。
お祭りの屋台などでよく見る、氷のたくさん入ったBOXから持ってきます。
私はハイボールを選びました。本日の2杯目です!
メニューは席にはなくて、店内のあちこちにこんな感じで貼ってあります。さて、なにをいただきましょうか。
このお店に案内してくださった男性が、おすすめメニューは「まぐろホホ肉のあぶり」と言っていたので、こちらを「半分」で。(はしご酒なので、余力を残しておかなければ)
あとは、「トロ鉄火」を頼みました!ここはもう贅沢しちゃいましょう。
ウニ・いくらも気になったのですが、我慢です。(絶対次回は食べたいです…)
今改めてメニューを見ると、コースもあるし「うなぎの蒲焼き」もあったんですね…食べたかった。メニュー見切れてますけど、ワインもあるんですよ。
次来たときは、魚料理・海鮮料理をたらふく食べて、たくさん飲んで気持ちよく酔います!
そんな宣言を心の中でひとりしながら、ちびちびとハイボールをやっていたら、やってきました「トロ鉄火!」はみ出してます!トロが!思う存分に!!
これほど野性的なトロ鉄火を見たことがありません。
早速いただいてみると…
「上品で高嶺の花だと思われていた人が、ざっくばらんな人たちに囲まれた結果、めちゃくちゃ親近感がわいて、より好きになった」という感じです!
簡単にいうと、「高級店の寿司のものとしか思えないトロが、こんなに気軽に食べれて幸せ!」ということです。
しかも、結構なボリュームなのに600円!ありがたや……
あっという間にペロリです。
そして、来ました2品目「まぐろホホ肉のあぶり」!まぐろがゴロンゴロン!焼き目の付き方が完璧すぎる!!
では、いただいちゃいまーす!!
おお!噛み応えが肉です。味わいもまぐろという感じではありません。
さっぱりヘルシーなお肉を、ポン酢でいただいている気分。中は半生なのが、また旨みと食感の良さを倍増させる要素ですね。
山盛りのネギを初めは見ないようにしていたのですが(ネギ苦手)、あまりにも「一緒に食べなさい」と誘ってくるので、まぐろと一緒に食べてみると…ネギ臭さも感じず、ただただ食感がいい!全然ネギだけでもつまみになります。
夢中で食べていると、わーっ!と歓声が……なんだろ、サプライズかな?と思いつつ、歓声が聞こえた方向に耳を向けてみると…お客さんが携帯を炎の上がっている厨房に向けている…
ん?と思って、その先が見える位置にいくと・・・
ビビりました!社長(そう呼ばれてました。なかなかの御年を召したおじさま)が炎の中に手を入れてあぶってるんですよ!ホホ肉を!!
まさか、こんな風にこのホホ肉が作られているとは…。
よりありがたく、ホホ肉を頬張った次第です。
さて、ひとり呑みは好きですが、私、誰かと呑むのも好きなんですよ。
けれども、席的に話しかけるのが難しい位置……。
あちこちのテーブルから聞こえる楽しげな声が羨ましくなってきました。
そんなとき、常連と思われるお客さん同士で話していた男性のひとりが「おすそわけです」と…サシがすさまじいコレをくださいました!!
ひゃ~~!ありがとうございます。
トロ、トロの握りです!
一口でパクリといくと、脂がジュワーです!とろけましたよ、そりゃぁもう。
まだ、呑みたいし食べたいのですが、私の今日の目的は「はしご酒」なのです。
名残惜しいですが…ごちそうさまでした!
さて、お勘定は…
トロ鉄火 600円(税抜)
まぐろホホ肉のあぶり(半分)450円(税抜)
ハイボール 380円(税抜)
合計 1,540円(税込)
高級食材がこんな値段でがっつり食べられるなんて…奇跡です!
住所:大阪市都島区東野田町3-2-26
TEL:06-6882-5768
営業時間:
[火・水・金]15:30~21:00
[土]14:30~20:00
定休日:月曜、木曜、日曜、祝祭日
アクセス:JR京橋駅から徒歩約7分
誤算その2!人気すぎて、待てども待てども入れない
行き当たりばったりのはしご酒。実は「居酒屋とよ」さんでも、常連のお客さん、スタッフの方、そして、店主さんにおすすめの店を聞いていました!
すぐ裏の通りにあるとのことで、さっそく行ってみると…
あれ?この通り、「とよ」さんに連れて行ってくれた男性が、ここも立呑みやいっぱいあるんですよ、と言っていたところだと気づきました。さっそく発見!「まるしん」さん!初回来店だと湯豆腐をサービスしてくれるとのこと。
ワクワクしながらお店をのぞいたら…満杯でした…
カウンターがどの角度から覗いてもいっぱい、ひとりでも入るスキのないほどいっぱい…
立呑みだし、しばらくしたら空くかも…との期待を込めて、通りをフラリ。本当に立呑みやさんばかりです。
空いているお店もあったのですが、いや、せっかくだから聞いたお店に行きたい!と、
何度も前を通り、駅前の商店街もぶらりして、またお店の前に戻って…を繰り返したのですが…
空かない!!!!
夜が近づくともっと混むのでは?と、かといって、お店の前でずっと待ってるのも…
ということで、思い切って京橋を後にすることに。
京橋、次来ることがあったら空席情報を確認しつつ朝から呑むぞ…
京橋には美味しい近江牛が味わえる店もあるみたいですし…冬なら鍋もいいですわね……
次回、まさかの終電との戦い!怒涛の「天満編」へ続く!!
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